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♥ エロフと出会う 7


トッポ:ハイエルフ

「 その心配はないよ。

  大森林に生息していたガイゴズゴブリンは夜の内に妖精に全滅させたからね。

  根絶やしにさせたから、生き残りはないよ。

  だから、仮に≪ ケールナの里 ≫がガイゴズゴブリンに占領されていたとしても今頃はガイゴズゴブリンの脅威から解放されているよ 」


アルト・ルキンツ

「 ……、……、……へ…へぇ…そうなんだ……。

  それは…安心だね… 」


トッポ:ハイエルフ

「 そうでしょ?

  旅の邪魔をされても困るからね、張り切って大掃除しちゃった♥ 」


 コッワ……。


 ガイゴズゴブリンが強くて手強い怪物モンスターなのか知らないけど、夜の内に全滅させたって──。


 妖精は一体どうやってガイゴズゴブリンをほふるんだ??


 大森林って滅茶滅茶広大なんだよな?


 そんな大森林に生息してるガイゴズゴブリンを根絶やしに……恐ろしい…。


 恐ろし過ぎるだろ、指示する妖精王と手をくだす妖精達の存在が恐ろしいわっ!!


 そのまま魔王と超魔王もほふってくれよぉ!!


 頼むよ、マジで!!


エルフ:ポリシャ

「 あっ…がとう御座いますっ!!

  がとう御座います……トッポ様…(////)」


 エロフが泣いた。


 エロフって泣いてもエロいんだな…。


 かムラムラもしなければ、●●●●も正常なのはなんでだ??


 風呂で確かめてるけど、オレにも付いてるし、死んではないと思うけど…。


 、エロフを見てもなんの反応もしないんだ?!


 いやだわ、この身体からだなん??


 アルト・ルキンツ──名前の所為なのか??


 この無駄に好青年な人格の所為なのか??


 好青年の身体からだは──否、下半身は賢者様なのか?!


トッポ:ハイエルフ

「 別にきみの為にしたわけじゃないよ。

  涙でアルトの気を惹く気でいるなら許さないよ 」


 トッポ…なんて思い遣りの欠片もない酷い事をズケズケと言える奴なんだ。


 話を変えよう…。


アルト・ルキンツ

「 大森林の中にはガイゴズゴブリン以外のゴブリンも生息してたりするのかな?

  やっぱりゴブリンだから、ガイゴズゴブリンみたいに悪いゴブリンが多いのかな? 」


精霊王:ホワギナロ

「 ……ガイゴズゴブリンが異質なだけで…ほかのゴブリンは危険はないな… 」


アルト・ルキンツ

「 えっ…そうなの? 」


精霊王:ホワギナロ

「 ……人間の中に善人と悪人がるようにゴブリンも善種と悪種に分かれている…。

  ……ゴブリンだからと言って全てのゴブリンを悪種だと思わない事だ… 」


アルト・ルキンツ

「 分かったよ… 」


トッポ:ハイエルフ

「 人間は基本的に怪物モンスターがるし、勝手に敵視して退治して回るけど、友好的で安全なゴブリンもるんだよ。

  途中で立ち寄ってみるのもいかもね 」


アルト・ルキンツ

「 ……、……、……そう… 」


トッポ:ハイエルフ

「 大丈夫だよ。

  気のいゴブリンだし、争いを好まない平和的なゴブリンが集まって出来た里だから。

  彼と接すればゴブリンへの見方も変わるよ 」


アルト・ルキンツ

「 そうなんだ? 」


精霊王:ホワギナロ

「 ……そろそろ出発してはどうだ… 」


トッポ:ハイエルフ

「 そうだね。

  アルト、準備して 」


アルト・ルキンツ

「 分かったよ 」


 オレは丸太の椅子から腰を浮かせて立ち上がると、四次元バッグ,剣,マントを装備した。


 ──装備、しだな!


アルト・ルキンツ

「 ──トッポ、準備出来たよ 」


トッポ:ハイエルフ

「 ──ほら、このブーツを履いて。

  ポリシャ、きみなにか武器を使えるの? 」


エルフ:ポリシャ

「 ……、……杖なら… 」


トッポ:ハイエルフ

「 杖?

  魔法が使えるんだ? 」


エルフ:ポリシャ

「 は…はい……。

  水魔法と土魔法…です 」


トッポ:ハイエルフ

「 そう…。

  なら──、≪ ケールナの里 ≫へ着くまで杖を貸してあげる。

  せい(ぜい)役に立つように 」


エルフ:ポリシャ

「 はい…。

  杖まで……がとう御座います… 」


 ポリシャはトッポから受け取ったブーツ,杖を装備したみたいだ。


 トッポの奴め!


 あれだれオレに自分の事を無駄にアピールしといてだ、オレが声を掛けても無視するとか、どういうつもりだよ…。


トッポ:ハイエルフ

「 ──アルト、どうしたの?

  準備は出来た? 」


アルト・ルキンツ

「 とっくに出来てるよ… 」


トッポ:ハイエルフ

「 そう?

  キャンプ地を片付けるね 」


 トッポは妖精にキャンプ地を片付けさせると、四次元バッグの中に入れる。


精霊王:ホワギナロ

「 ……出発しよう…。

  ……ブェイが最後尾を歩こう… 」


トッポ:ハイエルフ

「 ボクが先頭を歩くよ。

  アルトはボクの後ろだよ。

  ポリシャはアルトの後ろ。

  ニュイとチコは左右からアルトとポリシャを守るように 」


ニュイ

「 にゅにゅ! 」


チコ

「 ちぃー! 」


エルフ:ポリシャ

「 ……、……こんなに可愛いのに頼もしいですね… 」


アルト・ルキンツ

「 可愛いだけじゃなくて、強いよ 」


トッポ:ハイエルフ

とおり道にある≪ ケールナの里 ≫を目指して出発するよ 」


 こうして、オレ達のパーティーは一時的に魔法の使えるエロフ──ことポリシャを仲間メンバーに加えて、大森林の中で移動を始めた。

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