第7章「半年後」
第7章「半年後」
半年が過ぎた。
その間に、多くのことが変わった。
新たな任務、危険なダンジョン、勝利、そしてわずかな安らぎの時間。
だが何より大きかったのは――もう彼らの間に秘密がないということだった。
ラナは家の庭に立っていた。すべてが本当の意味で始まった、あの場所に。
やわらかな風が彼女の髪を揺らし、その顔には穏やかで自信に満ちた微笑みが浮かんでいた。
彼女はもう迷っていなかった。
自分自身にも、そして彼にも。
アンドレイが後ろから近づいた。
今では彼は、彼女のそばでは自分の姿でいることが多かった。
「緊張してるか?」
彼は静かに尋ねた。
ラナは軽く笑った。
「少しだけね。だって……どんな存在にもなれる人と結婚するなんて、普通じゃないもの」
アンドレイはわずかに微笑んだ。
式は質素だった。
派手さはないが、温かく、心のこもったものだった。
そこには、彼らの道を共に歩んできた者たちがいた。
ドレイクは控えめながらも満足そうで、リザでさえ――おそらくごちそう目当てではあったが――それでも心から喜んでいた。
「ご主人様」
リザは静かに言った。
「正しい選択をされましたね」
「わかっている」
アンドレイは穏やかに答えた。
「準備はいい?」
彼女は小さく尋ねた。
「いつでも」
アンドレイは答えた。
そしてその瞬間、始まったのは新たな冒険の章ではなく――
新しい人生だった。
年月が流れた。
アンドレイとラナは結婚した。
騒がしさもなく、無駄な飾りもなく――ただ静かに、望んだ通りに。
生活は次第に穏やかになっていった。
絶え間ない戦いも、ダンジョンも、危険もない日々。
家は、任務の合間の仮の場所ではなく、本当の「帰る場所」になった。
ラナは庭の手入れをし、ときどき街で手伝いをしていた。
アンドレイは家で過ごす時間が増え、危険を伴わない用事だけをたまにこなしていた。
ドレイクは以前と変わらず秩序を守り続けていた。
リザは時折戻ってきては――主に食事のために――また去っていった。
夜になると、彼らは暖炉の前でただ一緒に座った。
言葉もなく、急ぐこともなく。
もう何かを証明するために戦う必要はなかった。
ただ、生きていた。




