華奢なお嬢様 エピローグ
殿下とリアムは事がうまく運び問題なくこれからもそばにい続けることに喜び、また突然の外出理由がわかるとますます手放さないと決めた。
シアが綺麗にラッピングされ直したネクタイを持ってきてくれたので見舞いにきてくれたマリアと一緒にレオン、アル兄、ユー兄、リアム兄にも渡させたのだった。レオンを含む兄達は自分達の為に外出し危険なめにあっても卒業おめでとうとニコニコ笑ってくれるリリーの頭を撫でまわし、マリアを責めたユーリは謝った。
そして卒業後、王宮に通うようになり、リリーはアル兄と一緒に過ごすことが増え、マリアはレオンと一緒にいることが増えた。2人ともごく自然に相手を好きになり婚約者になった。ここまで1年かかり、更に1年後2人が15歳になりかなりの美女になっていたが無自覚に抱きついてきたりともう待てないと結婚を急がせた。レオンに協力してもらいやっと侯爵が折れ16歳でリリーは皇太子妃となった。
婚約者時代、、
「お~い殿下!またリリーが花木に水をあげながら水浴びしてるぞ!いいのか?」
リアムの報告に
「止めろよ!」
「楽しそうだからいいじゃん!王宮の使用人も微笑ましそうに見守ってるから大丈夫だよ。」
「服が透けるんだよ。男は見てないだろうな。」
「もちろん近づけてないよ。いってらっしゃい!」
面白がっているリアムを睨み足早に向かう。
すると心配するのが馬鹿みたいに楽しそうにはしゃいでいる婚約者を見つけ
「リリーこっちにおいで!」
大きな声で呼ぶと
「アル!!お仕事終わったの?」
笑顔で駆け寄ってくる。すっかり濡れているのを忘れ抱きつくリリーに喜んで抱き締めかえすが濡れて下着がみえうなじがしっとり濡れている。
「ちょっっとごめん、、離れておくれ。風邪を引いてしまうから拭こう。」
「ごめんなさい。アルも濡れてしまったわ。」
そうじゃない。理性がもたない。
はぁ、侯爵に結婚を急がせるように再度頼もう。
リリーの王妃教育は元国王夫婦のおかげでほぼ終了していた。
そして様々な医療備品(?)を発案しては周囲に丸投げしていたので本人が知らない内に財産が増えていくこととなる。
王宮にあっというまに慣れ王宮の使用人にも慕われた。王妃は娘が欲しかったから本当の娘のように可愛がり陛下もリリーには甘く最初は社交界にだそうとしたがすっかり見せるものかと断るようになった。この強固な檻からでることはないが幸せいっぱいの生活を送り
2男1女をもうける。レオンはマリアとの間に2人男児をもうけた。
リリーそっくりのお姫様はレオンの息子と結婚するのだが、それはまた別のお話。




