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ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
42/162

降り注ぐ神雷








「こいつは敵の生命力を奪うスキルもある、こいつが異様な動きをするようなら気をつけろ!」

「了解した文也、"纏雷旋刃槍"!!隙ができた、行けえええぇ!!」

「よし、なら俺が抑える。最後の一撃は任せたぞ、俺にそんなスキルないからな!"雷刀一閃"!!"雷刀連斬"!!」

敵の攻撃を受け流しながら斬る、俺の身が持つのも時間の問題。極力早くやってくれると助かるが…

「一度はお前に牙を向けたこの力、俺が信ずるもののために使うことにするよ。"人心の降雷"!!」

このスキル…あの時の神怒の降雷…もしかしたら凛がこいつらを洗脳まがいのことを…というかあいつは本当に勇者なのか?俺や翔也が救世主で勇者と判定されているようにあいつももしかしたら…いや考える暇はない。

「"降雷刀・雷電"!!…肉の少しぐらいはすぐ治るか、わかってはいたが辛いなこれは。それよりお前のスキルはいつ来!?っるああああぁ!?!?」

耳が、耳がぁ!?なんだこの音、目の前で世界が爆発するぐらいの轟音を聞いているようだ、そんな音聞いたことないけど。だとしてもうるさい、これはまずい、明らかに。いつまで続くんだこれが、体が動かない。地面が凄い揺れている、それはそうだろうなこれほどの振動なんだ。わかった、我慢するしかないらしい…でも流石にこれで倒せないならもうわからんぞ俺には。

「………止んだか、なんていうか…凄い一撃だな。今の俺には出せそうもないよ。」

「なんなんだろうな、何かから解放されたような感じなんだ、ありがとう。さて、俺はまたしばらく旅に出る、翔也の回復、してやれよ。」

「あぁ、わかってる。それじゃあな、また会うことがあるな…まだ終わってないらしいな、どうかしてる。あれで耐えてるんだ、何か他に強そうなスキルはあるか?」

なにかが滴る音を聞いてなんとか反応できたが明らかに全回復しているような感じだ…ん?少し…何かが違う。

「なぁ雷基、こいつ…何度も倒せばいいのかもしれない、さっきよりも明らかに溶け始めてる。」

「なるほど、確かに言われてみれば…って感じだがまあヒントもないんだ、賭けてみるぜその仮定に!"雷槍メラクナイ"!!」

明らかに人が違う、まるで違う、中身が変わったようなそんな感じ。…何でこんな無駄なこと考えながら戦うんだろうな、終わってからだって俺。

「霧雨、秘めたる力を解放しろ!秘唯刀・霧雨!"秘刀・焔"!!」

いつしか臭いも感じなくなったな、これは…なくなっていってるのか感覚が麻痺してきてるのか分からないが好都合、今のうちに叩けるだけ叩く!

「文也お前あのへんな手は使わないんだな、なら俺も奥の手みせてやるぜ!メラクナイ、行くぞ!雷槍天元!!"雷神天元槍リクレトーネ"!!!平均持続時間約18秒、見せてやるぜ俺の力を!"天元突破・連続突き"!!」

大量の雷槍が雷基の後ろからずっと攻撃し続けている…天元にしてから後ろに雷の円のようなものもある、なるほど、本当に短期決戦か。

「すまないな、俺が全力を出せないばかりに。できる限りならやらせてもらうさ、しかしまぁ凄いなお前、もうレベルも350じゃないか。…なんだ近くにいると体全身に静電気流されてるみたいな感覚だな…。」

「話は後だ、もう5秒は経ってる。雷槍からも相当な力が漏れ出てる。この調子なら持ってあと数秒、先に行かしてもらう。"天元突破・絶雷衝"!!」

速いな、俺の数十倍ぐらいか、敵にしなくてよかったよ本当に。さて、俺もそろそろ準備ができた、雷基だけで倒せるならと思ったがやっぱり無理だろうな、居合いなんて初めてだがうまくいくものかな…やっぱり鎌の方が使いやすいな。

「…多分こんなもんでいいだろう、雷基!最後の力を振り絞って俺の直線上から離れてくれ!本番一発勝負、もし倒せなかったらその時は…任せる。"秘刀・次元斬"!!っ!?」

右腕が…不思議な切れ方をした、怪我は少ないからまぁ…後で治してもらうか。それよりもこれでなんとかならないなら真面目にソウルイーターの力をもう一度使えるようにするために色々と試行錯誤をしなくてはならなくなるんだが…まぁやれるか、こっちもそれ相応の対価を払ったんだ、倒せないなら返品ものだ。さて、これから秘刀はしばらく使えないがどうしようか、まずちゃんと倒せたかの確認を…ん?

「まだ倒せてないのか…これで…無理か、あの紫に光る石みたいなのを壊さないと無理なんじゃないか?」

「だろうな、それで文也、何か作戦は?俺はもう天元突破は無理だ、どちらかというと雷槍でやっとだ…見た感じ文也も似たようなものか。」

「そうだ、しかしそれでもやるしかない。さっきの攻撃で少しずれたらしく一部だけはみ出てる、だからあそこを狙おうと。さてここでの囮なんだが、」

「「俺がやる」」

…いやまぁ予想はしていたがまさか本当になるなんてな、仕方ない、なら俺が壊すか。

「なら俺が壊してくるよ、ただし死んでくれるな。」

「死ぬ気なんて微塵もないな、文也こそ気をつけろ、失敗するなよ。」

「当たり前だ、それじゃあいくぞ。"爆炎刀・焔"!!」

「飛ばすぞ、"雷霊槍メラクナイ"!!そして突っ込む、"絶雷衝"!!」

俺が着く前に到着してヘイトを買ってくれている、なら今のうちだ、隙ができるタイミングを見計らって………今だ。

「"瞬足刀絶"!!よし、これで終わりだ!"無二の一刀・唯我独尊"!!」

頼む、通ってくれ!!これが防がれたらもうどうしようもない、この世界には神がいるんだろう!?なら今までの帳尻を今合わしてくれよ!ここでの全滅なんてやってられるかってんだよおおおおおお!!!!

___________________________




………?どこだここ、暗いな。いやなんで俺のいるところだけスポットライトが当たるように明るいんだ、いやそんなのは問題じゃない。移動したらついては来ないのか、…なんなんだろうかこの空間は。もしかして俺のアビリティが帰ってきたのか?それともまだデリモは俺に何かしてこようとしてるのか?全く…とりあえず進んでみるか。

「本当に…なんにもないな、明かりからも離れてきているし今俺は無防備なんだ、そろそろここがどこかぐらい教えてくれよ、なぁ!」

…答えるわけもなし、人の気配どころか生物の気配すらしない。ポジティブに捉えるなら多分戦闘は俺たちの勝ちということ、ネガティブに捉えるなら俺たちは負けて…なんだ、天国だか地獄だかの判決でも受けるのか?やれやれ全く、そんなのやってられるかよ。とりあえずここから出ることを優先に考えよ……いやこの戦い俺たちの勝ちだな、多分。あぁ、こいつは…さっきの死体か?近づいてみるしかなさそうなんだが…ん?これってあれじゃあないか、こいつの中にあった光る石…っ、動き出した。とりあえずこの石は返…手から離れない!?というより右手に入っていって…あぁ、なんだこの妙な感覚。いや大丈夫、これはソウルイーターの力を扱い切れなかった頃にあったのとほぼ同じだ、それよりもこいつ…まだ生きてんのか、どうもアンデット系統は面倒なのが多いら

「許さん。」

…は?

「貴様ら人間などに我が負けるはずなどない、右手をよく見ろ。」

右手…?んなっ!?力は弱いがソウルイーターの腕になってる…

「我の核、それは比較的珍しいもので貴様のような特殊なアビリティを持つもの以外でも見えるのだ。だがそれを喰らってまともにいれた人間は貴様が初めてだ、貴様は人間ではない。何故人間の味方など」

「待て待て待て、俺は人間だ。血の色も緑とか紫じゃない、れっきとした」

「語弊があったな、貴様は人間で収まる力を優に超えている。いつか、貴様はなによりも苦しいものを見ることになるだろう、我の核を喰らった罰だ。しかし我はそれ以上はできない、貴様が全力であれば我は負けていた。故に許せぬ、貴様のような半端者に負けるなど。そうだ、3人の勇者もだ、勇者と言っておきながら奴らは森を焼き払い生態系を崩し、挙句我の戦い方を見るために何百人もの犠牲を払った。許せぬ、我の怒りは潰えることはない。貴様の中で燃え続けよう、我が苦しみからは逃れられぬ、覚悟していろ。」

…なんだったんだ一体。そもそもいきなり人間じゃないだの覚悟しろだのわけがわからん、もっと順序よく話せよ…と言いたいところだがソウルイーターの力が戻った気がする。どっちかというと使えるようになった…かな、あの妙な石のおかげだ、その点があるから感謝しないとな。…当初の目的を忘れるところだった、こいつの処理をするんだったな。………意識がまた朦朧と…これなら無事帰れそうだ。

___________________________


「…なるほど、状況は理解した。依頼は達成って事で良さそうだな。」

死体が…消えていた、そういえば俺が喰らった奴はみんな消えていく。まるで器を失った水のように…つまり本当に戻ってきたのか、このアビリティが…いや戻ってる、今回は依頼の報酬よりこっちの方が当たりだな。

「ありがとうな雷基、おかげで助かったよ。」

「それは良いんだが…魔物の死体が消えるなんて初めてだ、これがお前のアビリティなのか…?」

「んー、まぁそんな感じかな。さて、俺は翔也を連れて下山するよ、それじゃあな、また会う日まで。」

「あぁ。あそうそう、あの女の子によろしく伝えといてくれ。それじゃあな。」

…なんで俺がそんな事、そういえば腐食とかはどうなっているんだろうか。

「レジリア〜!お〜い、レジリア〜!!」

…反応なし、まぁそりゃそうだ、こんな山で叫んだぐらいで声が聞こえるわけないよな。やれやれ、先に翔也を下で下ろして探すか。

「レジリアちゃんっていうのかあの子!?いないんだな!?よし、探してきてやろう、うんうん。」

「あぁ…うん、助かるよ。髪の毛はちょっと茶髪って感じで…いない、行動が速いな。それじゃあいくぞ翔也、立てそうか?」

「あぁ、ちょうどあのドラゴンが消えてから状態異常が全て消えてもう大丈夫だ。レジリアを見つけてから下山するつもりなんだろ?俺も後から探すよ、HPもMPもないからな。」

「了解した、それじゃ後でな。」

…どこにいったんだ、レジリア。まさかとは思うがなにかやばい事に絡まれてないと良いが…。










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