表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソウルイーターの救世主  作者: fatality
異世界転移編
40/162

腐食する生物







「なぁ兄ちゃん、霧雨折ったんだってな?まさかこいつが折れるとは思わなかってなぁ...なぁ、この空気どうにかしてくれないか?当事者じゃない俺も...いや兄ちゃんもよくわかんねぇらしいな。」

ナイスだレイのおっさん!これ以上話をややこしくされてはおかしくなる!この隙を突いてこの話をどうにかする!

「レジリア、とりあえず俺は大丈夫だ、うん。翔也からは無茶をするなと注意を受けただけでなんら問題はない...なぁ翔也」

「すまないな、銃口を突きつけたままだった。」

ふぅ、これでやっと立てる...あぁ?やばい立ちくらみが...…どうしてだ、もうHPもMPも回復はしている、状態異常もない。この感覚は何度感じても...慣れないな...…そろそろ治ってきた、やっと...。

「心配はいらない、ただの立ちくらみだ...もう大丈夫。そんでレイのおっさん、霧雨の件だがすまないな、そして防具を見せてくれ。」

「お...おう。ほら霧雨だ、追加効果もつけてあるから気が向いてもあまり使わないでくれ、不思議な石ころを嬢ちゃんからもらったから埋めてみたんだが後悔してるんだ。あと防具だが兄ちゃん用に仕立てたものだ、そんなにいっぱい持ってくるわけねぇだろ。ほら、'捕食者の羽衣'だ。羽のように軽い素材にするために幾年の時を経てできた魔法鉱石を...まぁとにかくなんやかんやしたものだ。軽いし防御力もある、費用はバカ高いぞ?金貨ニ〜三枚だが」

「俺が一枚渡しておいた、あとは少しずつ払っててくれ。」

「いやいいよ、今払う。良さそうだからな、その防具。」

「ちゃんと受け取ったぜ、あぁそれとそこ腕を通せるようになってると思うんだが上から服着てもいいようにしてあるんだ。俺にはファッションは分からん、機能性重視だからな。そんなわけで何かと合わせてみてくれ、上に重ね着しても防具としての価値は問題ないから。それじゃあまたなんかあったら呼んでくれ、じゃあな、元気してろよ〜!」

ありがとうな、おっさん。...とこれが直った霧雨と...なんだっけ、捕食者の羽衣だっけか。名前のセンスがそのまんまだな...あれ?俺のアビリティっておっさんに言ってたか?まぁいいや、今の防具じゃ心許なかった、いい防具なんだろうなこれは。

「レジリア、すまないなこの刀、折ってしまってさ。これ、返すよ。」

「そんな...別に…あの……」

さっきの修羅場のせいかは知らないが明らかに何か変だ...というか俺はいま武器を出せるのか?...

「レジリア、しばらく借りててもいいか?どうやらまだ出せそうにもな...ん?短剣...これはおっさんが置いていった物なのか?」

「私は大丈夫ですけどその短剣は私は知らないです...。」

あー、Messageに来てる。余り物だからおまけでくれてやる...か、余り物にしてはいい武器だ、今回みたいなことがないように使わしてもらおう。

「これはくれるらしい、さて、次はどこに行こうか。なんか体からやばいのが取れたような感覚だ、気分がいい。今ならなんだって倒せる気がするなぁ!」

「「安静に!!」」

「冗談だって、それでも俺たちぐらいのレベルの敵ならまだ今の俺でもやれるはずだ。いろんな村に行って被害とかそこいらを聞いてみてやれることをやっていきたい、次の天災まではもうあと一ヶ月歩かないかぐらいだろ?サタンズサーヴァントは2体倒した、しばらく行動は起こさないだろう。今は村、特に荒廃したところを中心に」

その時凄い勢いで扉が開いた。正直びっくりした、話している途中だからピタッと止まるぐらいに。そんで凄い勢いで土下座するの、うん。いや待て待て待てと、俺そこまでされなくても払うもん払って渡す物渡してくれればいいんだがな...

「お願いします、私の村が今大惨事に見舞われているんです、どうか、どうかお救いくださ」

「待て待て待て、とりあえず落ち着け、何があった?先にそれからだ。」

「ありがとうございます!少し前私の村ではとあるドラゴンによってまともに生きることすらできないほどに荒らされてしまっていたんです、それを3人の勇者様たちが倒してしばらく平和が訪れたのですが今度は死体の腐食が原因と仮定されているそれの影響で作物は一切育たず、ある者は驚くほど健康体になり...より栄養が必要となるせいで急に死んでいきます、ある者はとても衰弱し、苦しみながら死んでいきます。お願いします、どうか、どうか私の...いや多くの村を救ってください!」

多くの村、つまるところそのドラゴンの死体が与える影響は幾つもの村に被害をもたらしということか

「高く付くぞ、死と隣り合わせだろうからな、今回の仕事は。」

「おい文也、お前もう金なん」

「俺は金の管理は大してしてないんだ、それに余るものが出てきたら村に配ってる。王がわざわざ豪華な暮らしする意味なんてないし俺たちは元の世界があるんだ、持って帰った金で豪遊すればいい。」

...まてよ、偽王に言われたこの言葉は本当なのか?まぁここまできて引き返すなんてことはないが気になるところではある...な、正直。

「まぁそういうわけだ、金なり物なり用意はしておけ。あとどの辺にそのドラゴンの死体があるかわかるか?この地図にわかるなら印をつけてくれ、わからないんであればお前の村の場所を教えてくれ、そこで詳しく話を聞く。」

それからは善は急げだ。足早に宿から出て馬車に全員乗っけて多分一週間ぐらいだ、確かにこれは...という感じだった、もらった防具がローブのような物でよかった。レジリアと翔也は...布でマスクみたいにしてる、俺もそれしか思いつかない。それから山の入り口まで案内されて途中から獣道になると教えてくれた、誰か行ったのかこの山に...ここでもきつい。

「しんどいなら俺だけでいく、なぁ!ここいら燃やすが構わないよな?無理だぞこれは!」

「大丈夫です!腐食により大して生命はありませんので燃え移る心配もないと思います!」

「了解した、2人とも大丈夫か?燃やすだけなら俺でもできる、きついならここで残ってても」

「いくに決まってんだろ...」

「行きます、文也様がいくのなら!」

「そうか、なら覚悟を決めろ。これはそこいらのボスモンスターよりきついだろうからなぁ!」








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ