63話:初男の就職活動1
日本に戻ってきた、初男を祖母の北川米子がじぶんの部屋の呼んだ。そして初男の父の出生の秘密をゆっくりと話した。米子が、昔、東北では食べていけないとわかり橫浜に出て来た。そして、大きな商店で働いたとき20歳以上年上の店の主人が、ある夜、布団の中に入ってきて襲われた。
それが、数回続き、ある日、子供を身ごもった。それが、お父さんだったと静かに告げた。給料1年分の手切れ金と子供の養育費として月3万円を要求し、店をやめて、市営住宅の小さな家を借りて、乳飲み子を育てた。その後、その男は、仕事が成功し、政治家と癒着した。
それで、湿地だった新横浜に新幹線の駅ができると知ると、貧乏百姓から安い金で、新横浜駅の近くの田畑を買いあさった。その情報を掴んで、再度、その男を呼び出して、100万円を出させた。その後は、自分の家の近くの小さな商店の店番をして生計を立てたと話した。
それを聞いて、初男は、話を聞き始めた頃、あっけにとられていたが、話がわかってくると、唇をかみしめ、目に涙をため、声を出さずに、涙を流した。そして、話を全部聞いて、俺、一生懸命勉強して、金稼いで、おばあちゃんを世界旅行に連れてってやると宣言した。
それを聞いて、おばあちゃんも初男を抱きしめて、本当に良い子に育ってくれたねと言い、頭を何回もなでてくれた。最後に、この話は、他の人にしゃべっちゃ駄目。2人岳の秘密にしておいてねと言うので、わかったと、うなづいた。
その後、就職口をどこにするか考えて、企業のパンフレットを集めていた。すると、インターネットバンクで、一躍、有名になったソニーバンクとセブンイレブンにあるセブン銀行やSBI銀行、楽天銀行、イオン銀行などインターネット銀行に注目した。その他、インターネット証券会社のSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券などにも興味を持った。
その頃、妹の佐織も、大学受験のラストスパートをしていた。やがて2012年が終わり、2013年、佐織の大学受験の年となった。佐織は、1月に橫浜国立大学、経済学部の受験書を手に入れ、2月に受験した。そして合格を勝ち取った。合格発表には両親がついていったが、母が、最初に佐織の受験番号を発見して、受かったよと言うと、母に抱き付き、泣いた。そして4月から兄と一緒に大学へ出かけて行った。
来年の春休み、夏休み、企業訪問をして見ることにした。その後、再度、インターネット銀行とインターネット証券会社についての情報をインターネットで調査したところ、証券会社の取り扱う商品が多岐にわたることと、もし投資で損失を出した場合のことを考えると、インターネット銀行の方が安心だと思うようになった。
2012年も秋から冬へ移り、12月となり、クリスマスパーティーで、インターネット銀行に興味を持って、そこに入社したいと、両親に伝えると、自分の思うとおり、挑戦してみたら良いと言われ。自分の決心が固まった。そして、2013年を迎え、初詣でに行ったとき、自分の希望する企業への内定が取れますようにと願った。
やがて暖かくなり2013年4月、3年生になり、企業訪問の予定をたてた。最初にセブン銀行を訪問の予約を取り出かけた。セブン銀行本社に行くと、セブン銀行で、我が社の主な収益源は、セブン&アイのグループ各店舗に設置した現金自動預け払い機「ATM」により、提携先金融機関や利用者から得られる利用手数料である。
また、セブン&アイ・ホールディング.を始めとする事業者と個人から受け入れた自社預金は、国債・政府保証債など信用リスクの低い商品に限定して運用する。我が社は、ATMによる決済「現金出納サービス」専業銀行という新しいビジネスモデルといえると説明を受けた。2001年の設立。その後急速に事業は成長し、ATM設置数、預金残高、預金残高口座数ともに毎年増加させている。




