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ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
66/162

引導







「救い出す…私は、救いなど求めましたか!?私は救いを与える側の存在、ですがあなたたちは邪魔なのです、故に、殺す!!」

「お前、神のくせに、痛み目見ないとわかんねぇのか!?それならいいぞ、やってやる。お前の仲間にも見ておいてもらうさ、お前がボロッボロに負ける様をなぁ!"放たれる厄災(ディザレディエーション)"!!今俺の、前の世界には二人とていなかった信頼できる仲間がお前の仲間という名の駒を捕らえに行ってくれている、邪魔はさせない!」

「私の同胞を侮辱しないでください!"神怒の雷槍メラクナイ"!消し飛べ!!」

メラクナイまで使えるのか、となると勇者全員のアビリティを使えると考えるのが道理だろう。だが俺のアビリティは使えないはず、翔也のは一部が入っているから使えるだろうが俺はそんなことないからな。

「お前にも返してやるよ、"雷魂槍メラクナイ"!!」

「だから、効きませんって、その程度。そもそも上から下に投げるなら重力がかかって火力が減りづらい、下から上に投げるならどれほどの抵抗を受けるか…あなた、馬鹿なんですか?」

あぁ、そう思われても仕方ない。だが、ちゃんとした作戦のもと、こうやってるんだ。

「馬鹿はちょっと、言い過ぎじゃねぇかな。その減らず口、閉じてやるよ!"天元突破・トータルイクリプス"!!」

避ける、そりゃあそうだ、この攻撃、当たれば障壁…強化効果が切れる、当たればだけどな。だがお前は避けた、つまり反刻とかいうチートスキル、俺のスキルで打ち消せる、なんなら俺の手のひらに鎌を仕込んでスキルを使いながら喰うって手段も…いやそれは現実味に欠ける、取り敢えずそのチートスキルをどうにかしてからが本番だ。落下は波動砲を下に撃って処理、上から降りてこない凛に対する手段はトータルイクリプスを衝撃にしたもの。…どうしてこう誰と戦う時も俺はジリ貧になるんだ…!今そんなことを考える暇なんてない…取り敢えずは3人とも帰ってくるまで時間を稼ぐとするか…いやだめだ、俺がやらなければ。あいつらが帰ってきたら考えることが増える、傷つけさしてたまるか、それをしないために行かしたんだ。ここで、ここで俺が、無理矢理喰う。

「"トータルイクリプス"!!まだだ、まだ終わらないぞ、避け続けろ!」

わかってはいたがそう安易と避けられるのも辛いものがある…な、こっちは真面目にやってるんだがなぁ。

「何度やっても結果は変わらない、もうやめなさい、"神怒の激流"!!」

「そうとも限らない、こいつは切り開く一閃だ、お前なんかに止められない。この一閃は、何よりも力を込めた。陽の光に隠れ、忌み嫌われた存在者の、一撃だ。甘いわけないだろう、俺と同じ土俵に来い、"失われる力と姿(グローリーイクリプス)"。無様に堕ちろ、地の地の地に!」

上を見過ぎだ、足元が疎かだぜ。詰まるところ、お前の負けだ、降ってきな。どこに降ってくるなんてわかりきってるさ、吸い込まれる様に降ってこい、残さず喰ってやるよ。

「…背中からぶすっとやしてもらうぞ、もしかしたら傷が残るかもしれないが…まぁその辺は大丈夫だろ、この世界は不思議と俺らによく出来すぎてるからな。」

これが…異様な気配の原因………なんだこれ、意識が吸い込まれる様な…綺麗で、それでいて、呪いみたいに…俺の…俺だけの………っ!?…誰だ、今誰かに止められた様な気がしたんだが…いやまた意識を取られる前にこいつを消し去る。なんの神様かは知らない、俺にいくら呪いをかけてもいい。だけどな、俺の手の届く範囲はもう諦めたくないんだ。

「もしかしたらまたお前が誰かに憑く時があるかもしれない、その時はもうどうしようもないが今は、お前をどこかわからない地の底に封印してや…あ、おい…んなっ…触れられない…!?」

どうなってる…さっきまで暗かったのに…光が、一筋の光が…まるで、次元の違う何かが降りてくる階段を表す様な…欲望の化身、この張り詰める空気…俺が今いるところは本当に地上だよな、本当に…地に足がついてるんだよな…。

「文也!取り敢えず隼人と玲はエルレタールに引き渡しといた!今何が起きてる、どうして凛が倒れてる…血が大量に…出てない、血が土に大量についてるのに…まぁ傷がないならいい、'あれ'はなんなんだ、人間の創れるモノなのか…?」

なんなんだよ…これ、見惚れちまうじゃねぇか。何が…何が、始まる……?

「何かが降りてきてないか…?あ、そうそう玲なら雷基に渡しておいたが…なんだよあれ…。」

「文也…様、私…近づけば近づくほど…体が…震えて…力が…」

「わかった、レジリアは離れてろ。俺たち異世界人しか対峙できないんだろう、この世界の神には…。準備はいいか、二人とも。ダメと言おうが戦闘は免れない…世界の神に、引導を渡してやるぞ!」



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