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初めての強敵討伐!そして新たな侵入者

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

第48話をご覧いただき有難うございます。


新しい武器を手に入れ、魔物討伐にも慣れてきたアンネとセム。


今回は少し強めの魔物にも挑戦することに!

果たして、2人はどこまで成長できるのでしょうか?

そして・・・

そんな彼らに、オレは1つの提案をしていく。


「アンネ、セム、あっちにレベル30位の敵がいるんだけど、

オレが麻痺させるから倒してみないか?

上手くいけば、レベルが一気に上がるかもしれないぜ?」


そう、索敵スキルで周囲を探っていると、

南西の方角に、この辺にいる魔物の中では、かなり強めの敵がいるのに気づいたんだ。

この敵は多分・・・


「アルがパラライズで麻痺できるんだったら、やってみたいなぁ」

「そうね、それならば・・・」


「よし、じゃあ行ってみるか!」


ということで、オレ達はそちらの方角へ向かって、小走りに急ぐことにした。


「アイツだな。

フォレスト・ベア Lv.32・・・

HPは400近く、結構高いけど、防御力は物理・魔法とも130程度なので、

二人で十分倒せるんじゃないかな?」


「分かった、やってみるわね」

「僕も頑張るよ!」


ということで、オレはまず、2人に強化魔法を掛けていく。

そして・・・


「パラライズ!」

オレは隠密スキルを使って敵に近づき、そして麻痺の魔法を掛けて行った。


「グウォッ・・・」


ベアは一瞬うめき声を上げた後、痺れて動けなくなり、その場にうずくまっていく。


「パラライズが入った。2人共攻撃を開始してOKだぞ」

『分かった(わ)!』


ということで、アンネはさっき覚えたばかりのファイア・アローを、

先ほど購入した弓で撃って攻撃。


セムも購入した長杖で魔法を増幅しながら、土魔法のアース・バレットと、

水魔法のアクア・ボールを撃ち込んで行ったんだ。


「グゥォッ・・・グウォ・・・グゴォッ・・・・」


体が麻痺し続け、反撃できないベアは、かなり怒りの表情を見せながら、

でも何もできず、うめき声だけを上げている。


オレはそんなベアのステータス画面を開きながら、HPの減り具合を確認していく。

すると、2人の攻撃は着実にベアのHPを削っているのが分かるんだ。


「リフレッシュ!‥‥リフレッシュ!」


更にアンネとセムのステータスを見ていくと、MPが徐々に減っていくので、

オレはMPを徐々に回復させる魔法を、彼らに唱えていった。


そして約5分後・・・


「グウォォォォッ!」

『やったーっ!』


「おぉ、おめでとう!」


遂に、レベル30越えの魔物を倒す2人!

とても嬉しそうな表情をしている。


同時に・・・

「おぉ、2人ともレベルがまた上がったな!」


そう、アンネは元々レベルが17だったので、今回の敵で上がったレベルは2つでLv.19に。

一方のセムは、一気に5つ上ってLv.10に到達!


更に二人とも、ジョブレベルも順調に上がっていった。



と言った感じで、オレ達は、その後もアルミラージの角を獲得しながら、

時々ポップする、やや強めの敵を倒していったんだ。



「いやぁ~、今日は収穫だらけだったな!」

「ホントね、これもすべてアルのお陰よ」

「うん、アル、本当にありがとう」


夕方になって日が傾いてきたころ、オレ達はその日の狩りを終了し、

報告と納品がてら、冒険者ギルドに立ち寄っていく。


アルミラージの角は、依頼の10本を遥かに超え、結局30本以上を納品。

このアルミラージの角って、ハイポーションを作るのに必要な素材らしいんだ。


なので、かなり重宝されているらしい。


ということで、この日の納品で、それなりの収入を得ることができた。

それに、アンネとセムのレベルもかなり上げることができたしな。



そして、アンネとセムの家に帰って来たオレ達3人。

さあ、夕飯だぁ~!

なんて思ってたんだけど・・・


「アンネ、セム、中に入るのはちょっと待ってくれ!」

「ん、どうしたの?アル」


「中に人がいる・・・」

「えっ!?」


彼らにそう言うと、オレは用心しながら玄関のドアを開けていく。

すると・・・


玄関を入ったすぐのところに、2人の男がうずくまっていたんだ。


「この男達って?」


アンネとセムがオレの背後から家の中を覗きながら、

怪訝な顔をしながら、そう尋ねてくる。


「あぁ、実は昨日のセムの誘拐のことがあったから、

今朝出掛ける時、罠を仕掛けておいたんだ。

こいつら、見事にその罠に引っ掛かったな」


そう、オレは再び、この家が襲撃される可能性を考えて、

玄関の手前に、魔法陣を張っておき、

それを踏んだら、パラライズの麻痺魔法が発動するように・・・


「それって、俺の提案だろ?」

「あれ、そうだったっけ?」


そう、その可能性を考えて、魔法陣を張っておくように提案したのはユウマだった。

まあ、オレが魔法陣なんてものを知るはずないもんな。


「にしてもこの2人、私達の留守の間に、何をしようとしてしてたのかしら?」

「じゃあ、聞いて見るか!」


ということで、オレは麻痺魔法を食らったアホな2人の侵入者に、

闇の自白魔法を唱えていく。

第49話をご覧いただき有難うございました。


アルのサポートを受けながら、レベル32のフォレスト・ベアを見事に討伐したアンネとセム。

セムはレベル10、アンネもレベル19に到達し、姉弟そろって順調に成長しています。


ところが、帰宅したロスト家には、何者かが侵入した形跡が!


アルが事前に仕掛けておいた魔法陣に捕らえられた2人の男。

果たして、彼らの目的は何なのでしょうか?


次回も、ぜひご覧ください。

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