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アイテムボックス持ちは英雄様クラス!?

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

第46話をご覧いただき有難うございます。


セムの杖選びをユウマに任せたアルフレッド。

魔石を組み込める杖を見つけ、さっそく購入することに!


ところが、魔石を取り付けようとしたところ、武器屋のおやっさんがアルの意外な能力に驚きます。

ということで、彼がしばらく辺りを見回していると・・・


「あの長杖が良いんじゃないか?

杖頭(じょうとう)部分に魔石を組み込めて、それを含めて金貨2枚と銀貨5枚ってところだ」


彼が1本、杖を見繕ってくれる。

にしても・・・


「魔石を組み込める?」


オレはその意味が分からなかったんだ。

なので、ユウマの説明を受けていく。


「ああ、杖は魔道士が良く持つ武器だが、属性付きの魔石を組み込めば、

その属性魔法が増幅されて、より攻撃力が高まるんだ」


「おぉ、それいいな!セムは土と水魔法の適性が高いけど、どっちが良いんだろ?」

「アルは土と水の魔石、両方とも持ってたよな?」


「あぁ、バッチリ持ってるぜ!」

「だったら、2つとも組み込んで貰えばどうだ?」


「そんなことできるの?」


もし2つの魔石が組み込めるんなら、それってセムにはピッタリだ。


「あぁ、できるはずだ」


という感じで、オレとユウマの中で、杖の候補が決定!

後はセムに気に入って貰えれば確定だ。


「て、ことなんだが、セム、この杖ってどうだ?」


「魔石を組み込んで、魔力が増幅されるって凄いね!

これが良いよ、アル、ユウマ!」


ということで、セムも、ユウマおススメの杖をバッチリ気に入ってくれたみたいだ。

これで決まりかな!


それに、後で魔法攻撃力強化の付与も付けておきたいよな。



「でもアル、こんな高いの・・・ホントに良いのかしら?」

「全然平気だぜ。アンネの弓も金貨3枚までは行けるぜ!」


彼女はやっぱり、値段を気にしているみたいだ。

勿論、遠慮するその気持ちは、分からなくもないんだけど・・・


けど、やっぱりオレは、彼女を押し切っていった(笑)



ということで、まずはセムの杖が決定!


「おやっさん!この杖に、土と水の魔石を取り付けてくれぇ~

魔石はコイツな!」


そう言いながら、オレはアイテムボックスを開いて、

魔石を取り出していく。


領都ブレダからここまでの道中、散々ゲットしてきた魔石が、

ボックスの中にタンマリ溜まっていたからな。


すると、それを見たおやっさんが・・・


「おぉ・・・お前さん、もしかしてアイテムボックスが使えるのか?」

「あぁ、使えるぜ!」


魔石よりもオレのアイテムボックスに興味を持ってくるんだ。


「すごいな・・・わしも長いこと、この店をやって来たが、

アイテムボックス持ちは、お前さんが2人目だ」


「へぇ~、アイテムボックス持ちって、そんなに珍しいんだぁ」


「珍しいなんてもんじゃないぞ。

わしが以前見たアイテムボックス持ちは、あの英雄様だけだ。

アンタは、英雄様クラスの能力の持ち主ってことになるんだぞ?」


オレ、アイテムボックスなんて、みんな使えるものだと思ってたんだ。

ユウマだって、そんなに特別なモノっぽく言わなかったし。


ただ・・・

おやっさんの口から気になる単語が・・・

英雄?


なのですかさず聞いてみることに。


「英雄様って、誰それ?」

「お前さん、英雄様を知らないのか?」


聞いたことねぇんだよなぁ。。


「アルは、英雄様を知らないのね?」

「それって有名人なのか?アンネ」


「この世界を救ってくださった、とっても強くて勇敢な方よ。

もう、既に亡くなられているけどね」


「へぇ~・・・」


アンネがそういうんなら、きっとそうなんだろう。

けどオレ、あまりピンとこなかったんだけどな。



「わしも子供の頃、先代の店の手伝いをしていた時に見せて貰っただけだがな。

もう、40年以上前の話になるなぁ」


「そうなのかぁ」


"ふ~ん、勇者じゃなくて英雄ねぇ"

"ユウマ、英雄様のこと知ってる?"


"う~ん、勇者なら一般論的なことは知っているけど、

英雄っていうのは、どんな立ち位置の人間なのか、俺も分からないなぁ"


"そうなのかぁ"


まあ、取り敢えず、英雄の話を続けると長くなりそうなので、

オレは取り出した、土と水の魔法をお店のおやっさんに渡していったんだ。


「15分位でできるから、その間に弓の方でも見といてくれ」

「分かったぜ!」


ということで、待ち時間の間、オレ達はアンネの弓を探していくことにした。


「姉ちゃん、金貨3枚までってことなら、結構色々な弓が選べそうだね」

「そうね・・・でも、そんな高いの、本当に良いのかなぁ?」


「気にすんなって、アンネ!

オレ、前の街で魔物沢山倒して、臨時収入が入ったからさあ!」


そんな感じで、弓選びを始めたんだけど、

やっぱりオレは、その良し悪しが全然分からない。

何れは、杖や弓作りの腕も磨いて行かないといけねぇ~よなぁ。。


ということで、再びユウマの出番だ!

第47話をご覧いただき有難うございました。


土と水、2つの魔石を組み込める杖を選んだアルたち。

しかし、アイテムボックスを使えるアルに対し、武器屋のおやっさんは「英雄様クラスの能力」だと驚きます。

この世界を救ったという伝説の英雄とは、一体どんな人物だったのでしょうか?


そして、次はアンネの弓選び。ユウマはどんな弓を選ぶのか、次回もぜひご覧ください。

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