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026:分かっていた
魔王城の跡地に到着したノノクは、瓦礫の山からいともあっさりと亡き魔王を発見!
「お父様…!」それから周辺の樹木を切り出し、瞬く間に見事な棺と祭壇と処刑台を作り上げた!
『出席可能な将兵たちが集まるのはたぶん5日後…早く整えすぎたかな?』
そして当日…ココは正装で将兵たちの前に登場!(おかしい…お兄様がいない…)
すると突然!城の瓦礫が一つ残らず宙を舞い、たちまち元の形へと復元!
絶句するココと将兵たちの前に、気品高く容姿端麗な青年が城内から登場!ノノクだ!
檻の中のオオムガ一行はなかば呆れた様子でその一部始終を見ていた。
「手の込んだ演出だねえ」「あれじゃお兄さんの方が主役みたい…」「…まさか!?」
オオムガが何かに気付いたそのとき!ココがノノクに跪いた!(…体が勝手に!)
「魔王の座は譲ると言ったな。だがそれだけの事だ…」ノノクは高圧的な口調でそう言い放った。
「これは旧魔王の葬儀と新魔王の即位式…そして魔王の上に君臨する”魔帝”降誕の儀である!」
この宣言に将兵たちは大いに沸き立ち、天に届くほどの大歓声!
ココは跪いた姿勢のまま些かも動けず、ただ涙…
(分かっていた…私では力不足だと…これでよかったのだ…これで…)
「やるしかないのう…」
続く
キャラ紹介:やすみ




