⭕ いざ、魔王討伐の旅へ! 目指すは魔王が住む塔だ! 4
妖精王:トッポ
『 いいんだよ〜〜。
この大陸に生息している妖精はボクに忠実で従順な可愛い子供達なんだよ〜〜。
ボクの言う事を素直に聞いてくれるだよ〜〜。
勇者の手伝いが出来るんだから子供達も喜んでるよ☆ 』
……本当かよ…。
トッポが言うと何か嘘っぽいんだよな…。
無理矢理命令してるんじゃないのかぁ?
取り敢えず、オレはトッポに言われるまま木の実と茸類の仕分けと選別を妖精に任せる事にして、テントの中へ入った。
──*──*──*── テントの中
トッポが四次元バッグから地図を何枚か出した。
妖精王:トッポ
『 アルト、見てみ。
此処が≪ テスラハンの町 ≫だよ〜〜。
アルトが今、居るのは此処だよ〜〜。
順調に進めば2週間後には此処──1個目の塔に到着出来るよ〜〜。
1個目の塔に住む魔王を倒してオーブを入手したら、2個目の塔へ向かうよ〜〜。
2個目の塔の場所は此処だよ〜〜。
1個目の塔から順調に進んで3週間って所かな? 』
アルト・ルキンツ
「 3週間?
随分と遠いんだね 」
妖精王:トッポ
『 そうだね〜〜。
転移魔法が使えると一瞬で着けて楽だけどね〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 転移魔法が使えるの?! 」
妖精王:トッポ
『 うん。
使えるのはホワロだけどね〜〜。
1度立ち寄った場所なら転移出来るようになるんだよ〜〜。
今は≪ テスラハンの町 ≫にしか転移出来ないよ〜〜。
道中にあちこちの≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫≪ 町 ≫≪ 街 ≫≪ 都 ≫に立ち寄って、転移出来る場所を増やそうね〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 1基目の塔への道中に寄れる場所はあるのかい? 」
妖精王:トッポ
『 あるよ〜〜。
≪ シャクラーテの町 ≫とか≪ コッチャノ村 ≫とか≪ ゴティタ村 ≫とか立ち寄れるよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 良かった〜〜。
野宿ばかりしなくて済むんだね 」
妖精王:トッポ
『 アルトは野宿が嫌いなのかい? 』
アルト・ルキンツ
「 嫌いではないけど……、固い地面の上で寝るより、ベッドで眠りたい時もあるんだよ 」
妖精王:トッポ
『 ふ〜ん?
ベッドよりも寝心地の良いのがあるよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 えっ?
ベッドよりも寝心地の良いの??
それって何だい? 」
妖精王:トッポ
『 ふっふ〜〜ん!
知りたいって顔しているね!
いいよ〜〜、教えてあげても〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 やけに勿体振るんだね? 」
妖精王:トッポ
『 ボクも一緒に寝る事を承諾してくれるなら、教えてあげてもいいよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 えっ?
そんな事なの?
良いよ別に。
トッポは小さいから場所を取る事もないからね。
一緒に寝よう 」
妖精王:トッポ
『 わ〜〜〜い♥
アルトと一緒に寝れる〜〜〜♥
じゃあ、教えるね〜〜。
ベッドよりも寝心地の良いのは、スライムだよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 へ?
スライム?? 」
妖精王:トッポ
『 そうだよ〜〜。
あぁ…でもね、唯のスライムじゃ無理だよ〜〜。
スライムのLVを上げて、スライムを進化と成長させないといけないんだ。
先ずはベビースライム( 蒼 )をテイムして、スライム( 蒼 )に進化させないとね!
スライム( 蒼 )に進化させたら、スライム( 蒼 )をLV99へ上げて成長させるんだ。
次にスラリン( 緑 )へ進化させて、LV99に上げて成長させたら──、スラミン( 紫 )LV99 ─→ スラスン( 赤 )LV99 ─→ スライン( 白 )LV99へ進化と成長を繰り返す必要があって、ちょ〜〜っと手間が掛かっちゃうんだよね〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 ……、……スライムって…そんなに進化させれるものなの? 」
妖精王:トッポ
『 そうだよ〜〜。
まぁ、裏技を使えば進化させる事は可能だよ〜〜。
スライムは唯一の無属性怪物だから可能なんだよね〜〜。
無属性だから、一切の魔法は覚えられないけど、体内で高濃度の酸を内分泌して溜め込む事が出来るようになるんだよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 さ…酸?!
それは…また…物騒だね… 」
妖精王:トッポ
『 じゃあ、今からベビースライムをテイムしに行こ〜〜! 』
アルト・ルキンツ
「 えぇっ?!
今から??
未だホワロが戻って来てないのにかい? 」
妖精王:トッポ
『 ホワロは放っといても良いよ〜〜。
夕飯はホワロに任せとけばいいし〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 ……、……全部他人任せなんだけど…。
良いのかな… 」
妖精王:トッポ
『 気にする事ないよ〜〜。
ボクとホワロは四つ葉の勇者アルトの旅を全面的にサポートをする為に居るんだからさ!
ほらほら、行くよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 分かったよ、トッポ…。
その前に出した地図を片付けよう 」
妖精王:トッポ
『 出しっぱなしてても無くならないよ〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 念の為だよ 」
妖精王:トッポ
『 心配性だなぁ、アルトは〜〜 』
トッポは出していた数枚の地図を四次元バッグの中へ入れてくれた。
テントを出たオレはトッポと共にベビースライムをテイムする為にキャンプ地を出る事になった。
──*──*──*── フィールド
キャンプ地を出てフィールドへ出ると、ホワギナロさんが食料調達から戻って来たみたいだ。
食料調達とは言っても狩りだけど。
アルト・ルキンツ
「 ホワロ、お帰りなさい。
随分と遅かったんですね 」
精霊王:ホワギナロ
「 ……あぁ…サーペントガーダを狩って来た…。
……解体も済ませて来たから遅くなった…。
……出掛けるのか…? 」
アルト・ルキンツ
「 あ、はい… 」
妖精王:トッポ
『 ホワロ、お帰り〜〜。
これからアルトと一緒にベビースライムをテイムして来るよ〜〜。
留守番とアルトの夕飯の支度任せるね〜〜 』
精霊王:ホワギナロ
「 ……そうか…。
……気を付けてな…。
……出現する怪物の切り替わる時間帯だ…。
……ナイトスラーブには注意しろ… 」
妖精王:トッポ
『 任せてよ!
ナイトスラーブなんてボクの神業でイチコロさ❇ 』
アルト・ルキンツ
「 ナイトスラーブ??
トッポ、ナイトスラーブって怪物かい? 」
妖精王:トッポ
『 うん。
夜間に出現する吸血蛭の一種かな〜〜 』
アルト・ルキンツ
「 吸血蛭?? 」
妖精王:トッポ
『 そうだよ〜〜。
吸血されると体内に毒が回って動けなくなるんだよ。
その間に卵を産み付けられちゃうんだ〜〜。
でもね、アルトはボクが守護るから安心して♥ 』




