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ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
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負の遺産







「あぁそうだ、その子が起きたらそこにあるご飯を食べさしてあげてくれ。相当疲れていたらしい、まだ体力が回復しきってないしスタミナも一桁だ。」


「そうそう、それで思い出したんだが俺にはTPとSPという数値もあるんだ、お前には無いか?」


「...いやないな。TPはある、これに関しては戦闘中にダメージを当てたり当てられたりしたら増える、そしてスキルに応じたTPを消費することで使えるんだ、だがSPは無いな。」



そうか...この子供の記憶にもない、とりあえず村を目指しつつあたりにあるダンジョンに入って何か試してみるか...



「なぁ文也、あそこにダンジョンがある、お前はあんまりたたかえてないからレベルが低いだろ、行ってみるか?近くに小屋もあるしそろそろ夜になりそうだ、行きたいなら今夜はそこの小屋で一晩過ごすことになるが。」


「好都合だ、あのよくわからん異形も操作できるようにならないといけねぇしな。」



「わかった。だがダンジョンレベルもわからないから危なかったらすぐに逃げろ。念の為そいつも渡しとく、閃光弾と帰還弾だ、帰還弾は自分に撃てばいいさ。」


「ありがとうな。それじゃあ行ってくる、その子の保護は頼んだ。」



ここが俺の初めてのダンジョン、できればなんの危機もなく平穏に終わらせたい、金もない、装備もない、だが俺はこの力がある。


どう使うかがわからないから危ない気はするがこうでもしないと使えるようにはならんだろうからな...何かあっても片手は使えるように右手を使おう、利き手であれを操作できるなら相当心強い。


右手に力を溜める感じ、俺の生命を具現化させるように、それを攻撃的に具現化させる...っ...脈打ってきたこの手から力を放出する、っ...!痛みが伴ってきたがなんら問題はない、ここまでは予想通り。


この先が問題だ、異形になりつつあるこの腕から手にかけて俺の意思どうりにはうごくが強いのかが問題だ。試しにこの壁を引っ掻いてみるか...


最初は少し削れる程度かと思っていた、だがそんな門じゃなかった。


抉ると言った方が正しい表現になる、壁が、そう壁の一部を抉って...破片を俺の腕が、



「破片を...吸っている...!?」



体の一部として取り込んでいる、まずい、意識を逸らしすぎた!腕が痛い、またこれだ!


これをどうにか出来ないと実用性がなさすぎる、腕から体...胴体にかけて侵食が始まる、だが焦るな、焦らず意識を逸らさず拒め、拒み続けろ。増幅しすぎた力を放出する感じ、飛ばせ力を...


よし、腕まで返したらこっちのものだ。この溢れ出る感情と力を無理矢理押さえ込まずにこの力を受け流す、手のひらに集めてそれを弾き出す、あいつの使う弾丸のように...よし、もう今日は終わろう、地下に続く道があるがこれはまた今...っ!


まだ残っていた...残存していた...あいつに止めてもらう...いや違う、俺がやらなきゃいけないんだ、魔物の襲来の時に俺が戦えないならそれは負ける!


なんで6人だけしか召喚されないのか、それは7人以上呼ぶことができないから、でもこの世界が残っているということは6人力を合わせて魔物の襲来を防いできたということ。


あいつらとあのクソ国王の為に戦うのは反吐が出るほど嫌だが元の世界に帰る為なんだ、必要最低限はやってやるさ。だから俺はこの腕を扱えなくてはならない、俺一人で!!



「別にいいじゃないか、今は俺たちがいる。だから一人で溜め込むんじゃな...おい文也、この文字読めるよな。」


「全く、いいこと言うなら最後まで言えよな...んでどれどれ。んーっと...なんだ、この文字俺知らないけど読めるぞ。」


「おい、ここって...なんかやばくないか。何かはわからない、それでもここにあるこの言葉、相当な走り書きだ、

'もしこれを見ている人がいたら'しか読めない...なぁ文也、これ読めるか...どうしたんだ文也。」


「あぁそうだよな、どうしたんだろうな、俺はこれが読めてしまったよ、全部じゃないけど翔也よりは...なぁ、レジリアを連れてここから離れるぞ。話は後だ、もう時間がないんだ!逃げろおおおおぉ!!!」


外に出た頃にはもう遅かった、ここにあったのは魔物が来ないようにする為に空間の魔法を使えるやつを集めて次元の扉を無理矢理閉めようとしていたらしい。


そしてその結果逆に緩くなってしまったらしくここに人が来るなり衝撃が加えられるなりetcをやって溜め込んだら魔物を抑えるはずの扉が開けられる...そしてここに直近に来たやつはここで死んでいる、この走り書きを残して、つまりこいつは魔物に、そして今は空が赤黒い...来る!奴らが!



「おい文也!無理だここから出るのは!どういうわけかここには魔物が...!魔物が集まってきやがる!」



直近の起動から時間はあまり経ってないから魔物の数も少ないし弱いはず、ここはレジリアを翔也に守ってもらう、そして俺は...



「なぁ翔也、そいつ任せたぜ。俺はちょっと試してくるよ、この力を。それに異世界にわざわざきたんだ、あっちじゃできなかった格好つける事を一度ぐらいさしてくれよ、なぁ。」



何か言われていたがもう知らん、俺はお前らを糧として俺は戦う力を手にする。



「さぁこいよ魔物ども!たった一人の人間に全滅させられやがれえええぇ!!!!」




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