20.過去一番ポイントを取れた作品は削除している
もう10年は経つしそろそろ語っても良いと思う話だ。
贖罪とも懺悔とも違う。後悔には近い。
最近Xでなろう作品への色々が多く見かけられたのでなんとなく。
かつて僕はちゃんと規約を読まずにやらかしたことがある。
そのことに関して運営に連絡をして「こういうときどうすればいいですか?」的に尋ねたことがあった。
あの頃の僕のエッセイには「規約を守っているなら~」みたいなことをちょくちょく書いていたが、そのせいだったりした。
お答えの結果は今こうしてアカウントが残り続けているということとなる。
一言で何をやったかというと、別アカウントを持ってしまったという話だ。
今まだこちらが垢BANされていないのは、別垢から自分にポイントを入れてたとか、悪用しようとしていたのではなかったのが大目に見られて生き残れた理由なのだろうか。
ちなみに規約を読んだことのない方のために書き残しておくと、運営さんは別アカウントが必要なときのためのことは記載しておりましたので、何か事情がある方は一読をしておくとよいと思います。今もあるんじゃないかな?
あの頃はまだ書くこと、読まれること、書いたもので評価されることに今よりもちょっとは意欲のようなものがあった。
しかしながら自分でこういうのが好きだし面白いんじゃあねえの? みたいに書いたものは、ご覧のあり様でずっと底辺の評価しかない。かといって当時流行っていたテンプレを書くというのは自分の面白いとも違うし、ちゃちなプライドが許さなかった。ランキング作品を真似て書くことの恥ずかしさが勝っていた。
もう1つの理由としては外部サイトの存在があった。今もあるのかは知らないけれど、なろう作者の動向をチェックしているあれだ。あれに探られて残されるのが嫌だった。
そこで考えたのが別のアカウントでなら僕じゃあないしテンプレを書いても自作に残らない、と。
すぐさま2話4000文字を目安に午前中に書いて午後3時過ぎには投稿をした。後の展開なんかは考えていない、勢いと会話でごまかした。会話が6割近くあったと思う。
あの時期「このすば」のアニメがヒットした影響なんかもあって、最近なろうにきてポイントを入れてくれる人はコミカルでライトでさくさく進むというものを求めているなと分析しており、そう始まるようなものを書いたのだ。
この作品が投稿して1、2時間くらいで250ポイントを越えてしまった。アクティブなユーザー数が今よりも多かったろう時代であってもこれは、「へー、やるじゃん?」なものでして。
近年のランキングのポイント事情は知らないが、その日は運がよかったのか日刊300位以内に入ってしまい、次の更新時には200位に迫るものだった。
そのときになって僕は怖くなってそのアカウント自体を削除した。最終的なポイントがどこまで入ってしまったのかはわからない。2話しかないのに感想が初めて見る数ほどきていたが、一切読まずに消した。ランキングで時折ある作品削除は何かしらの事情が起きたものなのだろう。読まれたいけどそこまでは求めていないよ的な。心構え出来てなかったよ的な。
その一件があって、完全にではないけれど、ほとんど羨望のようなものはなくなった。競合が更新していない状況という運もからむし、アクティブユーザー(堅実にポイントを支払う方々)の気分やそのとき求めている言葉を出すのが圧倒的に、というかほぼ絶対的に不可欠だと学んだので。
しかしこの経験をしたことによって「自分もやる気になればできるんだな」という思い違いをしてしまうようになり、読むことも書くこともサボるようになって今に至っているのだから、見事な「負の成功体験」である。
とはいえ、僕のような長期間底辺に住まう人間が「過去こんなポイント取ったことあるんだわー」とか書いていても、まったく信憑性はないだろう。
松のような話だからこそ書けている面もあるが、それはわりと面白くないので、出来れば結果を出して信じていただけたらいいなぁと。それが今年か来年か5年後か10年後かは僕にもわかりませんが。




