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第27章 魔族の軍勢

第27章 魔族の軍勢

セレスティナはゆっくりと演習場を歩き、すべての大砲を観察していた。そこには通常の金属製のものだけでなく、魔法の刻印が施され、ルーンが輝き、淡いマナの光を放つ兵器も並んでいる。


それぞれの大砲には異なる特性があった。あるものは遠距離を正確に撃ち抜き、あるものは強化された城壁さえ破壊する爆発を起こし、またあるものは射手の魔力を増幅して放つことができた。


セレスティナは満足げに微笑み、頷いた。


「よくやったわ」


その声は演習場全体に響き、そこにいる悪魔、ドワーフ、そして人間や他種族の者たち全員の耳に届いた。


彼女は手を上げ、場に静寂を作ると、並ぶ者たちを見渡した。悪魔、ドワーフ、人間、そして他の種族たち。


そして一門の大砲を掴み上げ、まるで力の象徴のように掲げた。


「見なさい!あなたたちの手で作られた兵器を!」


彼女の声が響き渡る。


「一つ一つの部品、一つ一つの魔力の弾丸、一つ一つのルーンには、あなたたちの魂と努力と忠誠が宿っている!」


彼女は列の間を歩きながら続けた。


「私たちはただ武器を作ったのではない。団結の象徴を作り上げたの!」


彼女の目が光る。


「流した汗、眠れぬ夜、すべての努力に感謝する!あなたたちはこの王国の心であり力よ!」


そして最後に、大砲を高く掲げて言った。


「私たちは共にいれば無敵よ!」


その瞬間、演習場は歓声と熱狂に包まれた。


笑い声、叫び声、金属の響き、そして魔力のささやきが混ざり合い、誰もが自分が巨大な存在の一部であることを感じていた。


やがてセレスティナは言った。


「試験を始めるわ!」


彼女は一気に二キロ先へと飛び去った。


アストリッドが手を上げる。


「撃て!」


一斉にすべての大砲が火を噴いた。魔力を帯びた砲弾が空を裂き、轟音とともに放たれる。


セレスティナは防御魔法を使わず、そのすべてを正面から受け止めた。


しかし途中で、彼女は突然魔法の障壁を展開した。


砲弾はその壁に次々と衝突し、閃光と爆音を撒き散らす。


障壁は驚異的な耐久力を見せたが、最後の一斉射撃の衝撃に耐えきれず、ついに砕け散った。


結果は圧倒的だった。大砲の威力は想像を超えていた。


セレスティナは戻ってきて、再び全員を見渡した。


「次は実戦運用の準備よ」


彼女は続ける。


「戦闘中にどう使うかを考えなければならない」


最初は大砲を悪魔に担がせ、空中で撃つ試みが行われたが、誰一人として安定した射撃はできなかった。


長い議論の末、アストリッドが言った。


「ならば、運搬はファミリアや悪魔に任せましょう。安全に運ぶための装置が必要です」


セレスティナは頷く。


「いい判断ね。そうしましょう」


悪魔とドワーフたちは作業を開始した。重い大砲を安全に運搬し、戦場の適切な地点に設置するための装置や台座が作られていく。


大砲はあらかじめ選ばれた地点へ運ばれ、そこで固定される。反動の強さゆえ、肩撃ちや空中射撃は不可能だった。


そのため各大砲はそれぞれの位置に設置され、固定兵器として運用されることになった。


やがて戦闘演習が始まった。部隊は高地を占拠し、戦術と機動を確認する。


アストリッドはワープ系の上位悪魔を召喚し、空中戦力を形成した。


軍勢は完全に空へと展開する。地上部隊はワイバーンなどの飛行魔獣に騎乗し、迅速に移動した。


その動きは極めて速く、戦場のどこへでも即座に展開できた。


セレスティナの軍は、一つの生きた生命体のように機能していた。各部隊は極めて高い機動性を持ち、完璧に連動していた。

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