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谷戸物語  作者: 播磨王65
17/88

17話:母と北川家の5人でおでかけ

 最初、初男は、母と別れるのが辛くて、泣きべそをかいていたが、5月の連休を過ぎる頃には、学校で友達もできて、楽しそうに登校して行った。妹の佐織も同じ頃に、近所の幼稚園に通い始めた。そして、母も、来る必要なくなり、月に数回、顔を出す位になった。その後、7月30日に、橫浜上空に寒気が流入したため昼過ぎから雷雲が発達した。


 横浜における最大1時間降水量 92ミリ、最大10分間降水量 34ミリと言う土砂降りになった。そして、橫浜市内で、床上・床下浸水など建物被害及び道路被害が多数発生した。それがおさまると、暑い夏となり、8月27日から31日の間、関東地方北部に前線が停滞し、大雨となった。5日間の雨量は、箱根652ミリ、81時間雨量が78ミリという豪雨となり、神奈川県西部、北部山間部で道路被害が多数し土砂崩れも発生した。


 9月15,16日には、県北西部を通過した台風第5号によって県内は大雨となった。横浜における最低海面気圧 968ヘクトパスカル、最大瞬間風速 28メートル。15,16日の2日間の降水量が箱根 378ミリ、相模湖259ミリとなり、山間部での道路被害と土砂崩れがが多数発生した。北川家のある橫浜市営団地でも平屋の家は、雨漏りしたりしたが、マンションでは特に被害はなかった。


 その後、10月になると、日曜日に、野毛山動物園に、北川夫妻と初男、佐織と、おばあちゃんの北川米子さんの5人で、おにぎりを作って出かけた。子供達は、ゾウを見たり、猿を見たりして、歓声をあげていた。帰りに、野毛によって、喫茶店でケーキやプリン、珈琲、紅茶、ジュースを飲んだ。最初、子供達が、緊張していて、おすまししていたが、慣れてくるとケーキ、プリンを美味しそうに食べていた。


そして、今年も、北川天一の家で、12月24日、クリスマスパーティーをして、ケーキと、子供達のリクエストで、メンチ、ハムフライ、鶏の唐揚げを買ってきて、大人達はビールで、子供達はジュースで乾杯した。この時、米子さんが、初男に大きくなったら、何になりたいと聞くと、コンピュータープログラマーと言い、佐織にも聞くと、きれいなお嫁さんと言うと大笑いした。


 やがて、1999年があけた。この年は、冬は、それ程、寒くなくて、快適だった。3月下旬には早咲きの桜が咲き、4月には満開となり、黄金町近くの大岡川に、天一の母も入れて5人で花見に出かけたが、大勢の見物客がいて、花を眺めたらさっさと帰って来て、横浜の駅ビルで、夕飯を食べた。北川天一と初男は、ビーフ・ステーキを食べて、母と奥さんがビーフカレー、娘の佐織は、スパゲッティを食べた。


 初男が、窓側の席にすわり、下を見て、高いと言い、遠くの方を見ると、海の向こうに大きな船が見えて、あれは何と聞くので、天一が、海外から小麦粉や食料品などを大型タンカーで運んでくるのだと説明すると、それにしてもでっかい船だと驚いていた。向かいの窓側の席に座った佐織が、おうちが小さく見えるねと言い、なんで小さく見えると聞くので、天一が遠くにあるからと説明したが、わからないと答えた。

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