レベル124の強敵登場!オーク・キングとの死闘
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
第25話をご覧いただき有難うございます。
第四陣のオーク・ジェネラルを次々と倒していくアルフレッド。
そして、ついに最後の強敵との戦いが始まります。
果たして、アルフレッドはこの強敵を倒せるのか……?
「これで10体目!」
快調に敵を倒して行くオレ。
どうやらユウマの言う通り、レベル70弱の敵は、
オレにとって問題のない敵のようだ。
「だから、さっきから言ってるだろ?」
「分かってるってば~」
オレはユウマと、そんな言い合いをしながらも、
周囲のジェネラルをドンドン倒してレベルアップしていく。
早く、レベル120クラスのボスに楽勝出来るようにならないと・・・
そんなことを考えながら。
「20体目!・・・25体目!・・・・30体目!」
そしてMPが減ってきたら、
「アスピル!」
対象の敵に掌を向けて、MP吸収魔法を唱えていく。
これを繰り返すことにより、闇魔法のレベルも少しずつ上がっていき、
吸収できるMP量も、ちょっとずつだけど増えていくんだ。
ただ、そもそもオーク自身、MPをあまり持っていない魔物なので、
1体から1回吸収すると、奴らのMPは殆ど空になってしまうんだよなぁ。
そしてオレは、40体以上のオーク・ジェネラルを倒していくと、
遂に最後の敵に辿り着いていく。
「アイツがボスか」
第四陣の後方に控えていたボスの姿がついに見えて来る。
ハッキリ言って、とんでもなくデカイ。
今までのオーク・ジェネラルの2倍くらいはありそうだ。
「あの10メートル級の巨漢は、オーク・キングだな。
流石にあれは、ちょっと厄介だぞ!?
受けた物理攻撃のダメージを吸収して、自分のエネルギーに変えちまう。
なので剣ではなく、魔法攻撃を中心に攻撃していくんだ!」
「分かったぜ!」
因みに、第四陣の敵を倒して、オレのレベルは63から一気にLv.71に上がっていた。
それによって、魔法攻撃力も40以上上がっている。
魔導師のジョブレベルはまだ31と、若干心許ないけど、
オレの魔法攻撃力の値は、既にS級並みらしいので、何とかなるはず!
そしてオレは最後の敵に突っ込んでいった!
「サンダー・フォール!」
"グギャーーッ!"
まず雷の中級魔法を放っていくオレ。
ユウマ曰く、初級魔法より中級魔法のほうが25%ほどダメージが上がるらしい。
でも、彼曰く、オレはもう上級魔法も撃てるらしいので、
早く練習して習得しておかないといけないな。
そして戦闘をしながら、同時に鑑定スキルで敵のステータスを見てみると、
オーク・キングはHPの値と物理攻撃力の値がとても高いことが分かる。
ただ、魔法防御はそこまで高い訳ではなさそうだ。
そして、今のサンダー・フォールの一撃で入ったダメージは・・・
オーク・キング Lv.124 (土属性)
[基本ステータス]
HP:1303/1310 物理攻撃:851 物理防御:641
MP: 210/ 210 魔法攻撃:130 魔法防御:513
速さ:41 回避:39 命中:40 ラック:15
「あれ?ユウマ、敵に全然ダメージが入ってないんだけど?」
そう、サンダー・フォールが入ったのに、敵のHPが7しか減ってないんだ。
「ん、そんなことは・・・あっ!」
「何かあった?」
「いや、そういえば、オーク系は土属性だったな。
土属性の敵に雷魔法の相性は悪い。
ええと、そのことを、アルに身をもって知ってもらうためにだな・・・」
「ユウマ~、絶対に忘れてただろ?それぇ」
「そっ・・・そんなことはないさ!」
まあ、オレも今は忙しいので、今回のユウマのポカは見逃してやろう(笑)
ということでオレは、雷から氷魔法に切り替えて攻撃していくことにした。
ただ・・・
敵だって、黙ってヤラレてばかりいるハズもない。
"ズドォーーーンッ!"
「うおっと!」
オレの姿を認識したオーク・キングが、
5メートル以上の長さが有りそうな斧を、オレ目掛けて思いっきり振り下ろしてきたんだ。
その衝撃で地面は揺れ、物凄い打撃音が周囲に響き渡る。
とんでもないパワーと迫力だった。
けどな・・・
ヤツの動きが余りに緩慢過ぎて、そんな攻撃は全く当たる気がしない。
オレは、右斜め後方にササッとかわしながら、
「アイシクル・ジャベリン!」
"グギャーーッ!"
すかさず反撃を加えていったんだ。
「どうだぁ!」
オレはヤツのステータス画面を開いたまま、
魔法が一撃入るごとに、減っていくHPを監視していく。
中級の氷魔法 "アイシクル・ジャベリン"が入ると、
一撃で350近いダメージが入ることが分かる。
HP1300ちょっと、かなりHPの高い相手に、
あと3~4発ジャベリンを入れれば倒せる計算だ。
勿論、敵も大きな斧を振り回してくるので、その攻撃を回避しながらの反撃になるが。
「アイシクル・ジャベリン!」
"ギャーーーッ!"
「よしっ!」
再度、氷魔法が命中し、敵HPの残りが半分ちょっとに。
何と言っても、的がデカイので当て易かった!
けど一方、ヤツがブンブン振り回してくる斧がウザい。。
縦への振り下ろしは、かわされると感じたのか、
今度はグルグルと水平に斧を振り回してくるようになる。
頭の悪いオークと言っても、このクラスになると決してバカではない。
第26話をご覧いただき有難うございました。
第四陣を突破し、ついにボスのオーク・キングと対峙したアルフレッド。
ところが、得意の雷魔法が思わぬ相性の悪さを見せることに……。
氷魔法に切り替えたアルフレッドは、この強敵を倒せるのでしょうか?
次回も、ぜひご覧ください。




