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それでも地球はまわってる  作者: 浅野エミイ


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 久々の休み。ベッドでゴロゴロしていた矢先だった。鳴り響いたのは緊急アラーム。飛び起きると、すぐにスマホの画面をのぞく。緊急アラームだが、鳴ったのはドルフィン部隊用の特別アラートだった。


「ったく、おちおち休んでもいられないって」


 キッチンから持ってきたアーモンドチョコレートを口に一粒頬張ると、すぐにパソコンを起動させる。ーーどうやら衛星が落下、地球に帰還するらしい。自分の仕事は無事にケガ人なく無事に海へ落とすことだ。


 衛星は、地磁気と関係する。デリンジャー現象という磁場を通り過ぎるように、ナビする。もし地上に落下すると事だ。


「21:21、九州上空」

『ラジャー』


 砲撃手がうなづく。あと3.2.1……。


「Shot」


 ツー、ツー、ツー。


 ーーやったようだ。まったく、スペースデブリが増えすぎて、休暇返上で地球防衛って嫌になるよ。


 撃った衛星は粉々になって、燃え尽きる。なんとか地上への影響は最小限になったようた。


 自分たちがいるから、地球人は守られる。そう考えてニヤつきながら、またチョコレートを口に入れるのだった。


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