おんなじことの繰り返し
ファストテリトリー、この中は俺の領域、お前が与えていた威圧、そのまま返すよ、ディナレント。
「……!お前、まさか…とは思うが、いや、関係はなかろう。僕の領域を侵そうとしているらしいがやらすわけにはいかない、神だ、僕は。お前みたいな奴にこの領域は上書きできはしない、僕がそれをより上書きする。絶食だかなんだか知らないがなめないでくれ、この僕を。"神混人の遙かな憂い"!!今から始めるのは対等な試練じゃない、一方的な虐殺だ、越えろと言ったが越えさせない、君は…君たちは、ここで…死ぬべきだ。」
こいつ何を言ってるんだ、虐殺だなんだって元よりお前の方が上だろ…は?なんで、一気に距離が詰められて…
「"不可視の連鎖撃"!油断どころか瞬きすらさせない、"究極魔法Ⅻ・アルテマ"!!」
クソ、このこの見えない攻撃をやられてる中であの魔法を放たれたら…確実に爆発四散する…!ここで全方位に全てを注ぐのを止めるも確実に死ぬ、なんなんだよこの理不尽な攻撃は!だがあの詠唱が終わる前に止めないとそれはそれで死ぬ、四人とも今は戦闘不の…誰もいない?あいつらどうやって、まあいい、周りの被害を気にせず打てるのであれば俺にも似たようなものなら
「"究極魔法・アルテマ"!!一点に留めた一発、全力でぶち込む!」
「"ミラージュ・アルテマ"!!完全コピー、受けてみろ!」
「「"究極双連魔法・Wアルテマ"!!!」」
…まさかこいつら、全員消えていた?だとしたらそれを一人で成し遂げた翔也は凄いな…いいよ、とことんやってやる、この不可視の攻撃全部俺が喰ってやる。
「"暴食の荒喰い"!!お前ら、心配事は全て俺が喰ってやる、お前ら、好き勝手にやっちまえええぇぇ!!!」
「耐えてください、この身体!"デュアル"、"ブラスト"、"デュアル"、"ショット"、"ブラスト"!!」
「この魂の、限界を!"天元突破・魂の一刀"!!」
凄いな、こいつら、よくもまあこんなに機転が効く。俺とは大違いだ、しかし、全部任せっきりもどうかしてる。俺がこの見えない何かを叩き落とし続けるのもいつか限界が来るだろう、だから今のうちに何か対策を取りながら……いや、もう一度あの衝撃波のようなものを出せれば、あるいは……だ。
「一瞬、一瞬で構わない、もう一度、もう一度だ!"絶天解放"、逃すか、この一瞬!"刹那を喰らう絶と暴"!!!止められると思うな、止まる気なんて無い!」
「何があってもそれは止める、死ぬわけにはいかない!その他諸々なぞどうでもいい、それは止める!"僕の神罰"、弾けて消え去れ!!」
爆発音!?一体何が…俺の立ってる床がっ…!?これは、不可避!
「っああああ…っ……ん?思ったよりも…ダメージが少ない、四人はどう…っ!?」
HPが1…我慢だとか根性だとかそんな感じのパッシブなんだろうが俺が注意を引くしか無い、大丈夫、なんの問題もありはしな
「"拡散神雷砲"!僕にはわかる、そいつら全員が、もう、役立たずということに!そろそろ血で濡れた服を着る感覚も辛くなってきた頃だろう、いやもう感覚も何も無いか、一対一ならどうとでもなる、先にこいつらを」
「やらせない、溜めが長すぎたな。"絶食の暴腕"!そこがお前の悪いところだ、話をする暇があるなら戦えよ半端野郎、それか話しながら戦え、こんなふうにな!"波動星"!!」
「爆風で姿を眩ませたか、問題などない、"神怒の降雷"!!上からの雷撃ならなんの関係も無かろう!」
その通り、見えなくても広範囲に攻撃できるそれを撃たれては煙幕を発生さした意味も無くなる。しかしまあなんとかなるだろ、なんせ俺は二段構えの陽動係。何度も何度も同じ手を使うのは愚策、しかしここまで同じことを繰り返したら逆に怪しむだろ、俺なら四回目で違和感を覚えるな。
「'違和感を感じさせる'何かがある、そう思わせるよう何度も何度も。わかっている、策なんてお前に無いことに。そして考えている、なんとかならないかと。諦めろ、もう終わ」
「誰が、終わらせるものですか!"無二の一刀・唯我独尊"!!!」
それは違う、ディナレント。この世界のことをお前は知らな過ぎた、俺たちの世界にこんな便利なものはなかった、そう道具。回復から妨害、攻撃まで用意すればなんだってできる、感覚を空けなきゃならない欠点もあるがこんな状況なら全然構わん、温存して全滅なんかはやってられない。予想外だろう、こんな古典的な方法で、予想の斜め上からの攻撃に…認識外からの攻撃に、震えろ!!
「貴様…一体どうして!?確実に持っていって……周りの人間の気配がお前らしかない、また…またなのか!?わからないんではどうしようも…!」
「無いよな、"天元突破・纏雷旋刃槍"!!」
その通り、ここから二人の攻撃と俺とレザイア、戦神、そしてゼルス。四人分が待ってんだ、ただで朽ちてくれるなよ。
「…クソ、"神之怒・絶」
「遅いんだよ、"焼却砲"!!」
撃たせる前に、喋り切る前に、倒す。
「やらせはっ!」
「さしてもらいます、"ブラスト"!!!」
俺の番、いや、俺たちの番だ。単純でいい、複雑な方法なんていらない、ただ喰らえばいい。
「っ!これ以上好きには!」
「有無を言わさず、だ。"絶喰み・暴戦の腕"!お前は質の塊みたいなもんだ、喰い続けてやる、最後の最後まで!」




