024:魔王の嫡子
『魔王の座ならココに譲るよ。その人間は僕が引き受けた』
魔王の嫡子ノノクは彼女たちの脳内に直接語りかけた。「………」
『決まりだね。言わなくても分かるよ…』
ノノクには強力な第六感があった。産まれて間もなく実の父親である
魔王に肉体の成長を止められ、長い長い石化状態の中で偶然目覚めた能力…
『…ポリンスの暗雲が消えた。さっそく会いに行こう』
次の瞬間、人骨の乳母車が複雑怪奇に変形!その姿はまるで戦闘機!
『飛ぶのに最適なのはこの形。なんとなく分かるんだ…』
緑色の影…不定形なエネルギー体ゴーレムのエーテルが人骨の戦闘機と融合!
自らを動力とし、目を疑うほどの速さで発進…!
兄妹の初対面は終わった。あのちっぽけな石像に誰もが圧倒されていた…
「私や今までの魔将とは格が違う。あの人間たちは終わりだ…しかし…」「ココ様…」
「お父様から聞いたことがある…あれは生きても死んでも魔族に大きな災いを呼ぶと…」
ココはかすかに震えていた。「本当にこれでいいのか…私は…」
一方その頃、オオムガ一行はふもとの町に到着…
ババロアを恐れる人々をよそに宿屋を探していると、
突如すさまじい轟音!現れたのは緑色のオーラを放つ奇妙な飛翔体!
『君がオオムガか…訊かなくても分かるよ…』
続く
ノノク
魔王の嫡男でありながら、魔族に災いをもたらすという予言のために
生まれてすぐに石に変えられ、辺境の地に封印されていた。
彼の第六感と超能力は魔法とはまた違う未知の力で、その全容は謎に包まれている。
歳:300歳弱
髪:石
肌:石
瞳:石
背:40ちょっと
特:第六感、超能力
好:オーバーテクノロジー
嫌:子供扱い




