表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/88

⭕ いざ、魔王討伐の旅へ! 目指すは魔王が住む塔だ! 5


妖精王:トッポ

『 ナイトスラーブだけじゃなくて、怪物モンスターたぐいはアルトに近付けさせないか・ら❇ 』


アルト・ルキンツ

がとう…トッポ。

  心強いよ… 」


妖精王:トッポ

『 じゃあ、行ってくるね〜〜 』


 キャンプ地へ入って行くホワギナロへ手を振ったトッポは、オレの右肩に腰を下ろして座っている。


 トッポが指示する場所へ向かって歩いていると、草が生えている所がカサカサと動いている。


 なにかが出てるかも知れない!!


 なにか武器になるものを──って、オレは丸腰だったぁぁぁああああああッッッ!!!!


アルト・ルキンツ

「 トッポ、なにか武器になりそうな物はないかな?

  僕、丸腰なんだけど… 」


妖精王:トッポ

『 ──はい、ハンマーね。

  これで叩いたらいいよ〜〜 』


 トッポが四次元バッグから取り出してくれたのは、刃物じゃなくてハンマーだった。


 これで叩けってか……。


 ハンマーはハンマーでもピコハン(ピコピコハンマー)だぞこれ。


 叩くとピコピコ鳴る笑いを誘うピコピコハンマーだぞ?


 どっからどう見ても勇者が装備するような武器じゃないだろう!!


 ピコハン(ピコピコハンマー)の叩く場所にはか四つ葉のマークがえがかれている。


 ………………これってマジで勇者の武器なのか??


アルト・ルキンツ

「 トッポ…これって…… 」


妖精王:トッポ

『 ──アルト、ボクが弓を放ったら怪物モンスターは弱まるぐにピコハン(ピコピコハンマー)怪物モンスターを叩くんだよ!

  「 ピキュン 」って音が鳴ったらテイム成功だからね! 』


アルト・ルキンツ

「 えっ?!

  これやっぱり武器なのかい?!

  テイムに使うの?? 」


 なんてオレがオロオロしているとカサカサと動いていた草むらの中から蒼色のゼリーみたいななにかが飛び出してた!


妖精王:トッポ

『 今だ! 』


 そう言ったトッポは、にかオレよりも背の高い人間の姿に変わっていて、草むらから出てた目の前の怪物モンスターへ向かって素早く弓を射っていた。


妖精王:トッポ

『 ──アルト、チャンスだよ! 』


アルト・ルキンツ

「 あっ、うん!! 」


 トッポが射った弓は見事に怪物モンスターに命中している。


 オレは急いで持っているピコハン(ピコピコハンマー)を振り上げると弓矢が刺さっている怪物モンスターを叩いた。


 ピコハン(ピコピコハンマー)が命中すると「 ピッキュン 」と緊張感を台無しにし兼ねない可愛い音が鳴る。


 〔 ベビースライムのテイムに成功しました 〕

 〔 ベビースライムが一時的に仲間になりました 〕

 〔 ベビースライムを永久テイムをしたい場合は、ベビースライムに名前を付けてください 〕

 〔 名前を付ける対価としてマナを消費します 〕


アルト・ルキンツ

「 ──マナ?

  トッポ、マナってなんだい? 」


妖精王:トッポ

『 LVが上がると手に入るボーナスポイントだよ~~。

  使い方は職業によって違うけど、テイマーはテイムした怪物モンスターに名前を付ける時に消費するみたいだね。

  折角だし、名前を付けちゃおう! 』


アルト・ルキンツ

「 永久テイムなんて出来るんだね…。

  一時的なテイムしか出来ないって、教えてくれたよね?? 」


妖精王:トッポ

『 う〜〜〜ん、ド忘れしてたよ〜〜。

  テヘ♥ 』


 ……、……、……妖精王の「 テヘ♥ 」は無性にオレをイラッとさせる効力があるみたいだ。


 にかトッポは小さい姿に戻っている。


妖精王:トッポ

『 どうしたのさ、早く名前を付けてあげなよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 そうだね…。

  どんな名前がいかな… 」


ベビースライム

「 にゅ〜〜 」


アルト・ルキンツ

「 へぇ、スライムって『 ニュー 』って鳴くんだ?

  そうだ!

  名前は──、ニュイ。

  今日きょうからきみの名前は “ ニュイ ” だよ。

  宜しく、ニュイ 」


 〔 ベビースライムの名前が決定しました 〕

 〔 ベビースライムの名前は、ニュイ 〕

 〔 ニュイ(ベビースライム)は、四つ葉の勇者(アルト・ルキンツ)と永久テイムのちぎりを交わしました 〕

 〔 マナを対価として消費します 〕


アルト・ルキンツ

「 トッポ、僕ってだLVアップしてないんだけど……、消費するぐらいのマナってあるのかな? 」


妖精王:トッポ

『 アルトのマナは(ゼロ)だよ〜〜。

  (マイナス)が付くけど、ガンガンLVが上がれば(プラス)になるよ〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 赤字の借金みたいなものかな… 」


妖精王:トッポ

『 そうそう、そんな感じだね〜〜 』


ニュイ

「 にゅ〜〜 」


アルト・ルキンツ

「 えぇと…今から宜しくね、ニュイ。

  僕はアルトだよ 」


ニュイ

「 にゅ〜にゅ 」


妖精王:トッポ

『 ベビースライムをテイム出来たから、キャンプ地に戻ろう!

  太陽が沈んじゃうからね〜〜 』


アルト・ルキンツ

「 そうだね。

  ニュイ、僕の腕までジャンプ出来るかい? 」


ニュイ

「 にゅ! 」


 プルンプルンと体を揺らしたニュイ(ベビースライム)は、素直にオレの腕の中にジャンプしてくれた。


 従順だな〜〜。


 オレはニュイ(ベビースライム)を抱っこした状態でトッポと一緒にキャンプ地へ向かって歩いた。











──*──*──*── キャンプ地


アルト・ルキンツ

「 ──ただいま、ホワロ 」


精霊王:ホワギナロ

「 ……アルト…お帰り…。

  ……無事にベビースライムをテイム出来たみたいだな… 」


アルト・ルキンツ

「 うん。

  ニュイって名付けたんだ。

  ニュイ、彼は僕の旅をサポートしてくれる精霊王のホワギナロだよ 」


ニュイ

「 にゅ…?!

  にゅ〜〜〜…… 」


精霊王:ホワギナロ

「 ……ホワギナロだ…。

  ……ブェイの事は “ ホワロ ” で構わない…。

  ……アルトの家族にはなにもしない…。

  ……震えなくていい… 」


アルト・ルキンツ

「 え?

  ニュイは震えてるのかい? 」


妖精王:トッポ

『 あははっ、だって精霊王が目の前にるんだよ〜〜。

  震えない怪物モンスターなんてないよ!

  そうだ、ボクの紹介がだだったよね〜〜。

  ボクは妖精王のトッポだよ!

  ボクがアルトの1番だからね!

  ボクよりアルトを独占するんじゃないよ~~。

  スライムごときの分際で、ボクのアルトを独占なんてしたら、お前なんか── 』


精霊王:ホワギナロ

「 ……トッポ…怖がらせるな…。

  ……アルトの1番は精霊王のブェイになるのではないか…? 」


妖精王:トッポ

『 ホワロの意地悪ぅ〜〜〜!!

  ボクがアルトの1番でいって言ってくれたじゃないか〜〜〜 』


 トッポはホワギナロを両手でポカポカと叩いているが、ホワギナロは痛くも痒くもないらしい。

◎ 変更しました。

  「 ニュ~~ 」─→「 にゅ~~ 」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ