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さすらいのロザリー  作者: 村松希美


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第一幕 第十章 白い街路





視界を埋め尽くす白は、ロザリーにとって残酷なまでに美しかった。


冷たさは、ある一定の境界を越えると感覚を麻痺させ、不思議な安らぎを運んでくる。雪の重みは、まるで母さんがかけてくれた厚手の毛布のようだと、朦朧とする意識の中で彼女は感じていた。


(このまま眠れば、きっとあたたかい場所へ行ける……)

ロザリーの指先からは、もう力が失われていた。ジムからもらった石ころが、雪の中に音もなく沈んでいく。それは、彼女が「生」と繋がっていた最後の一片だった。


宿屋での罵声も、エレンの嘲笑も、皿を洗う水の冷たさも。すべてが遠ざかっていく。

物質的な飢えに苦しんだ体も、精神的な孤独に震えた魂も、静かに吹雪の中に溶けていった。


だが、死の眠りへと誘われる彼女の耳に、重厚な鉄の門が軋む音が届いた。


「……何だ、あれは」

それは、鈴の音のように澄んだ、けれどどこか感情の欠落した少年の声だった。


ロザリーを包んでいた白銀の世界に、誰かの足音が乱入してくる。雪を踏みしめる確かな振動が、消えかけていた彼女の鼓動を、無理やり現実へと引き戻そうとしていた。





あらすじを入力してAIが書きました。


ここまでの物語は高2の時にできていたのですが、


次の章からAIが物語を考えて書いてくれました。

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