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谷戸物語  作者: 播磨王65
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62話:留学、最終日のパーティー

 留学生達が、1人ずつ、留学の印象と成果、今後の自分の生き方、旅行を通じてカナダについて感じた事を話、終了後、パーティーをして、4週間の留学が終了する。男性の留学生の話は、自分の話と、それ程、変わることがなく、参考にならなかった。むしろ3人の女性の話が面白かった。1人は、ルーマニアから来た娘で、最初のカナダの印象は、飛行機から見ても、大きな所で、感動しました。


 実際にトロントに来て、多くの人種が、住んでいる大都市で、活気があり、華やかさを感じた。また、食べる物が美味しく、特に、シーフードが最高だったと述べた。休日に3人で行ったプリンスエドワード島と、お隣の島の景色には感動させれれた。そして、自然、花もきれいだが、船に使ったペンキを使って、家を塗ったと言う海辺の町の海に映った、きれいな家々の姿がとても感動的だったと話した。


 私もカナダに来て、海辺の格好いい、若い漁師さんと仲良くなって、あのようなきれいな海辺の町で暮らして、美味しい海の幸を食べられる人生を描きましたと恥ずかしそうに語った。そうしたら、カナダの国籍に変えて、ここに永住して、きれいな自然で、我が子を産み、育てたいものですと言うと、留学生仲間から、割れんばかりの拍手が送られた。


 その話が終わると先生が、私も、そうなって欲しいと言って、彼女をハグすると、彼女の目から、涙がこぼれていた。何て、素敵な「さよなら・パーティー」だろうと、初男も感動し、目が潤んだ。その後、皆さん19歳以上ですよねと、確認すると、イエスと答えたので、先生が、それでは、皆さんの、これからの活躍と期待して、乾杯したいと思いますと言い、シャンパンやビールで、乾杯した。


 そうして、トロントでの4週間のカナダ留学が終了した。その後、留学仲間と、別れを惜しんで、メールアドレスなどを交換した。しばらくして、学校を後にして、ホストファミリーの家に帰り、お別れの挨拶した。その後、床についた。翌朝、7時に起きて、朝食をとり、ホストファミリーの両親とハグして別れた。タクシーで8時過ぎにトロント空港に到着し、東京口へ行き搭乗手続きをとった。


 その後、近くカフェで待ち、搭乗開始となったので乗り込んで、飛び立った。その後、70分でモントリオール空港に到着し、1時間強の待ち時間をとった。その後13:45発の成田行きの飛行機に乗り換えた。それから13時間の長いフライトとなり、映画を見たり、うつらうつらして過ごし、食事の時間になると起きて、食べ、疲れて寝てしまった。その後、しばらくして、あと1時間で成田到着とアナウンスが入った。


 飛行機の窓から外を見ていると、陸地が見え、日本に帰ってきたのだという実感がこみ上げてきた。それと同時に、これで、しばらく、長期の海外旅行ができなくなるのだと言う、むなしさも去来した。そんな事を考えていると、着陸態勢に入り、無事、成田空港に到着して、タラップを降りた。


8月31日、16時前になっていた。成田空港からは、新横浜行きの高速バスで新横浜プリンスホテルにつくと、両親が車で迎えに来ていた。家に帰って、家族へのお土産を渡し、夕食後、ノートパソコンに、撮ってきた、カナダとアメリカの多くの写真を店ながら、カナダでの話をした。

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