⭕ ドラゴンをテイムしたいんだが…
◎ 変更しました。
妖精王:トッポ ─→ トッポ:ハイエルフ
「 ニュ~~ 」─→「 にゅ~~ 」
──*──*──*── 3週間後
攻略し終わった1基目の塔から旅を再開して、3週間程が経った。
オレが≪ マーザッカイ大陸 ≫内の≪ テスラハンの町 ≫の中にある《 宿屋街 》の中にある宿屋の一室のベッドの上で目を覚ました日から、約4ヵ月と9日──129日が経った。
旅立って4日後── 3ヵ月と22日目…いや、112日目と言うべきか。
どっちでもいいよな。
まぁ…兎に角だ、≪ ホダル集落 ≫へ立ち寄って、3日間滞在した。
≪ 集落 ≫だから「 コレ! 」と言ったような物珍しいものは無かったけど、観光を楽しんで、3日間は戦闘と無縁な生活を過ごせた。
LVが4桁になった事もあって、滞在中にドラゴンについて聞いてみた。
ドラゴンをテイムする為には情報収集が必要だからな。
ドラゴンの被害を受けているような≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫≪ 町 ≫≪ 街 ≫≪ 都 ≫は特に無いらしい。
今から数百年前はドラゴンも活発に活動していたらしく、ドラゴンの被害に遭っていた≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫≪ 町 ≫≪ 街 ≫≪ 都 ≫は普通にあったらしい。
ドラゴンが棲んでいそうな山を聞いてみたが、≪ ホダル集落 ≫から徒歩で半年程掛かる山になら居るかも知れないという情報を得られた。
徒歩で半年か…。
正直言って、ウゲェ〜〜〜だ。
馬車とか借りれないんだろうか。
今更だけど、四次元バッグから馬車を出せたりしないのか?
仮に馬車が出たとしてもだ、馬車を引っ張る馬が居なけりゃ意味がないな。
そんなわけで、オレ達は≪ ホダル集落 ≫からずっと徒歩で移動中だ。
2基目の魔王の塔には後数日で到着するだろう。
空を飛べたら塔へ行くのも早いんだろうけどなぁ…。
ド◯クエなんかでは空を移動出来る馬車があったんじゃなかったか?
ペガサスが馬車を引いていた気がするんだが……いや…思い違いか?
ゲーマーだった伯父さんがプレイしてたのを見ていただけだから、定かな記憶ではないんだが……。
アルト・ルキンツ
「 ──トッポ、ペガサスとかユニコーンとかテイム出来ないかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 馬車を引かせる為にかい?
アルトは面白い事を考えるね 」
アルト・ルキンツ
「 面白いかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 面白いよ。
そんな事してみなよ、陸民から石を投げられるだけじゃ済まないよ。
何処にも滞在出来なくなって野宿三昧になるよ 」
アルト・ルキンツ
「 そ…そうなのかい? 」
トッポ:ハイエルフ
「 そうそう、止めた方が賢明だね 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……幻獣は聖獣と位置付けされている…。
……〈 大陸神 〉の遣いとも言われ崇拝もされている…。
……反感を買う事になる… 」
アルト・ルキンツ
「 ……そう、なんだ… 」
トッポ:ハイエルフ
「 確かに移動するなら徒歩より馬車の方が良いに決まってるよね。
徒歩の方が如何にも冒険してます感が出てるけどね 」
アルト・ルキンツ
「 あはは…… 」
トッポ:ハイエルフ
「 怪物との遭遇率はほぼ0だから、最初の頃よりは楽にはなってると思うけど? 」
アルト・ルキンツ
「 確かにそうだけど……。
≪ テスラハンの町 ≫から1基目の塔への道中には≪ 村落 ≫が2つと≪ 町 ≫が1つあったのに、1基目の塔から2基目の塔への道中には≪ 集落 ≫が1つしかないのは何か寂しいよね。
2週間の内に立ち寄れる場所が3つあったのに、3週間の内に立ち寄れる場所が1つしかないのは…どうしてかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 出現する怪物が強いからだね。
以前はね≪ ホダル集落 ≫以外にもちゃんととあったのさ。
200年前に月蝕が起きてから怪物が強くなってね、怪物の襲撃に遭って滅んでしまったのさ 」
アルト・ルキンツ
「 えっ……≪ ホダル集落 ≫以外は滅んでしまった?? 」
トッポ:ハイエルフ
「 そうだよ。
≪ ホダル集落 ≫が200年経ってるのに残っているのは運が良かったね 」
アルト・ルキンツ
「 ……そうなんだ… 」
トッポ:ハイエルフ
「 あの様子じゃあ、近い内に廃集落になるだろうけどね 」
アルト・ルキンツ
「 ……ま、まぁ…確かに活気は無かったし、寂れていた感はあったけど……。
折角200年も残ってるんだから、なくならないでほしいな… 」
トッポ:ハイエルフ
「 作ったのは良いけど、発展させれなくて滅ぶ所なんて大陸中にあるよ。
珍しくもないさ。
最近は災害の頻発だけじゃなくて怪物も活発化しているから余計にね 」
アルト・ルキンツ
「 ……そうなんだ… 」
トッポ:ハイエルフ
「 大雨で増水した川が氾濫するのは他でも起きているからね 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……魔王の塔を攻略すれば周辺の怪物は大人しくなる…。
……災害も他よりは起こり難くなる… 」
アルト・ルキンツ
「 そうなんだ?
それじゃあ、少しでも早く魔王の塔を攻略する必要があるね! 」
トッポ:ハイエルフ
「 そういう事だね。
誰にも誉められないし、感謝もされないけどね 」
アルト・ルキンツ
「 ははは…… 」
まぁ、勇者って事を隠して旅をしてるんだから仕方無いよな…。
別に誰かに誉められたり、感謝されたくて勇者なんかしてるわけじゃないしな…。
他人にちやほやされたくて勇者になった奴とは明らかに違うもんな。
精霊王:ホワギナロ
「 ……今日はこの辺で野宿をしよう… 」
トッポ:ハイエルフ
「 テントを出すよ 」
アルト・ルキンツ
「 ──ニュイ、此処でキャンプをするよ 」
オレはフードの中で休んでいたニュイに声を掛ける。
ニュイ
「 にゅ〜〜 」
ニュイはフードから出ると地面に降り立つ。
ニュイには妖精の姿が見えるらしく、はしゃいでいるのが分かる。
ニュイも妖精の手伝いをしたいらしい。
トッポ:ハイエルフ
「 いっといで 」
トッポが許可を出されるとニュイはテントの準備をしている妖精の元へ飛び跳ねて行った。
トッポ:ハイエルフ
「 アルト、近くに川があるよ。
ボク達は魚を捕まえよう 」
アルト・ルキンツ
「 分かった。
川魚のストックは未だ有ったかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 少なくなってるよ。
沢山捕まえられると良いね 」
魚の補充と夕食の川魚を捕まえる為にオレはトッポと共に川へ向かって移動した。
◎ 塔攻略の内容はカットしました。
塔攻略は出現する魔物のLVとボスが違うだけなので……。




