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僕が女神様?8

投稿いたしました。

ぜひ読んでやって下さい。

リョウは驚く。

まさか、ラティスやレティアが、実質この世界のNo.2だと云うことを、その筆頭がレティアと云うのも信じがたい。

どう見ても中学生かよく見て高校生くらいにし見えない二人がこの天界では最上位に位置する神だとは初見の人では解らないだろう。

そんな風に思える人がいたら不思議でしか無いと思うリョウだった。


「でもそうなると、部下がいてもおかしく無い訳だ。ちなみにラティスって何歳なの?」

「私ですか? えっと、3200才位ですか? レティアは3500才くらいで、リョウ陛下と同じなんですが、陛下は新しく転生され生まれ変わられましたので、その身体は10才くらいですね。」


愕然とするリョウ。


(な、何? 神族ってそんなに長寿なの?)


「ああ、年齢ですか? そうですね神族の寿命は基本ありませんから。不慮の事故で再生不能まで怪我するか、戦闘とかで、首と頭が切られて離れない限りは簡単には死にません。」


リョウの顔色で察したラティスが気を聞かせて神族の寿命について話してくれたおかげで、余計に動揺してしまった。


(僕もそんなに長く生きるというのか? 死ぬことがそうそうないの?)


地球では命は簡単に奪われるものだと思っていたリョウにとっては嬉しい半面複雑な気持ちもあった。


(お姉ちゃんも神族に転生してますように。)


心の中で祈るリョウだった。


「それで、リョウ様ちょとお願いがあるのですが?」

「な、何?」

「ちょっとこのテルエを先ほどの私達みたいに抱きしめて見て下さい。」

「!!!!!!ちょ、ちょっとお待ちく、下さい! わ、わ、私如きが、ししししし神王様に、ほ、ほほほ抱擁。ささささ、ささ、され!」


テルエと呼ばれた女性は、いきなりのラティスの提案に、さっきまでキリッとしたいかにも出来る女性という面影を微塵も感じさせないほど動揺しまくり、口がまともの動かなくなってしまったいる。

その上、顔は歓喜とも恐怖とも取れる複雑な表情になり体はブルブルと震え出していた。


「え?僕は別に構わないんだけど、大丈夫なの?」

「いえ、大丈夫じゃないかもしれませんが、リョウ陛下にご自身の凄さを判っていただくのと、私の部下の耐性強化も兼ねていますので思う存分抱きしめてやって下さい。」

「ラ、ラティス様! どうか、どうかお慈悲を!! わた、わた、わたく、し正気が!!」

「大丈夫!! これも試練です! 2級神の貴女にとってこれは避けては通れぬ試練なのです。それにこんなご褒美試練そうそうありませんよ! さあ陛下お願いします!!」


(何かテルエさんが可哀相な気がするんだけど、まあ試練という事らしい。って僕ってそんなに恐ろしい存在何だろうか? まあ僕もたかだか抱きしめるくらいで、ラティスの部下と言っても神様なんだから大丈夫だよね?)


大粒の涙を流しながら、後ろに腰を引いたため尻餅をついた状態で固まってしまったテルエに、リョウはなるべくゆっくりと近づき両の手を差し出す。

その指が、テルエの右頬と左の首筋に僅かに触れた瞬間。


「いやああああああああああああ!!、あ、あ・・・・・・・・」 


自分の全てをさらけ出すような絶叫をテルエが叫び、そのまま後ろへとひっくり返りドン!と床に仰向けで倒れてしまった。

口は馬鹿になった様に開ききり涎が頬を伝った状態で気絶してしまったようだ。


「な、何!? テルエさん!! だ、大丈夫!?」 

リョウが慌てて、抱き抱えるテルエはこの世の喜びを全て身に受けた恍惚とした表情のまま固まっていた。


「テルエ!良く耐えました! さすが私の腹心です!」


何故か、どや顔で威張るラティス。


「どこが耐えたの? 気絶してるよ?」

「いえ、これが全く耐性が無ければまず失禁しています。その上に頭の中が桃色パラダイスに塗り潰され、現世への復帰に数ヶ月はかかります。その様には見えないので、十分に耐えたと思います。」


(どんな試練なんだよ。)


「そしてこれがリョウ神王陛下の慈愛の力、魅了の力です!」


自分の事の様に喜々として高らかに説明するラティス。


「ちょ、ちょっと待って! それじゃ僕って普通に他の人と喋ったり、手を握ったり出来ないの?」

「いいえ! そこでこの聖装具があるんです!」


じゃ、じゃじゃーんとか効果音が流れるような動作で鼻血地獄から戻ったレティアがその聖装具を高だかと持ち上げていた。


「ただいま戻りました。」

「なんでそこでレティアが出てくるのよ!!」


レティアの片手にが翳す聖装具と、全く同じ物をラティスが今まさに出そうとしている寸前にレティアに持って行かれたのが相当悔しかったのか、涙目で怒りまくっていた。


「まあ、減るもんじゃなし、」

「減るわ!!」


「まあそれは置いといて、この聖装具は腕輪になっているのですがこれを嵌めていると、まだご自身の力の制御が出来ないリョウ様のダダもれ神力を封じ込め力の放出をある程度制御してくれるものなのです。」


そう言って、レティアがその腕輪をリョウに渡す。

それは、表面を複雑な文様といくつかの宝石の様な石が埋め込まれた美術品と言っても良い金属製の腕輪だった。


ありがとうございます。

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