07.10年近く創作活動をしていない恐怖
最後に書いたのはカクヨム、2017年だったか。
なろうで最後に書いたのは2016年、鬼滅の1話をジャンプで読んで創作意欲を刺激されて書いた「武器屋」で、速攻で「あの1話すごかったし、解る人ならこの台詞ピンとくるだろ?」的に言葉をパク、いや模倣とさせていただいている。まだ自分に何かが書けると思いあがっていた頃だ。
カクヨムのはゾンビと世界の共存を書こうとしていたのだが、数年後には現実で「コロナ禍」のような世界となってしまい、リアルでの対応は予想よりも遅くて手緩いものだった。それと大多数の人間の「程度」というものを甘過ぎるレベルで見積もっていた。はぁぁぁ(くそでか溜息)。
書き始めた直後か直前だかは忘れてしまったが、僕の尊敬する作家の一人であった故小林泰三氏のゾンビ作品が出版され、作品を読んで「自分にはここまでは書けない」と思ってしまい、書くことを止めてしまったのは覚えている。方向被ってしまったし、そんな面白くは出来ないしで。
僕のようにしつこくこびりついた汚れのように「なろう」に残っていると、この「なろう」にも長いこと下積み状態の方々がいらっしゃるのはよく散見してきた。
中には某掲示板にアドバイスを求めていた方もいらっしゃったが、それできちんと人気が出てデビューをしてアニメ化までたどり着いたり、あの頃掲示板でアドバイスをしていた人らのセンスや審美眼が「なろう」の割烹やエッセイで偏見的な評論・創作論を語っていた方々よりも正しかったんだなというのがわかる。もう10年近く見ていないのでその間でどうなったかは知らない。
今では環境が違うのでそれが(出版社との契約の中で)良いか悪いかわからないというのは理解しているのだけど、デビューを真面目に考えているのであればそのくらいクレバーというか貪欲さがあって良いと思っている。他人からどうこう言われても、ルールを破っていないならやれるだけのことはやったほうがいいとは思う。会話を成立させることが難しい僕には真似できないので。
失礼を承知で書くが、僕がなろうの作品をよく読んでいた頃の作者さんは、デビューはしたものの低調で多作となっている方が多い。コミカライズもしていて、そっちは別に売り上げがそこまで不評というわけでもなさそうなのにだ。こうなると原作のせいでしかないとなる。
僕のようなデビューにすら至れなかった人間が書くのはどうなのかとも思うが、読者視点では、はっきり言ってデビューして3作4作タイトルを出版してどれもアニメ化はおろかコミックもバズっていないのは、デビューでやる気を失くしてしまったか、何が足りていないかを理解していないんだろうなと。コミカライズの漫画作家さんのせいではない。
デビュー前から応援しているなろう作家さんもこの枠にいたりするが、こんな無礼な話であろうとフラットな目線になると書けてしまうものである。というか書かなければ盲目な全肯定でしかない。
と、ここまで書いて一旦数日ほど置いていたのだが。
ちょっと書こうとしていたことと、今のテンションが変わってしまった。
最近、50歳を過ぎてから絵を描き始めて漫画家デビューをしたという方のポストを拝見した。お名前は失念してしまったのだが。
これにはさすがに驚いた。40代で初めて小説を書いてデビューしてレジェンドとか、40代でジャンプ漫画家デビューは知っていたが、50代になると初めて知るものであった。
その話とは別に現在ジャンプラで高齢の方が連載をされているのは知っているが、詳しくはわからないので知りうる限り50代のデビューが最高年齢となる。
こうなると今ここで何もせずに傍観者気取りで語って創作を諦めているのが、とてもみっともないような気がしてくるではないかと。みっともないのはいいのだが、自分の中の何かが「許さない」と言うような、そういった気持ちになってしまった。
今回書こうとした「自分はなぜ創作を諦めたか」をだらだら書くつもりだったエッセイは、「自分の創作意欲は外部刺激によってしかもたらされない」という話の気分になってしまう。気分だけで書くことは思い付きもしないが。




