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ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
41/162

辿り着く雷










意識が持っていかれる心配はないが臭いがきつい、これ本当に生物が出せる臭いなのか?あの2人は大丈夫だから少しペース上げていくとするか...ふと思ったがその辺燃やせば臭いって少しマシになったりしないか?

「"爆炎刀・焔"!!」

...焦げていく音がする...だけ、臭いとかは焦げた臭いと元からある臭いでダブルパンチを食う、これはやられる、自滅だけは避けたい。とりあえず早く行こう、すまない2人とも、先に行ってる。いやほんと、申し訳ない。

______________________________



さぁ着いたぞ...アンデット化はしていないであればそこまで時間は経ってないということ、なら早めに処理するに限る。周りよりも先に根を断ち切らなくては...な!

「"焼却刀・炎獄"!!...あついな、大丈夫なのかこれ。いやまぁ黒くなりつつあるから炭化してるんだろう、あんまり詳しくないからわからないが...ん?今動いたか...なわけないよな。よし、焼却を続けよう。...暇だな、それにしても。俺1人じゃ火力が足らない、もっと人数もいる、早く来てくれないものか...

「危ない文也様!!" 」

!?...咄嗟に飛んで避けたが危なかった、まさかまだ生きてたなんてな、それがこいつの生き方なのかも知れない。元からこういう生物なのか?それともこうなったのか、個人的に気になるところではある。

「ありがとうなレジリア、さぁまさか生きていたらしいからなこいつ、やるぞ。」

「はい、わかってます。"魂の一刀"!!」

「"トリプルガンズ・フルオープン"...最大の力は出せない、消耗しすぎた。ここにくるまでも、その前でも。」

「だがやるしかない、我が身を第一に戦え、いくぞ!」

雄叫びが大きい、相当な威嚇...いや、怨念を感じる。それほどに辛かったのか、俺たち人間に負ける事が、殺される事が。しかしそれでも再び死んでもらうしか道はない、辛いだろうが仕方ない、これが現実だ。許せ、名もなき竜。

「"纏雷刀・雷電"!!いくぞレジリア。翔也、間違っても俺たちに当てるなよ!」

「誰が当てるかよ、なめないでくれ俺のテクニックを!"ボマーパーティ"!!」

見えな...いことはない、なるほど。相手視点は煙幕で見えないが俺たち視点なら観れる...雑に強いスキルだ、有利も取りやすい。

「花よ咲け、月よ昇れ、雪よ堕ちろ。"雪月花"!!」

「焦るなレジリア、ゆっくりでいい。こいつの攻撃の全貌が未だ分からない以上攻撃よりも回避を重視しろ。"対魔刀・雲散霧消"!!これで霧が二重、落ち着いてやるんだ、レジリア!」

「はい!文也様も病み上がりです、お気をつけください!」

心配はいらないさ、この防具高いだけはある。動きやすい上に俊敏が上がってる、非の打ち所がない、いい防具だ。...何かを溜めている...明らかにまずい気がする。

「レジリア!一旦距離を取れ、翔也のところまで下がるんだ!」

「わかりました!文也様は」

「任せろ、自己犠牲とかそんなんじゃあ断じてないこの作戦、完遂してやる!"導刀・誘傷"!!さぁこいしっかりカウンター決め込んでやる!!」

一瞬、たかだか一瞬。その一瞬を限りなく引き伸ばす、時を置き去りにするほどの力の使い方、これは刀季から学んだスキルだ

「"刻不知の一刀・延刃"!!」

ディレイを含む一刀と速攻飛んでいく刃、そして今の俺にはこの二本目がある。

「"焼却刀・炎獄"...借りるぞおっさん、あんたには感謝してるさ、こんなのもくれてさ。力を解き放て、触媒の短剣よ!さぁ久しぶりだなお前に会うのは、似ても似つかないこの感触…気に入った、使ってやるよ。久しぶりの戦闘だ、慣れるまではのらりくらりやってやろうぜ、"アポカリプス・レプリカ"!!とりあえずこの刀はくれてやるよ!!」

久しぶりに持つ鎌、この感覚、刀なんかより断然いい。俺のMPが想像以上に吸われていく、どうやらそういうものなんだろう...よし、いける。

「まずは手始めにこのスキルだ。"ペインレスサイズ"!!」

俺の方向にくる腐食の霧は燃やし尽くした、このまま突っ込んでも問題はな!?...っと、なんとか避けれたが危なかった、最後まで油断はできないな。やれやれ、少ししんどいものがあるかな。

「次の大きい攻撃が来るまでは戦線復帰を頼むレジリア!」

「既に入っています、私のことはお気になさらず!」

「あぁ、了解した。レプリカ…いやレプリカのレプリカ、全力を吐き出せ!"フェイクイクリプス"!!ついでにその刀返しやがれ!」

敵の懐に入らないといけないこの状況、近接物理のフェイクイクリプスはいいだろうが反撃は必ず受けるだろう。刀の刺さっている背中あたり、あそこにたどり着くことができればまだなんとかだな。

「全力で耐える、大した耐性はないがなんとかなるだろう!こいよ、お前の相手はこの俺だ!"ターゲティングヘイト"!!」

俺に対しての敵対心をあげるスキル、俺自身盾役にはなれないだろうがやるしかない。レジリアに叩いてもらえば倒すのも早くなるだろう、そっちの方が多分早い。…多分。

「流石は死体になっても戦う魔物なだけある、一撃は重いし早い。しかしそれでも俺にその一撃は届かな…!?……っ!いや、俺の声が届いているかはさておいて凄いな。さっきのは撤回する、故に、手は抜けないよなぁ!?来い、デュランダル!!」

とりあえず触媒はもう戻そう、外側がいくら同じでも違和感がある。今はこっちで十分...だろう、それよりも右腕に負荷をかけすぎたらしいな、右利きなんだが仕方ないか。

「よし…いける。翔也、俺に回復の弾を撃っておいてくれ。レジリアはそのまま回避優先で隙ができたら攻撃を頼む!」

「「了解!!」」

さて、HP自然回復の効果も付与されたわけか。これは以前とったパッシブとの相乗効果で右腕はすぐに治るだろう、今ももう動かせる、左を基準にしばらく戦おう。

「"ターゲティングヘイト"!!だからお前の相手は俺だって言ってんだろ、デュランダル、敵を叩き潰せ!"インパクトストライク"!!弾き飛ばせ!"インパクトドライブ"!!今だ!」

「二刀よ、我が求めに応じ真なる一刀となり姿を表せ。"鳴動の一刀"!!魂よ、炎となり永遠に鳴り響け!"響炎"!!」

「俺の弾丸は目にも止まらぬ速さだ、覚悟しな!"ファストデトネート"!!」

よろめきだした、そろそろこいつも限界なんだろう。この一撃で終わらせる!

「光を纏い腐食を用いて誘爆しろ!"聖光爆裂衝"!!」

…よし、流石にあそこまで弱まれば今の俺でも倒せるか。あとは火葬をしてやれば終わる、その前に何かいい素材がないか見てみるのもありか。まさか刀を取らずに終わるとはな…と、うん。やっぱりしばらく使わなかったせいもあるかはしれないが実物の方が持ちやすい、さてこいつから取れる素材は...

「なぁ、気のせいかもしれないがなにか光ってないか?ここから見たらなにかが光ってるような気がしないでもないんだ。」 

「何言ってんだ、そんなものないだろこんな世界に...いやあるな、ほんとだ。出してみるか、少し離れててくれ、爆発させる。」

「わかった、レジリア、この周りにも腐食が進んでないかの確認をしてきてくれ。」

「わかりました、お二人もお気をつけて。」

…さて、これはなんなんだろうか。残機とかなら正直しんどい、こんな奴との連戦はやりたいわけがない。それにしても流石はアンデット...まだ動いてるな、ここまできたら逆にどれだけ生きれるのか気になるところだがこんなこと言ってる時じゃないからな…

「なぁ文也、無理だこれ。周りの部分は壊れていくけど…この部分だけは…っ…あとなんだ、まさか…の事態だ。」

「何があった!?今そっちに」

「来るな!くるんじゃない、お前とレジリアで、対策を考えろ…こいつはまだ生きている……後は任せたぞ…」

ふざけんなよ人には自己犠牲はやめろって言っておきながら…!届かない、俺の速度じゃ間に合わない!波動砲に賭けるか?雷電?どうする…どうする…!?時間が長い、頭の回転数は今日一番…いや今年一番かもしれない、なんでもいいから教えてくれ、この状況であいつを…翔也を助ける方法を、もう失うのは嫌なんだ…!!

「…らしくないな、お前ら、ところであの女の子ってどこにいる?少しお茶でもしようとね。」

「雷基!?お前どうして…!」

「すまないな…俺がもう少し早く気づいていれば…すまないがいろんな状態異常で思うように動かない、俺はしばらく戦線離脱するよ。」

よかった…なんとかなった、それにしてもどうして今ここにこいつが。

「どうしてお前がここにいるんだ、事と次第によってはこいつ諸共」

「安心してくれ、ここに来たのはお前たちと協力したいからだ。話はこいつを倒してからにしようか、メラクナイ、久しぶりの大物だ気合い入れていくぞ!!」

…わかってくれたのか、これなら先のこともやり易いかもしれない。それよりもこいつを倒してから…だな、なに、遅れを取る気なんて微塵もない。

「"降雷刀・雷電"!!よろしく頼むよ雷基、こいつは生命力がどうかしている、最後まで油断はするなよ!!」







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