すまん、嫁にもらう
「その方法は、なんでしょうか?」
普通に起こったことをそのまま言ってしまえば、
信じてもらえず、友達が家に遊びに来たみたいな感じになって多分、姉に……
「うわー!和にやっと友達ができたんだね!しかもこんなに可愛いお友達ができたなんて…!お姉ちゃん感激!これからも和と仲良くしてね?」
とか言うんだろ?アラムの前では、本当にやめてほしいな…友達がいないということをアラムに知らさせたら、めちゃくちゃ恥をかく。翌日からのアラムの目が
怖くて目を合わせられないわ…
しかし、俺はこの全ての状況を半分理解した。
ミスをしなければ、上手くいく!
この今の事態をまとめれば、突然異世界転移してきたアラムが向こうの世界に帰るまでの間、ここに住まわせてもらえばいいのだ…アラムがここに住まうとなると、俺にメリットがある。それは暇がなくなることだ。遊び相手でも話し相手でもなってもらえる!
こんな美少女と話せば、話は尽きないだろう。
アラムのメリットは、ここに住まえることだな。
何としてでも、アラムを住まわせる!
俺は、熱くなっていた。
「説明しよう…アラムがまず、家がない、親がいない、行く宛がない、孤児院に行くか迷っているという設定だ。」
アラムは、おぉー!と、驚きの表情を見せながら言う。
この作戦の一番の決めどころは、孤児院に行くか迷っているという設定だ。姉は何だかんだで、超絶優しい。上手く姉ちゃんの心を動かせれば、確実に
姉ちゃんの良の心が芽生えるはずだ。
そして、俺の友達関係というのも関わってくるはず…
この少女を住まわせれば、俺に友達ができるという
姉の悩み事が、解消される…完璧すぎて怖いわ…
姉には悪いがな…こんな顔すれば大丈夫か、
ゴメンナサイm(。>__<。)m
「簡単でコンパクトで、それでもって、危険で
リスクが高い…言わば、丸罰ゲームのようなもの…
私は和也さんのそういう考え好きですよ?」
や、やめろぉー!もうダメ!はいダメ!
早瀬和也13歳、未だに友達なし、恋に落ちました。
理由?聞きたい?えー聞きたい?よし!教えてやろうじゃねーか!よく聞け!俺の脳内永久保存版のアラムの声をもう一度!
「私は和也さんのそういう考え好きですよ?」………
可愛すぎだろもーう!俺、アラムを嫁にもらっていい?言う時の上目遣いやめてマジー!
惚れるわ!掘ってや…嘘ですごめんなさい。
「そ、そうか…同感できて嬉しいよ、これから仲良くできそうだ!アラム!」
俺が恥ずかしながらに微笑みながら言うと、
「んふふ…私もです、和也さん!」
彼女も同じく微笑みながら笑った。
さーて、ここから本格的に計画絞らなきゃ。
今は夜中の12時だ…早めに決めて、明日の夕方に決行だ。




