敵モンスターの第2陣・第3陣が次々と来襲!その総勢550体!?
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蒼河遥です。
第23話をご覧いただき有難うございます。
いよいよ始まった、ベルヘン防衛戦。
第1陣を撃破したアルフレッドたちの前に、さらに強力なオークの群れが迫ります。
果たして、この戦いを乗り切ることができるのでしょうか?
「第2陣が、もうそろそろ来るぞ!レベル帯30~40、数は約300体!」
『分かった、アル!』
オレは再び、ユウマが読み上げる情報を叫んでいく。
そして、その情報を聞いたギルド長や他の冒険者達は、
緊張した面持ちで、再び身構えていく。
「来るぞ!」
『おぉーーっ!」
そして、敵の第2陣300体に対して、オレは再びエリア・パラライズをかまして敵を麻痺させ、
その上で攻撃魔法を敵にぶっ放していった。
他の冒険者達も、麻痺したオークを切り付け、殴りつけ、そして魔法を撃ち込んでいく。
ただ、敵のレベルが倍近くになっていたため、冒険者達は1匹を倒すのにも、
かなり苦労しているように見える。
パラライズが切れるまでに敵を倒せないことが多くなり、
オレは自分で敵を倒しながらも、周囲に気を配り、
パラライズが切れたオークに、再びパラライズを入れることを繰り返していったんだ。
1時間近く掛かった後、何とか300体の第2陣を撃退し終えたオレ達。
恐らく、敵の7割くらいはオレが倒し、残り2割がフィール・アンカーの4人で。
あとの1割を、他の5パーティーで倒す感じかな?
ざっと見ると、オレは大活躍なはずなんだけど、
ユウマの評価は厳しい。。
「アル、お前もっと倒せただろう」
だとさ。。。
オレ、結構頑張ったんだけどなぁ・・・
とはいえ、そのお陰で、再び魔導師のジョブレベルが29に上がっていた。
そして、オレ自身のレベルも、コツコツと積み重ねて得た経験値で、
何とか1つ上がってLv.63になる。
アルフレッド 14歳 男性:Lv.63
経験値:73 / 7,846
[基本ステータス]
HP:1130 物理攻撃:576 物理防御:542
MP:1119 魔法攻撃:565 魔法防御:531
速さ:59 回避:56 命中:58 ラック:67
[ジョブ]
マイスター:Lv.12 (鍛冶士★★★)
[適性] 鍛造:SS / 彫金:S / 付与:S / 分析:A / 複製:S
ソードマスター:Lv.38 (剣士★★★)
[適性] 片手剣:SS / 双剣:A / 大剣:A / 盾術:B
拳闘士:Lv.4 (拳士★★)
[適性] 格闘:C / 拳具:A / 脚具:A
密偵士:Lv.6 (斥候士★★)
[適性] 短剣:A / 投擲:B
魔導師:Lv.29 (魔道士★★★)
[適性] 長杖:S / 風:A / 土:A / 雷:SS / 水:S / 炎:S / 氷:S
光魔道士:Lv.11 (治癒士★★)
[適性] 短杖:B / 治癒:A / 強化:A
闇魔道士:Lv.24 (呪術士★★)
[適性] 呪具:B / 弱体:A / 呪術:A
といった感じで、オレのレベル上げの方は、まあまあ順調だったんだけど、
一方の後方では・・・
「も・・・もう無理だ」
「ええ・・・もうMPが尽きたし、これ以上は持たないわ」
フィール・アンカー以外の冒険者パーティーは、全員D級以下。
レベル的にも40以下って感じだ。
今までの敵であれば、オレのパラライズによって、何とか戦えていた感じだけど、
次の第3陣以降の敵は、恐らくレベル50以上になる。
D級パーティーだと、1パーティーで一体の敵と対等に戦えるかどうかという世界。
しかも、第3陣以降は、オレのパラライズも、敵の全部に入るとは限らない。
下手をすると、半分以上レジストされる可能性があるんだ。
「ギルド長、彼らはもう限界かもしれねぇ~な」
「あぁ・・・そうだな」
フィール・アンカーのリーダー・ブラムの兄ちゃんが、ギルド長にそんな話をしていく。
オレから見ても、確かにそう思えたんだ。
そうなると、戦えるのは、オレとフィール・アンカー、そしてギルド長の6人。
"だから、アルが全部倒しちまえば良いんだって~!"
"ユウマったら、簡単に言ってくれるよなぁ・・・"
まあ別に、オレも自信が無いわけではない。
ただ、何となくユウマに文句を言ってやりたかったんだ。
これって、もしかして反抗期!?
結局、ギルド長の指示として、フィール・アンカー以外の冒険者パーティーは
後方から遠隔攻撃に徹することになった。
まあ、それが妥当だろうなぁ。
「敵の第3陣が来るぞ!レベルは50前後、数は250体くらいだ!」
「くそ、結構キツイな、それ・・・」
第一陣はE級のオークの原種、第二陣はD級のワイルド・オークだった。
そして第三陣はC級のハイ・オークらしい。
しかも、それが250体。
対するこちらは、レベル50前後の4人組パーティー1つと、レベル70程で40代のギルド長、
そしてレベル63のオレの6人。
まあ、普通だったら、そりゃキツイと思うよなぁ~
しかも、更に強い第四陣も控えてやがるんだ。
「じゃあアル、全力で行けよ!」
「ユウマったら、マジで気楽に言うよなぁ~」
「お前は直ぐに忘れちまうけど、ユウマの強さはレベル63の倍・・・
レベル130近いんだ。
どう考えても楽勝なんだから、しょうがないだろ?」
ユウマは、相変わらずそんな事を言ってくる。
まあ、しょうがない。
オレも最大限、頑張ってみるさ。
そして・・・・
戦闘が始まった!
「エリア・パラライズ!」
開幕でオレは麻痺の闇魔法を唱えていく。
すると・・・
「おぉ、思ったより麻痺が入るぞ!」
確かにオレのステータスは、同じレベル帯の人の倍近い値らしいんだけど、
闇魔道士のレベル自体は24と、そこまで高いわけじゃない。
なので、魔法がレジストされる可能性も考えられるんだが、
ユウマ曰く、
「お前は魔法攻撃力が通常の倍あるので、弱体魔法も入り易いんだ!」
だってさ。
なるほど、弱体魔法っていうのは、魔法攻撃力が高いと入り易いのか・・・
「だから、昨日からずっと、そう言っているだろっ!?」
「もぉ~、ユウマったら、何か怒りっぽいなぁ~!」
彼はカルシウム不足なのか・・・?
「なら、オレの言ったこと、ちゃんと覚えてくれよなぁ~」
「・・・・」
ここ数日、ユウマから一気に色んなことを教えられたせいもあって、
オレ、覚えきれてないことが多かったんだ。。
ということで、オレは次々と麻痺した相手を切り裂き、そして攻撃魔法を入れて行ったんだ。
第24話をご覧いただき有難うございました。
第2陣まで何とか撃退したものの、戦える冒険者は次第に限られてきました。
そして、ついに現れた第3陣――。
アルフレッドたちは、さらに強力な敵を相手に戦うことになります。
果たして、ベルヘンの町を守り切れるのか?
次回も、ぜひご覧ください。




