⭕ 1基目 ── 魔王の塔を攻略せよ! 3
ホワギナロ & 精霊,トッポ & 妖精のずっとオレ等のターンコンボが発動してるから、魔王は攻撃をする隙もなければ、逃げる隙がない。
どんどんHPが減っていく。
四つ葉の勇者であるオレが何をしているのかというと、茫然と立ち尽くして酷い光景を見てるだけだ。
だってな、オレの出る幕なんて微塵も無いもんな。
コントローラーを握りながら画面の中で繰り広げられる戦闘シーンを見ているような気分だよ。
気になってニュイの様子も見てみようと目を向けてみると、オレの可愛いニュイは超強力な酸を魔王の間に吹き散らしていて、ワレキューレ
上下にジャンプしながら──、体を左右に高速回転させながら──、全身から大量の酸弾を飛び散らせている姿は、今世紀最大の恐怖かも知れない!!
回転式ガトリング砲よりもヤバいヤツじゃないのかぁ?!
10体も居
敵ながらワレ
ニュイ
どうやらニュイ
ニュイ
高温の酸が酸弾となって容赦なくニュイ
………………裏技を使って進化したスライムって恐
トッポの奴、極上にヤバいスライムを誕生させやがったな。
これは多分、確信犯──じゃなくて、もはや故意犯だ!!
いやね、スッゴく心強いし、頼りになるし、有
そんなこんなで複雑な心境でニュイ
ニュイ
有
オレ、突っ立って見ていただけなのにニュイ
いや、本
これでも未
ニュイ
「 にゅにゅ〜〜〜 」
どうやらニュイ
ニュイ
1人で10体ものワレ
アルト・ルキンツ
「 ──ニュイ、強くなったね!
1人で魔王
ニュイ
「 にゅ〜〜(////)」
ニュイ
アルト・ルキンツ
「 ニュイ、残るのは魔王
僕が魔王
ニュイ
「 にゅにゅ! 」
オレだ頼むとニュイ
ニュイ
全く…とんでもないスライムだよ…。
ニュイ
まるで家事現場に水を放水する消防士みたいだよ。
ニュイ
だけど、魔王
これなら瀕死の状態になるのは時間の問題じゃないか?
実は魔王や超魔王にドドメをさせるのは勇者だけらしいから、魔王
流石に魔王ともなると簡単にはH
それでも魔王
どのぐらい待ち惚
トッポ:ハイエルフ
「 ──アルト、そろそろトドメを刺す準備をして! 」
アルト・ルキンツ
「 分かったよ! 」
トッポに声を掛けられたオレは、柄を握って長剣を鞘から抜くと構える。
長剣の握り方や扱い方はダンジョンの中でホワギナロに教えてもらったていた。
勿論、合格点も貰えている。
精霊王:ホワギナロ
「 ……アルト…首を落とせ… 」
冷静過ぎるホワギナロの合図で、オレは握っている長剣を振って瀕死の状態に陥っている魔王
魔王
魔王の間
石床には大量の血が流れ出ている。
こんなに大量の血を見たのは人生初だと思う。
リアルだ……。
本物の血なんだと思う。
大量の血に戸惑いながらも長剣を鞘へ収めると、何
──パンパカパ〜〜〜〜ン、パンパンパン、パンパカパ〜〜〜〜ン。
──チャカチャチャ〜〜〜〜ンチャン、チャカチャチャチャ〜〜〜ン、チャチャチャカチャ〜〜〜ン。
〔 おめでとう御座いまぁ〜〜〜す 〕
〔 魔王の塔LV3の攻略が達成されました 〕
〔 達成者はマーザッカイ大陸出身の四つ葉の勇者──アルト・ルキンツです 〕
〔 回避権へ1歩、近付きましたね 〕
〔 残りの塔攻略も頑張ってください 〕
〔 では──、魔王討伐の証としてオーブを贈呈します 〕
◎ 変更しました。
「 ニュ~~ 」─→「 にゅ~~ 」
妖精王:トッポ─→ トッポ:ハイエルフ




