↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/88

⭕ テイマー広場 3

◎ サブタイトルを変更しました。


◎ 変更しました。

  妖精王:トッポ ─→ トッポ:ハイエルフ

  「 ニュ~~ 」─→「 にゅ~~ 」


 パンをスープに浸したり、スープに付けたりして食べるのは、此方(こっち)の世界ではポピラーな食べ方らしい。


 態(わざ)々(わざ)パンを焼いたりしないらしいけどな。


 網の上でイイ感じに焼けたパンをトッポが深皿に入れていく。


 この焼けたパンの上に出来立て熱(あつ)々(あつ)のスープを掛けて食べるんだ。


 蒸し上がったバミの肉を置く為の木製の丸い皿をテーブルに置いたら、切り分けるのに必要なナイフも置く。


 切り分けた野菜と肉を乗せる皿と、食べるに使う食具,コップも用意した。


 ホワギナロが居(い)てくれたら、全部用意されているんだけどな。


 未(ま)だ1日も過ぎてないのに既にホワギナロが恋しい。


 トッポと妖精が手伝ってくれるから、有(あ)り難(がた)いんだけど、オレには妖精の姿が見えなければ、話も出来ない。


 此(こ)処(こ)に来(き)て初めて、不便さを感じる。


 別に見えなくても良(い)いとか、喋れなくても良(い)いとか言ったけど、前言撤回したくなって来(き)た。


 妖精の姿が見えたり、話が出来たら、直接オレから頼む事が出来たんだろうか…。






トッポ:ハイエルフ

「 アルト、バミの肉が蒸し上がったよ。

  お皿を此方(こっち)に置いてくれる? 」


アルト・ルキンツ

「 分かったよ 」


 トッポの言う通(とお)りに皿を置くと、妖精が蒸し上がったバミの肉を皿の上へと置いてくれる。


 傍(はた)から見たら、蒸し上がったバミの肉が浮いてるように見えるんだろうな。


 まさに怪奇現象(ポルターガイスト)と言うヤツだ。


 オレにも勿論そう見えているんだが、トッポが指示を出しているから妖精がしている事だと分かる。


 妖精が器用にナイフを動かしてレキャベに包まれたままのバミの肉を切ってくれている。


 切り終えたバミの肉を野菜と一緒に木製の皿へ入れて盛り付け迄してくれる。


アルト・ルキンツ

「 凄いね…。

  妖精は何(なん)でも出来るんだね 」


トッポ:ハイエルフ

「 ホワロに仕込まれたそうだよ。

  全くホワロは遠慮を知らないみたいだね… 」


アルト・ルキンツ

「 妖精の姿が見えないから、怪奇現象(ポルターガイスト)が起きてるように見えるけどね… 」


トッポ:ハイエルフ

「 妖精の姿が見えるようになりたい? 」


アルト・ルキンツ

「 見えたら良(い)いな〜〜とは思うよ。

  僕から直接、妖精に頼み事が出来たら……とも思うし 」


トッポ:ハイエルフ

「 祝福を変更た事を後悔してるの? 」


アルト・ルキンツ

「 してないよ。

  変更しなかったら僕はニュイと出会えなかったんだからね 」


ニュイ

「 にゅにゅ〜〜♥ 」


トッポ:ハイエルフ

「 言っておくけど、ニュイと出会えたのはボクが誘ったからだからね 」


アルト・ルキンツ

「 分かってるよ。

  だけど、副業がテイマーじゃなかったらトッポだって僕を誘わなかったよね? 」


トッポ:ハイエルフ

「 まぁね、テイマーじゃなければ誘う必要もないからね 」


アルト・ルキンツ

「 祝福を変更して良(よ)かったと思ってるよ 」


トッポ:ハイエルフ

「 そう…。

  ──はい、スープを注(つ)いだよ。

  召し上がれ 」


アルト・ルキンツ

「 有(あ)り難(がと)う、トッポ。

  それに妖精さんも有(あ)り難(がと)う 」


 胸の前で両手を合わせて〈 大(信)陸(仰)神(神) 〉へ合掌してから、出来上がった料理を食べる。


 香辛料が染み込んだバミの肉は柔らかくて食べ易いのに食べごたえがある。


 肉汁が染み込んだ野菜も美(う)味(ま)いし、トッポの作ってくれた野菜屑(くず)を使って作ったスープも美(う)味(ま)い!!


 カリカリに焼き目の付いたパンともスープが合う!


 スライスしたバミの肉と野菜をパンに挟んでサンドイッチにしても美(う)味(ま)い♪


 今晩の夕食は大成功だと思う。


 明日(あした)の朝食分も残しておきたいから、食べ過ぎには要注意だな。


 トッポが食後のココアを作ってくれている。


 鍋に入れたココアパウダーに牛乳を加えながら溶かして作る本格的なココアだ。


 ココアの量が多いから作り置き分も入ってるんだろう。


 野菜は食べてしまったけど、バミの肉は残っている。


 妖精がナイフを動かして器用にスライスしてくれているから、任せる事にした。


 姿の見えない妖精も後片付けを手伝ってくれているみたいだ。






 調理器具,食器,食具なんかの後片付けを済ませたオレは、丸太の椅子に座ってトッポが淹れてくれたホットココアを飲んでいる。


 生クリームがあればなぁ……。


 オレはココアに生クリームをinして飲む派なんだ。


 だから、生クリームがなくて物足り無さを感じている。


 生クリームが無くても美(う)味(ま)いココアなんだけどな…。


アルト・ルキンツ

「 ホットココアを飲むと、ホッとする…… 」


トッポ:ハイエルフ

「 今の駄洒落? 」


アルト・ルキンツ

「 違うよ!(////)

  ──日が暮れて来(き)たね。

  曇ってるから暗くなるのも早いんだね 」


トッポ:ハイエルフ

「 アルト、テントに入る? 」


アルト・ルキンツ

「 そうだね。

  先にランプを付けるよ 」


 そう言うと妖精がランプを持って来(き)てくれた。


 見えない妖精に「 有(あ)り難(がと)う 」と言って、ランプを受け取ったオレは、簡易竈の火をランプに移した。


 履き物を脱いでテントの中に入って、ランプを掛ける。


アルト・ルキンツ

「 トッポはテントに入らないのかい? 」


トッポ:ハイエルフ

「 ボクは未(ま)だする事があるんだよ。

  妖精王も妖精も睡眠の必要はないからね。

  脱いだ履き物は木箱に入れてテントの中にね。

  雨が降ると濡れるからね 」


アルト・ルキンツ

「 分かったよ 」


 オレが言うと妖精が木箱を持って来(き)てくれる。


 見えないとマジで不便だな…。


 これだとオレが何(なん)等(ら)かの魔法を使ってるように見えるんじゃないか?


 取り敢えず、正方形の木箱の中にテントの外で脱いだ履き物を入れると、テントの中に入れた。


アルト・ルキンツ

「 そう言えば、雨が降ったら雨水がテントの中に入って来(き)たりしないかな? 」


トッポ:ハイエルフ

「 心配ないよ。

  雨水が入らないようにテントの下は盛り上がっているからね。

  雨漏りもしないし、強風が吹いてもビクともしないようになっているからね。

  安心して休んでいいよ 」


アルト・ルキンツ

「 へぇー、それもホワロの魔法で? 」


トッポ:ハイエルフ

「 そうだよ。

  ホワロは用意周到だからね、前(まえ)以(もっ)て強化魔法を掛けてくれていたんだ。

  強化魔法だけじゃなくて魔族,怪物(モンスター),野性動物が寄って来(こ)れない魔法も掛けてくれているよ 」


アルト・ルキンツ

「 今度は泥棒も近付けない魔法も付け加えてもらわないとだね 」


トッポ:ハイエルフ

「 そんな魔法が有ったら大発見だよ 」


アルト・ルキンツ

「 トッポは何(なに)をするんだい? 」


トッポ:ハイエルフ

「 薬(くすり)を調合するのさ 」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。