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ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
74/162

出陣






アビリティが使えなくなって早数日、色々レイのおっさんに武器を見繕ってもらったが…

「やっぱりこれだな、俺にはこいつがしっくりくる。こいつは確か…」

「金貨一枚、でもまあ少し負けて銀貨九百枚ってとこでどうだ?」

「いいよ別に、あんたのおかげで今の俺がいる。ただその変わりにこのローブをより強くしてくれ、もうそろそろこいつじゃ耐えれなくなってきた、レジリアのも頼む。」

「了解した、一から作り上げる形になるから金貨一枚で利かないぞ、それでもいいか?」

金貨一枚でダメか、銀貨千枚=金貨一枚、以前はこのローブを作るのに金貨三枚だったか…となると金貨五枚と銀貨六百枚ぐらいかな、次のやつは。

「わかった、頼むよ。あとさ、この武器が使えなくなった時のために軽い剣をくれ。」

「了解、なあ、兄ちゃんさえ良ければこのなまくらの刀、買ってくれないか?魔法鉄で軽く頑丈に仕上げようとしたんだがな…こんなのがあるとなったらほかの鍛冶屋やってるやつに笑われちまうんだわ、銀貨二百枚にしとくからさ。」

「…軽いのか?」

「ああ、霧雨よりも軽い、何がダメって特殊効果がつかなかったんだ、魔法鉄を使えば付くはずなんだがなぁ…」

「わかった、それも買おう。いい買い物させてもらったよ、ありがとな。」

「おう、頑張れよ兄ちゃん!あ、それとその刀、名前を設定してないからするといいさ、どんな名前にしてもいい、だが変な名前にしてみろ、それを肴に酒飲みまくってやる。」

「それほど面白い話題でもないだろ、じゃあな。」

…さて、名前か。無難になまくらなんだったら駄刀とか?……いや、

「お前の名前…唯刀・威風だ……お、何か特殊効果が…どうやら条件は名付けだったらしいが…一体どんな効果だ?」

抜刀時短時間ステータス上昇、効果大…なかなかの代物だな、銀貨六百枚は下らない。ありがとな、おっさん。そしてこいつ、アポカリプスレプリカのレプリカのレプリカ、頭がおかしくなりそうだが事実だから仕方ない。特殊効果にドレインが付く代物、というかそれがつくように頼んだ。スキルは最初の時にレプリカと思っていたスキルまでなら使えるらしい、それ以上強力なスキルとなると文字が暗くなっている…でもまあしばらく使っていた武器だ、しっくりくる。

「さて、帰るか…穴だらけの城に……。」

城の復興なんて最後でいいって言ったらまさか吹き抜けになるなんてなあ、空気を入れ替える必要なし、勝手に入れ替わるからな…はぁ、溜め息がでる。まだ街の復興も終わってないんだ、城なんて、後回しでもいいだろ。

______________________


「ただいま〜と、まあ言う必要性は感じないが…な。さて、レベル上げか依頼を達成させるか復興支援かどうしようか…」

「復興や民の依頼は我ら騎士団に任せてくださればよろし」

「んあっ!?…なんだ、エルレタールか、驚かさないでくれ…」

「申し訳ありません、私に聞いているものかと思い。」

「いや、俺も独り言にしては声が大きかったと思う。あと騎士団のみんなが依頼をこなしてくれてるってのは本当か?」

「はい、強力な魔物などは勇者様方に任せていますが。」

「なら俺にもそれをやらしてくれ、レジリアと一緒に終わらしてくる。」

「わかりました、またリストアップしてMessageで送信しておきます。」

「よろしく頼む、ありがとうな。」

さて、これで当面の目標はできた、依頼をこなして金を貯めつつレベルを上げる。俺はまだまだ弱い、異世界に来てからアビリティに頼りっぱなしだったからな、基礎の基礎からステータスを上げていかないと。10の五倍と15の五倍は25も差がある、この差は基礎を上げることができればより増えていく。今の俺のレベルは…67、レジリアが68か。ステータスは…なるほど、少しは上がってるらしいが他の奴等に比べれば低すぎるステータスだろう。それをカバーするために戦術、スキル、経験、場数…場数の経験は一緒か。兎に角それを積まないとな、スキルは今使えないが…。だが何もステータスを上げる手段はレベルアップだけじゃない、異形化した時だって、アポカリプスを出した時だって、etcだって強くなっている。まだまだ調べることがありそうだ、だがそれよりも…

「…重い、尋常じゃないぐらいに…重い。ここに来るまでで…もう、……息切れ…………だ……。」

きっと、非力な俺には、弱い俺には一番いいアビリティだったんだな、いつでもどこでも武器を出せるしステータスも上げられる。だからこそそいつを最大限に使えるようになりたい、だから俺は戦う…もちろん世界を救うって目標のための一部分だ。デカイ目標を細分化していき、一つ一つをこなしていく。簡単な話だ、まずはあのソウルイーターが封印されている石、あれをどうにかできるようにならないとな。

______________________


「よお、ああ、気にすんな、ただ俺の話を聞いてくれるだけでいい。お前、頑張りすぎるなよ、今でも十分に強い。お前が学ぶのは力の使い方だ、いっつも自己犠牲で無茶ばっかりして、仲間にとっては心臓に悪いのなんの…少しは自覚しろ。そんなわけだ、無茶して強くなる意味もない気がするんだがな、俺は…。」

_______________________


……なるほど、でもまあ用意してもらったんだ、これぐらいは終わらせるさ。

「レジリア、準備できたか?」

「終わりました、文也様は…大丈夫ですか…それ。」

…まあ、そうなるわな、レプリカは…留守番にするか?いや、このままでいい。

「行くとするか…ああ、王の出陣だ!」



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