↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/54

明かされる7つのジョブ

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

第11話を読んでいただき、ありがとうございます。


アルフレッドの前に現れた、青いカーバンクル――ユウマ。

異世界から転生してきたという彼は、アルフレッドに「鑑定」をしてみようと持ち掛けます。


そこで明らかになったのは、アルフレッド自身も知らなかった驚きの事実でした。

果たして、アルフレッドの本当のジョブとは――?


今回もお楽しみください!

この時オレは、ひと月半前のあの失意を、再び思い出していた。



すると突然、彼は思わぬ申し出をしてくる。


「なあアル、お前のこと鑑定してみてもいいかな?」


ん、ユウマって鑑定が出来るんか?

特に水晶を持ってるようには見えないけど・・・


「いいけど、一応オレ、大司教って偉い人に鑑定して貰ったから、

結果は同じなんじゃないか?」


「まあいいさ、ちょっと覗いてみるぞ?」

「オウ」


ってことで、ユウマが直接、オレの鑑定を始めていく。

まあ、この間、鑑定して貰ったばかりだから、結果は分かってるんだけどな。


「アルのステータス、こんな感じっぽいな」


アルフレッド 14歳 男性:Lv.49

経験値:1,073 / 4,743


[基本ステータス]

HP:1130 物理攻撃:576 物理防御:542

MP:1119 魔法攻撃:565 魔法防御:531

速さ:59 回避:56 命中:58 ラック:67


[ジョブ]

マイスター:Lv.12  (鍛冶士★★★)

[適性] 鍛造:SS / 彫金:S / 付与:S / 分析:A / 複製:S


ソードマスター:Lv.31 (剣士★★★)

[適性] 片手剣:SS / 双剣:A / 大剣:A / 盾術:B


拳闘士:Lv.3     (拳士★★)

[適性] 格闘:C / 拳具:A / 脚具:A


密偵士:Lv.1     (斥候士★★)

[適性] 短剣:A / 投擲:B


魔導師:Lv.26  (魔道士★★★)

[適性] 長杖:S / 風:A / 土:A / 雷:SS / 水:S / 炎:S / 氷:S 


光魔道士:Lv.8   (治癒士★★)

[適性] 短杖:B / 治癒:A / 強化:A


闇魔道士:Lv.21  (呪術士★★)

[適性] 呪具:B / 弱体:A / 呪術:A



「え? この間、大司教に水晶を使ってジョブ鑑定して貰ったときより、

全然詳しいんだけど?」


「そうなのか?鑑定結果って、大体こういう感じだぜ。

ていうか、そのジョブ鑑定って、一体何を調べて貰ったんだ?」


ユウマの鑑定結果を聞かされたオレは、衝撃を受けてしまう。

だって鑑定っていうのは、自分のジョブが1つ分かるだけだろ?

それなのに、彼の鑑定結果って、あまりにも詳細過ぎるんだ!



「だって、その時って、"マイスター"ってジョブ名が1つ宣告されただけだぜ?

っていうか、これ、何でこんなにジョブが幾つもあるんだ?

ジョブって、1人に1個じゃねえのか?」


「いや別に、ジョブって一人に1つとは限らないぞ?

確かに、アルみたいに一人で7個もジョブを持っている奴は流石に珍しいが、

2つや3つ持っている奴なら、10人に1人くらいは居るはずだ」


「ウソだろ・・・」


ユウマの言っていることに衝撃を受けてしまうオレ。

彼の話って、オレが今まで聞かされてきたことが、全く覆るような内容だったんだ。

この人って、今、そんな衝撃的なことを平気で言い放ってくるんだよなぁ。


「なあユウマ・・・お前の鑑定って本当に合ってるのか!?」


突然、目の前に現れたカーバンクルに、こんな鑑定結果を見せ付けられて、

オレは正直、騙されている様な気分だったんだ。

すると彼は・・・


「アル、疑うなら、自分でも鑑定してみればいいじゃんか?」


「えっ?オレって鑑定出来るの?

水晶も無しに・・・」


ユウマの言葉は、更にオレを驚かせていく。

だって・・・


「そうか、知らないのか・・・

じゃあ"鑑定"って唱えてみろよ?

そうすれば、アルの目の前にステータス画面が開くはずだ。

しかも、その2ページ目には、自分の持ってるスキルも沢山記載されているはずだぞ?」


「分かった、やってみる・・・鑑定!

って、おぉーっ、何か出て来た!

うわっ、何だこりゃ!凄っげぇ~っ!」


ユウマに促されるまま、オレも自分自身のステータスを開いていく。

すると・・・


確かにオレのステータスはユウマの言う通りで、

誕生日に行った"ジョブ鑑定の儀"とは、

全く情報量の違う内容が目の前に現れてきたんだ。


しかも更に、ステータスの2ページ目を確認してみると、

ユウマの言う通り、聞いたことも無いようなスキルが沢山並んでいるし。


「なあユウマ、マイスターの下に、いくつも並んでいるジョブ・・・

これって、本当にオレが全部持ってるってことで良いんか?」


「あぁ、そうだ。アルは7つもジョブを持っているんだぞ」


「そうかぁ・・・

ところで、このジョブって、それぞれ、どのくらい凄いものなんだ?」


「あぁ、とんでもなく凄いぞ!

まずソードマスターは、剣士の上位職だ。

ほら、"剣士★★★"って記載があるだろ?

★3つは上位職、★2つは中位職、★1つは基本職を表しているんだ」


「ってことはオレ、鍛冶士と剣士、そして魔道士の3つが上位職ってことになるのか?」


「そうだな。アルは鍛冶・剣士・魔道士が上位職、

他の拳士、密偵士、光魔道士、闇魔道士は中位職ってことになるな」


「なんかオレって、マジ凄いんだな?」

「あぁ、オレも、ここまでのジョブ持ちは初めて見たよ」


物知りなユウマが、オレのことを褒めてくれる。

何かちょっと嬉しいぜ。

第12話を読んでいただき、ありがとうございました!


今回、ついにアルフレッドの本当のジョブが明らかになりました。

なんとアルフレッドは、7つものジョブを持つ少年だったのです。


しかも、その中には「ソードマスター」や「魔導師」といった、本人がこれまで存在すら知らなかった上位職まで含まれていました。


そしてユウマにとっても、これほど多くのジョブを持つ人物を見るのは初めてのこと。

アルフレッド自身も知らなかった力が、少しずつ明らかになっていきます。


次回、さらに「鑑定」の秘密に迫ります。

お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。