⭕ 1基目 ── 魔王の塔を攻略せよ! 4
〔 魔王の塔の所有権は、魔王サティルセイザーから四つ葉の勇者アルト・ルキンツに移りました 〕
〔 攻略後の魔王の塔は、LV上げに御利用ください 〕
塔内に響き渡った天の声が消えると、魔王の死体と大量の血が消えていた。
魔王の間の玉座には野球のボール程の大きさの光る玉が置かれていた。
トッポ:ハイエルフ
「 アルト、オーブだよ 」
アルト・ルキンツ
「 ……あれがオーブ?
綺麗だね… 」
オレが玉座の上に置かれているオーブを持つと、「 魔王の間 」が「 勇者の間 」に変わった。
トッポ:ハイエルフ
「 2個目の塔へ行こう。
この調子で2個目の塔も攻略しよう 」
アルト・ルキンツ
「 そう…だね…… 」
魔王の塔LV3って事は、この塔より簡単に攻略の出来る塔が2基あって、残りの7基の塔は此処より強くて苦労する──って事だ。
ゲンナリするな……。
精霊王:ホワギナロ
「 ……塔の外へ転移するぞ… 」
ホワギナロが転移魔法を発動してくれる。
足下に転移する為の魔法陣──転移陣が現れて光った。
──*──*──*── フィールド
転移陣の光が消えると、僕達は塔の外──フィールドに戻って来ていた。
アルト・ルキンツ
「 無事に攻略出来たけど、この塔に出現する魔族やダンジョンは変わったりするのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 変わらないよ。
所有者が魔王からアルトへ変更しただけだからね。
何度でも魔王と戦えるけど、LV上げてくかい? 」
アルト・ルキンツ
「 今はいいよ…。
早目に2基目の魔王の塔へ行きたいし…。
此処がLV3って事は、次の塔のLVは幾つなのかな? 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……塔のLVは魔王を倒さなければ分からないようになっている… 」
アルト・ルキンツ
「 そ…そうなんだ…。
次の塔はLVが低いと助かるんだけどな…… 」
トッポ:ハイエルフ
「 塔に近付けば魔王のLVが分かるよ。
此処から4日程歩いた先にホダルって名前の≪ 集落 ≫があるよ。
人に会うのは久し振りだろう。
観光でも楽しもう 」
アルト・ルキンツ
「 いいのかい? 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……人と触れ合うのは大事だ…。
……滞在中…ブェイは〈 聖精界 〉に居る… 」
アルト・ルキンツ
「 聖精界…? 」
トッポ:ハイエルフ
「 精霊と妖精の実家みないな所さ。
精霊と妖精は影を通る事で行けるんだ 」
アルト・ルキンツ
「 へぇ…。
そんな世界があるんだね。
人間は行けるのかな? 」
トッポ:ハイエルフ
「 原質が違うからね、消滅するよ 」
アルト・ルキンツ
「 えっ?
しょ…消滅…?! 」
トッポ:ハイエルフ
「 心配しなくても、入れないから安心しなよ 」
アルト・ルキンツ
「 ……良かった… 」
3ヵ月も費やして1基目の魔王の塔を攻略出来たオレ達は、2基目の魔王の塔を目指して旅を再開させる事にした。
塔へ向かう道中に≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫≪ 町≫≪ 街 ≫があれば、可能な限り立ち寄る事にしている。
転移する場所を増やす為だ。
今は未だ、≪ テスラハンの町 ≫と元魔王の塔だった「 勇者の塔LV3しか転移が出来る場所がない。
何れも先が長いのばっかだな…。
ニュイ
「 にゅ〜 」
アルト・ルキンツ
「 ニュイ?
どうしたんだい? 」
ニュイが何かを訴え掛けるようにオレを見上げている?
アルト・ルキンツ
「 抱っこしてほしいのかい? 」
ニュイ
「 にゅ〜〜♥ 」
ニュイが嬉しそうにピョンピョンと上下にジャンプを始める。
可愛い奴め!(////)
ニュイはワレキューレ
抱っこなら何
オレがニュイ
実体化しているハイエルフのトッポは、身長が150cmしかないオレよりも背が高い。
トッポの身長はオレより45cmも高い195cmもあるらしい。
激しく羨まし過ぎるんだが!!
オレに30cmくれよな!!
因
なんでオレより40cmも高いんだよ…。
アルト・ルキンツ
「 ──トッポ?!
掴み方!
急にどうしたのさ 」
トッポ:ハイエルフ
「 『 どうしたのか 』じゃないよ。
ニュイ、言ったよね。
アルトの1番はボクだって、言った筈だけど忘れた?
スライムは物覚えが悪いのかな?
弁
ニュイ
「 にゅ…にゅ〜〜 」
トッポ:ハイエルフ
「 そんな声で泣いたって許さないよ。
みっちりボクが躾てあげる 」
アルト・ルキンツ
「 トッポ、ニュイが震えてるだろ!
躾なんてしなくてもニュイはちゃんと弁
トッポ:ハイエルフ
「 アルトはニュイに甘過ぎるよ。
テムモンの躾はテイマーの義務だよ 」
アルト・ルキンツ
「 と…兎に角、その掴み方は駄目だよ! 」
オレはぞ
奪い取った──と言うよりも「 救出した 」が合ってる気がする。
アルト・ルキンツ
「 大丈夫かい、ニュイ 」
ニュイ
「 にゅ〜〜 」
トッポ:ハイエルフ
「 ニュイ、ボクのアルトに媚びるんじゃない 」
ニュイ
「 にゅ…にゅ〜にゅ 」
トッポ:ハイエルフ
「 スライム如
ニュイ
「 にゅ〜…… 」
アルト・ルキンツ
「 ──トッポ! 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……トッポ…嫉妬するな…。
……見苦しいぞ… 」
トッポ:ハイエルフ
「 ホワロはニュイの味方をするのか! 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……テムモンにとってテイマーは親も同然だ…。
……ニュイはベビースライムだったのだろう…。
……ニュイがアルトに懐
妖精王:トッポ
「 ……それは…分かっているよ 」
アルト・ルキンツ
「 ニュイ、フードの中で休むかい? 」
ニュイ
「 にゅ〜 」
ニュイ
フードは丈夫だし大きい事もあって、仮にニュイ
ニュイ
ニュイ
◎ 変更しました。
妖精王:トッポ ─→ トッポ:ハイエルフ
「 ニュ~~ 」─→「 にゅ~~ 」




