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027:三つの心臓


鳴りやまぬ拍手と歓声の中、ノノクは全魔族の頂点に立った。

ココは己の無力を悟り、甘んじてこの現実を受け入れようとした…その時だった。

処刑台のそばに設置されていた檻の中から、黒い炎が大きな渦を巻いて噴出!

「やめろおおおおーーーーー!!」オオムガの絶叫!「自爆!?いや違う…これは…!」

次の瞬間!炎をかき消して現れたのは、全身が黒く変色し人外の姿へと変貌したオオムガ!!

胸部には三つの心臓のような塊が不揃いに埋め込まれ、バラバラに脈を打っている。

「わしの存在を軽視しとったな…おぬしの第六感が全能ではない証拠よ…」

「中身はあのトカゲか…取るに足らぬ使い魔と思っていたが、あの姿はもしや…」

「いまここで大切な駒を減らしたくはあるまい?サシで勝負じゃ」

オオムガの肉体を支配したダダムスは大きな翼を広げ、城の上空に展開!

ノノクは人骨の戦闘機でこれを追い、二人は音速で空の彼方へと消えた…!


将兵たちがざわめく中、ようやくココは身体の自由を取り戻した。

彼女は真っ先にオオムガ一行の檻へと向かい、その中で無残に横たわる三つの遺体を発見!


リリュード、モモカ、ババロア…

彼らの胸には大きな穴…まるで心臓をえぐり取られたように…



続く

キャラ紹介:やすみ

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