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強敵撃破!C級冒険者パーティーとの出会い

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

第19話を読んでいただき、ありがとうございます。


ハイ・トロールを見事撃破したアルフレッド。

大幅なレベルアップを果たしたアルの前に、助けた4人のC級冒険者たちがやってきます。


そしてアルは、彼らと挨拶を交わしていくことになりますが・・・

"ギャァァーーーーーーーーッ!"


断末魔の叫びと共に、魔物の動きが完全に止まっていく。

オレの勝利だ!


「すげぇーっ!」

「あの子、あんなデカブツを・・・」

「何て子だ・・・」

「凄すぎだわ・・・」



「やったぜーっ!」


「よくやったなアル。

今の敵を倒して、お前のレベルは12上がって、レベル62になったぞ!

ソードマスターのジョブレベルも6つ上がって37になったな」


「うぉーっ、マジかぁーっ!ヤッタァー!」


流石に40以上もレベル差がある敵を倒すと、経験値もガッボリって感じだ!

だったらこれからも、オレの2倍弱のレベルの敵を倒して行けば、

効率よくレベリングが出来るかもしれない。


まあ、そんな敵が、上手く居れば良いんだけど・・・


「お前もようやく、そう言う事を考えるようになってきたか」

「そりゃ、当然だろ?」


やっぱりオレ、ドンドン強くなっていきたいからなぁ。

そうすれば、色んな所に行けるようになるハズ。



とりあえずオレは、この魔物の魔石と、金になりそうな素材を剥ぎ取っていく。

レベル90台の敵ということもあり、魔石の大きさはかなりのもので、

60~70センチはありそう。


「このサイズの魔石だったら、いい額で買い取って貰えそうだな」

「おぉ~!」


これで、もうしばらく、お金の心配はしなくて大丈夫かな?


「けど、半分は彼ら4人にも分けるんだぞ?」

「わかってるよぉ・・・」


ユウマって、こういう所が、意外とキッチリ真面目なんだよなぁ。


「何か言ったか?」

「・・・・」




「坊主、助けてくれてサンキューな!」


そう言いながら、オレに駆けよって来たのは20代半ばくらいの男女4人組だ。

装備とか見ていると、明らかに冒険者にみえる。


「俺達はC級冒険者パーティー "フィール・アンカー"という。

俺はリーダーで、重騎士のブラム・ベルク。

危ない所を助けてくれて感謝する」


そう言いながら、身長190センチはありそうな巨漢の兄ちゃんがオレに握手を求めてくる。

デッカイ体にデッカイ盾。

金髪を短く刈って、如何にもパーティーの中心人物って感じ。

年齢は26歳だそうだ。


「オレはアルフレッド、14歳。

今、港町ポールトへ向かって旅しているところなんだ」


一応、オレも名乗っていく。

まあ、名乗れる苗字はもう無いけどな。

因みに、ジョブについても名乗らない・・・(苦笑)


「へぇ~、ポールトねぇ~。

まあ、あそこは海が綺麗で、交易も盛んな所だからね。

確かに、一度行ってみると良いわ。

あ、アタシの名はサスキア・フリース、25歳よ。

ジョブは双剣士でアタッカー役を務めているわ。

アルフレッド、よろしくな!」


サスキアと名乗る彼女は、オレと同じような赤髪を長く伸ばしていて、

それを後ろで束ねていた。

女性としては長身で170センチ以上あるかもしれない。

左右の腰に剣を携えているのが特徴だ。


「僕の名前はルーク・フィッセル。水と氷が得意な魔道士です。

アルフレッド君、本当に助けてくれてありがとう」


こちらの兄ちゃんは、物腰の柔らかい感じで、如何にも魔道士って感じ。

背はサスキアって人と同じくらいで、男としては細身だと思う。

茶色い髪が肩近くまで伸びていて、丸い銀縁の眼鏡が特徴で、現在25歳だそうだ。


「私はエマ・・・エマ・コステル 23歳。ジョブは治癒士です。

アルフレッド君、危ない所を助けてくれて、本当に感謝するわ。

それにしても、その肩に乗っている生き物、かわいいわ~」


エマと名乗る彼女は、物静かで優しそうな感じの人だ。

このパーティーの中では、ひと際小柄で、160センチないんじゃないか?

栗色のハーフアップの髪で、白銀のローブにメイスを装備していて、

如何にもヒーラーって感じの人だった。


そして、カーバンクルのユウマに興味津々のようだった。

まあ確かに、ユウマって見た目だけは可愛いもんな。


"誰が見た目だけなんだよ!?"


あっ、ヤバっ、聞こえてたか・・・



「にしてもアル、オメエさん、本当に強いな?

今、レベルっていくつなんだ?」


一通り挨拶を終えて、フィール・アンカーのリーダー・ブラムの兄ちゃんが、

オレにそんな事を聞いてくる。


この4人のレベルは、鑑定スキルで確認すると、大体レベル50前後。

パーティーもC級とのこと。


因みに、オレのレベルはさっき50から62に上がったばかり。

レベルだけ見ると、彼らと大した違いは無いんだよな。


「へぇ~、さっきの魔物を倒してレベル62なのか。

そこまで、レベルが飛び抜けてるって訳じゃないんだな」


「って言うか、アルって、自分のレベルが分かるってことは、鑑定スキル持ちなのね?

アタシ、そっちの方が驚きなんだけど?

にしても、アンタの剣技、物凄かったわ~

アルって、ジョブは盾剣士なの?」


オレとブラムさんの会話に、サスキアさんが加わってくる。

彼女は剣士の中位職である双剣士らしいので、オレの剣技に興味津々みたいだ。


オレ、ユウマの言いつけ通り、

ライデンの町で小さな盾を購入して装備してたから、盾剣士に見えるのかな?


「ははは、まあ、そんなところだな」


生産職の"マイスター"です・・・

とは、言えなかったんだ、この時。。


勿論、隠れジョブの"ソードマスター"も持っているんだけど。

第20話を読んでいただき、ありがとうございました!


ハイ・トロールを倒し、レベル62となったアルフレッド。

そして今回、新たに4人のC級冒険者たちと出会いました。


果たして「フィール・アンカー」との出会いは、アルの旅にどんな影響を与えるのでしょうか?


次回もお楽しみに!

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