↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/54

人質救出作戦スタート!アンチ・マジック・エリアを突破せよ!

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

第43話をご覧いただき有難うございます。


セムを救うため、敵の待ち構える倉庫へ乗り込んだアルフレッド。


しかし、倉庫内には魔法を封じる結界が張られていました。

果たしてアルは、この窮地をどう切り抜けるのでしょうか?

"ユウマ、どう?何か分かった?"


"あぁ、やはりこの倉庫の中は、アンチ・マジック・エリアの光魔法が使われている。

倉庫の四隅に魔法陣が描かれていて、その4つの頂点を結ぶエリア内では、

基本、魔法が使えないようになっているんだが・・・"


"だが?"


"正直、それを掛けた術者のレベルがそこまで高くないみたいだ。

だから、アルであれば精霊魔法や闇魔法は使えるんじゃないか?

要は、アンチ・マジック・エリアって、

発動者よりレベルが上の術者を抑えきれないんだ"


"じゃあそれって、

偽装スキルで、オレのレベルを低く見せていたお陰ってことか?"


"いや、そうでもなさそうだぞ、アル。

周囲の敵を調べてみる限り、鑑定スキル持ちは居ないみたいだ。


その上、アンチ・マジック・エリアを張れる光魔法系の奴を探してみても、

目の前にいるC級の中に、ジョブレベル40ちょっとの治癒士が1人いるんだけなんだ。

実際のところ、ヤツしか、この光魔法を掛けられる奴が居ないんじゃないか?"


"なるほどな・・・"



ということで、色々と敵のステータスなどを確認したオレとユウマだったけど、

一旦、敵の指示に従って、オレは目の前に剣を置いていく。


「じゃあ、その剣を、こちらの方へ蹴飛ばせ!」


更なる敵の指示に従って、オレは床へ置いた剣を足で蹴飛ばしていったんだ。


「ふふふ、これでお前は、何も抵抗できなくなったな」


やっぱり、彼らはこのアンチ・マジック・エリアで、オレを抑え込めると思っているみたいだ。

ガキだと思って、完全に舐めてやがるな。

愚かな奴らだぜ。


じゃあ取り敢えず、敵がもう少し近づいて来るまで我慢しとくか・・・



すると徐々に、前方でセムを拘束しているC級5人と、

オレの周囲をぐるりと取り巻いているD級以下の25人が、オレに近づいてくる。



「ふふふ、じゃあ、お前のこの剣で、

水やヒールを生み出す、お前のその邪魔な腕を切り落としてやるか!」


C級5人のリーダー格っぽい男が、オレの蹴った剣を拾い、

ニヤリとした表情でそんなことを言ってきやがる。


完全に自分が勝者であるということを確信したヤツの表情。


そして・・・

約30人の敵が、円を描くように、オレの周囲をグルリと取り囲んでしまう。

距離はオレを中心に3~4メートルといったところか。


しかも、どいつもこいつも、ニヤニヤとした勝ち誇ったような表情だ。

正直コイツら、ちょっとムカつく。


そして、全員が一旦止まると、オレの剣を拾った男だけが、

その剣を鞘から抜いて、更に俺に近づいてきたんだ。


「さあ、まずはその右腕を出せ。バッサリと切り落としてやるぜ?」


リーダー格の男がそう言うと同時に、背後でセムを抱えている男が、

セムの喉元にナイフを突きつけていく。


オレは観念した表情を(ワザと)して、右腕を真っすぐ前方に伸ばしていったんだ。


「くくく、いい覚悟だ、ガキ。

こういう場で出会わなければ、お前とは仲良くできたかもしれねぇ~な」


勝手なことを言う男。

ハッキリ言って、こんな卑怯者と仲良くするなんて、オレは御免だ。


「さあ、いくぞ!」

ヤツがそう叫んだ瞬間!


オレは頭の中で唱えた。

"エリア・スリープ!"


すると、次の瞬間・・・


前方のリーダー格、その背後のC級クラスの4人、周囲のD級以下25人、

そしてセムも、その場に崩れて眠りに入っていったんだ。


セムを眠らせてしまうのは申し訳なかったんだけど、

彼だけを除外して敵だけを眠らせる方法がないんだ。


「まあ、セムは起こしてやれば良いだけさ。気にするな」

「そうだよな・・・」


ということで、目の前のリーダー格から、オレの剣を奪い返すと、

そのまま、奥に駆けて行き、セムを解放していく。


病み上がりの彼に、こんな事をするなんて・・・

オレはコイツらを絶対に許さない!



そしてオレは、セムの口枷と手枷を外し

更に・・・


「アウェイク!」


眠りに就いているセムを起こすため、オレは彼に、睡眠解除の魔法を掛けていったんだ。


「ん・・・んん・・・・・アル?・・・・あれ、僕って?」

「セム、体調は大丈夫か?あと、どこか痛い所は?」


「うん、大丈夫。けど、これって?」

「あぁ、全部眠らせといたぜ」


「えっ!?けど、この人達、この倉庫内では魔法が使えないって・・・」


「ははは、コイツらのレベルと、オレのレベルを一緒にすんなって。

こんな低レベルな魔法で、オレを抑え込もうなんて100年早いぜ!」


「流石だね、アル!」



ということで、セムを無事解放したオレだったんだけど・・・

さぁてコイツら、どうしてくれようか?

第44話をご覧いただき有難うございました。


アンチ・マジック・エリアによって魔法を封じたつもりの敵たち。しかし、アルの実力は彼らの想像を超えていました!

睡眠魔法で約30人を一気に眠らせ、無事にセムを救出したアル。


さて、残された敵たちをどうするのか?

アルの反撃は、まだ終わりそうにありません。


次回も、ぜひご覧ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。