第7話 都会のオアシス、昼パターグリーン
これはAIが書いたものです
「そろそろ、運動したくない?」
木曜の朝、佐倉がSlackに投げたこの一言に、すぐ10件以上のリアクションがついた。
ジョギング?キャッチボール?まさかのドッジボール再び……?
そしてその下に、2枚の画像が投稿された。
•芝生のパッチワークが広がるビルの屋上
•緑の上に転がる、白いゴルフボールとパタークラブ
【開催告知】
本日12:00より、昼パターグリーン杯開催。
屋上にて、即席9ホールをご用意。
クラブは4本。ボールは7個。
優勝者には、“グリーンにふさわしいお茶とお菓子”進呈。
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12:00 ビル屋上・特設グリーン
最上階の屋上には、人工芝を敷いた仮設ゴルフ場が広がっていた。
会議室のカーペットを切り出したような芝、ペットボトルで作ったカップ、目印のフラッグは割り箸とメモ帳。
「……え、これ、想像以上に“ゴルフ場”じゃん」
「パー、ちゃんとあるんですね」
「これ、どこからどこまでが“コース”?!」
参加者は8名。
おなじみの川端、高田、山崎、村上に加えて、隣の部署からも参加者がちらほら。
佐倉は、審判帽をかぶって現れた。
「9ホール制。パターは交代で使用。タイムリミットは12:55。昼の風を読め!」
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12:05〜12:45 本気の昼グリーン
最初は笑いながら打っていたが、3ホール目から空気が変わった。
•川端、力加減の妙でロングパットを一発で決める
•山崎、ボールに回転をかけてコーナーを曲げる“魔球”
•高田、無言で正確に毎回カップイン、スコアボードが真顔
•村上、ふざけてたはずが5ホール目からまさかの“覚醒”モード
「これ、勝ちにいくわ……!」
「ちょっと、本気出していいですか」
「そもそも佐倉さん、参加してないのずるくないですか?」
佐倉はスコアカードを記録しながら微笑む。
「僕がやったら、優勝しちゃうからね」
それは冗談なのか、本気なのか。
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12:50 最終ホール、“天空のカップ”
9ホール目は、屋上の角――送風機の風がたえず吹きつける“難関”グリーン。
誰もが1打目を風に流され、カップを外す。
残り時間5分、トップを争うのは、村上と高田。
「風を……読む、か……」
村上はボールを打つ前に、しゃがみこんで芝を撫でる。
そして、少し左に外すように、柔らかく放ったパット。
ボールは、風に流されて、まっすぐ――
カップイン。
「……入ったぁぁぁぁあああ!!!」
「マジか、村上新人……!」
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12:55 表彰と“ご褒美ティータイム”
優勝者・村上には、佐倉からの特製ティーセットが手渡された。
•ペパーミントの香りが爽やかなグリーンティー
•抹茶を練り込んだスコーン
•「ナイスパット」と書かれた手書きの賞状
「ありがとうございます……なんか、昼って、人生ですよね……」
「うん、それ名言だわ。壁に貼る」
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13:00 復帰
午後の会議室では、ゴルフで火照った顔のままPCを開く社員たち。
上司が聞く。
「……昼、何してたの?」
佐倉は笑うだけで答えなかった。
ただ、机の隅には一枚のスコアカード。
村上の名前の横に、9打の奇跡が記されていた。




