雷と氷の連携攻撃!オーク・キングとの死闘に決着!
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
第26話をご覧いただき有難うございます。
レベル124のオーク・キングを相手に、苦戦を強いられるアルフレッド。
強力な敵を倒すため、ユウマが授けた攻略法とは……?
頭の悪いオークと言っても、このクラスになると決してバカではない。
「ヤツの動きを止めたいな・・・
行けっ、パラライズ!」
オレはレジスト覚悟で、闇魔法を入れていく。
けど予想通り・・・
「う~ん、やっぱ、レジられちまうかぁ」
どんなに魔法攻撃が高いといても、流石にこのクラスの相手だと、
オレの闇魔法レベルでは、なかなか弱体魔法が入り辛いようなんだ。
そうなると、オレはもう、敵の隙を見て攻撃魔法を入れていくしかない!
「アイシクル・ジャベリン!」
"グギャーーーッ!」
けど一方・・・
「うぉ~っと、あぶねぇ~!」
魔法を食らいながらも、必死に反撃して来るデカブツ。
今度は、オレがかわし辛いよう、
デッカイ斧を地面スレスレの水平方向に振り回してくるんだ。
けど・・・
オレだって、その位の攻撃は読んでいて、一瞬のスピードで、背後に避けていく。
にしても、もしあの攻撃に当たったら、オレの体は真っ二つ・・・
イヤイヤ、当たらなければ、どうと言うことは無い!
でもって・・・
この戦闘の終焉が、いよいよ近づいてきたようだ。
オレの氷攻撃は既に3発命中!
それにより、敵のHPはもう風前の灯。
恐らく、氷魔法1~2発で沈むだろう。
だったらコレで!
「アイシクル・ジャベリン!」
オレはヤツに渾身の氷魔法を放っていく!
これがキングの当たれば、この巨漢だって、そろそろ・・・
"カキンッ!"
「あぁ、くそぉっ!」
流石に敵も必死だ。
オレが放った氷の魔法を、今度は大きな斧を盾に弾いてしまう。
「もう一度、アイシクル・ジャベリン!」
"カキンッ!"
またも・・・
「くそぉっ!」
HPの残り少ない敵は、今、防御に徹していた。
あんな魔物でも、死にたくないと言う本能があるんだろうな。
といった感じで、オレが少し攻め手に困って来ると・・・
"アル、今度はサンダーフォールを連発してみろ"
「えっ、でも雷魔法は・・・」
"雷魔法は敵にダメージを与えるだけじゃない。
それを食らった敵は、徐々に痺れてきて動きが鈍くなることは教えただろ!?"
ユウマの指摘は的確だ。
「そうだった!行くぜ・・・
サンダー・フォール!」
"グギャーーーッツ!"
オレは雷の中級魔法を唱えていく。
サンダー・フォールは落雷魔法なので、その速度は氷の矢に比べて圧倒的に速い。
しかも敵にとっては、敵の頭上から真下に落ちて来る攻撃なので、
視界的にも、かわすのが非常に難しいんだ。
まして、手に持つ斧で防ごうとしても、感電してしまい防ぐことが難しい。
「サンダー・フォール!」
"グギャァァーーーッツ!"
「サンダー・フォール!」
"グギャーーーッツ!"
「サンダー・フォール!」
"ギャァァーーーッツ!"
4発の雷魔法を食らった敵。
ステータスを見ると、HPは殆ど変わっていない。
けど・・・
「アイツ、かなり痺れてきたよな?」
「だろ? ならそろそろ、アイシクル・ジャベリンを入れてみろよ」
「OK!
アイシクル・ジャベリン!」
"グギャーーーッツ"
落雷魔法で痺れたオーク・キングは、かなり動きが鈍っていて、
氷魔法の攻撃を斧でかわすことが出来なくなっていた。
であれば!
「これで終わりだっ!
アイシクル・ジャベリン!」
"グギャァァァァーーーーーッ!"
敵の断末魔が響き渡っていく。
「やったぜーーーーっ!」
流石にレベル120クラスの敵ということで、それなりに苦戦したけど、
それでも、何とか倒すことが出来たぜ!
「よくやったな、アル。
今の討伐で、お前のレベルは15上がってLv.86になったぞ!
魔導師のジョブレベルも7つ上ってLv.38になったようだな。
普通、レベルが1日でこんなにサクサク上がってくことなんてないんだからな?」
「おぉ~っ、そうなのかぁー!」
とにかく今、オレは自分自身が強くなることが凄く嬉しい。
結局、この世界って、自分が弱ければ何も出来ないんだよなぁ。
"とりあえずアル、そのボスの魔石を確保しておけよ"
「おぉ、そうだったな!」
他の雑魚の魔石は、後でみんなと回収することにして、
このボスの魔石だけは、確保しておくことにした。
「てか、デッケェーっ!」
"魔石って、敵が強くなるほど、大きいのが取れるからなぁ"
10メートル級のオーク・キングから取れた魔石は、
直径1メートル近い大きさだった。
昨日のハイ・トロールのそれよりも、一回り以上デカいんだ。
色は黄色というかベージュっぽい感じで、土属性ということが分かる。
"この魔石を売れば、1年くらい遊んで暮らせるはずだ"
「マジっ!?」
一応お金は、家を追い出されるとき、姉貴がある程度用意してくれたんだけど、
それでも、今後自分の稼ぎで生活してくためには、こういった収入が必要なんだ。
「アル、オメエさん、マジでスゲェ~んだな!」
「まさか、あのデッカイのを倒してしまうとは・・・」
「アル君、凄すぎ」
オレがみんなの所へ戻って行くと、冒険者たちから受ける称賛の嵐!
ギルド長なんか、本心では "もうこの町は終わった"なんて思っていたそうだ。
確かに、レベル120クラスの敵が現れたら、小さな町なんかじゃ対処できないもんな。
第27話をご覧いただき有難うございました。
雷魔法と氷魔法を組み合わせ、ついにオーク・キングを撃破したアルフレッド!
レベルも一気に86まで上がり、巨大な魔石も手に入れました。
この大規模な魔物討伐も、いよいよ終わりが見えてきました。
次回も、ぜひご覧ください。




