⭕ テムバト登録しようぜ!!
◎ サブタイトルを変更しました。
◎ 変更しました。
妖精王:トッポ ─→ トッポ:ハイエルフ
──*──*──*── 滞在3日目
≪ ランダントピアの街 ≫に到着した日を1日目として数えて、早くも3日が経った。
昨日は捨て場を見に行ったり、街中を観光しながらトッポが調合した薬剤を買い取ってくれそうは店を探して歩き回ったりした。
トッポは「 デートみたいだね♥ 」なんて気色の悪い事を言いながらウインクをして来やがったけど、「 ニュイも居るんだからデートじゃねぇだろ 」って事をオブラートに包んで然り気無く否定してやった。
トッポには「 アルトは照れ屋さんだね 」なんて言われたけど、何処からどう見たらオレが照れてるように見えるんだか……。
ホワギナロが居てくれたら、トッポも暴走しなかっただろうに……。
因みにニュイはオレのフードの中でハイエルフのオレを連れ去ろうとしている輩が居ないかを見張ってくれている。
オレの耳はエルフみたいに尖ってないから人間に転生してるのは確かなんだが、何故か登録証の種族はハイエルフになっている。
トッポの仕業なのか??
人間に転生している筈なのに種族をハイエルフと偽っていて大丈夫なのかよ?!
抑だ、耳の尖ってないエルフなんて居るのかよ?
此処は確かめておく必要があるな。
アルト・ルキンツ
「 ──トッポ、聞きたい事があるんだけど良いかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 何が聞きたいんだい? 」
アルト・ルキンツ
「 僕の耳は尖ってないけど、耳の尖っていないエルフは居るのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 普通に居るよ。
エルフだからって全てのエルフの耳が長かったり尖っているわけじゃないよ。
エルフの種族にも依るし、長さも尖り方も区々だからね 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ? 」
トッポ:ハイエルフ
「 アルトの耳が長くなくて、尖ってなくてもハイエルフで通るよ。
安心して 」
アルト・ルキンツ
「 だけど…僕の種族は人間なのにハイエルフに偽っても大丈夫なのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 大丈夫だよ。
兄のボクがハイエルフなんだから、弟のアルトもハイエルフだって、勝手に勘違いされてるよ。
気にしないでいいよ 」
アルト・ルキンツ
「 バレたりしないのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 しないよ。
アルトは四つ葉の勇者だからね、超魔王を倒す迄は成長も出来なければ、歳も取れないんだよ。
アルトは老いないからハイエルフで通るよ 」
アルト・ルキンツ
「 ははは… 」
成長が出来ないとか──、老いないとか──、聞いてねぇよ…。
まぁ…トッポと容姿が似てるから兄弟に見られてもおかしくないって事か……。
種族を人間にしとけばオレを連れ去ろうとする不届きな奴も現れたりしないんじゃないのかよ。
余計な事をしてくれたもんだ。
やっぱ…アレか?
“ お揃い ” ってのに拘ってんのか??
何はともあれ迷惑千万な妖精王だな…。
アルト・ルキンツ
「 トッポ──、エルフって種族は皆、美男美女の美麗人だったりするのかい? 」
トッポ:ハイエルフ
「 そんなわけないよ。
種族に依って違うんだよ。
体格,背丈,髪色,瞳色,耳の長さ,尖り具合,気性,住み処──とかね違っているね 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ… 」
トッポ:ハイエルフ
「 ボクに関して言えば、アルトが旅に困らないように路銀を稼ぎ易い美丈人で美麗人の容姿をしてるだけだし 」
アルト・ルキンツ
「 そうなの? 」
トッポ:ハイエルフ
「 そうそう。
人間はミーハーでチョロいからね。
ちょっと微笑んで手を振ってあげるだけで、大金を出してくれるんだよね 」
アルト・ルキンツ
「 ……そ、そうなんだ… 」
コイツ…そんな方法で路銀を増やしてたのかよ…。
トッポ:ハイエルフ
「 1番簡単なお小遣い稼ぎが出来て楽だよね。
あはは♪ 」
アルト・ルキンツ
「 ははは……そうだね… 」
コイツ…自分のしてる事に対して全然悪ぶってないな。
トッポ:ハイエルフ
「 ──アルト、スタジアムが見えて来たよ 。
テムバト登録を済ませたら、今日は観客としてバトルを見学してみよう。
挑戦の出来るバトルが色々あるみたいだよ 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ?
楽しみだな〜(////)」
そんなわけで、スタジアムを目指してへ暫く歩いたオレはトッポと共にスタジアム入りした。
──*──*──*── スタジアム
アルト・ルキンツ
「 ……、……ふわぁ〜〜……此処がスタジアムなのか…。
広いね〜〜 」
トッポ:ハイエルフ
「 テムバト登録は此方で出来るよ 」
アルト・ルキンツ
「 テムモンバトルをするからテムバトかぁ… 」
まるでモ◯ストみたいな略しか方だな、オイ。
受け付けカウンターの前に行くと、何も分からないオレの代わりにトッポがテムバト登録を進めてくれる。
トッポ:ハイエルフ
「 アルト、此処にアルトの名前,性別,年齢,職業,テイマー歴,テムモンの種族,テムモンの名前を書いて 」
アルト・ルキンツ
「 うん、分かったよ 」
トッポから手渡された羽ペンを持って書類の白紙部分を埋めていく。
え〜と…オレの名前は──アルト・セイファード・ルキンツ……っと。
性別は男──、年齢は15歳──、職業は……副業の方の “ テイマー ” って書いて……っと。
テイマー歴は約1年半──、テムモンの種族はスライム──、テムモンの名前はニュイ……っと。
アルト・ルキンツ
「 兄さん、書けたよ 」
トッポ:ハイエルフ
「 弟の登録宜しく 」
アルト・ルキンツ
「 宜しくお願いします 」
受付嬢
「 お承り致しました。
マイバイ証をお持ちでしたら提示をお願いします 」
アルト・ルキンツ
「 あっ、はい 」
オレはパスケースから出したマイバイ証をカウンターの上に置いた。
受付嬢
「 お預かり致します。
暫くお待ちください 」
言われた通り暫く待っていると、受付嬢からマイバイ証を返された。
マイバイ証の中にテムバト登録証も追加してもらえたらしい。
マイバイ証で現金をマナへ変換する機能も追加してもらえて、マナ払いも出来るようになった。
何気にマイバイ証って凄いな。
現金をマナヘ変換するには1度、現金をマイバイ証の中に現金をチャージしてからマナ変換する方法に変わったらしい。
マイバイ証でチャージ払いやマナ払いをするとポイントも付くらしくて、貯まったポイントは現金へキャッシュバックしたり、マナヘ変換する事が可能なんだとか。
銅貨1枚に1ポイントが付くらしい。
ポイントか…。




