「絆」
勝てない、俺1人じゃ...ここまでが限界だってのか。ちっ...!流石は戦神...一筋縄じゃ行かないわな...。だがあの2人が作ってくれたこの時、無下にするわけにはいかない!
「お前なんかに負けるわけにはいかない、ソウルイーターの名において。今ここで、この世界の負の連鎖に終止符を!"エンドレス・デトネート"!!たとえこの身が朽ち果てようと、お前だけはこの手で葬る!」
やっぱり当たらない、いや当たっているのかもしれないけど目に見えたダメージがない!こいつは硬い。
「面白い、この手でお前を殺すのが楽しみだ。戦神を、なめるでない!黄昏を穿つ我が神槍ロンギルス!!暁を屠る我が神剣エクレソウス!!"黄昏の夢"!"暁の現実"!」
このスキルは一体...何!?ここ一室が...作り変わっていく...!?万華鏡の中にいるような奇妙な感覚だ、それなのに全てが確実に掴めそうな...くそっ、まともに立てない、まだ体力はあるってのにさ!
「この状況下でまだまともな素振りを見せるか、お前、まともに立つのでやっとだろう?ここで終わらしてやろう。"黄昏の槍突"!!」
この状況下でのこの攻撃、止めれはするが後続が多分無理だ。もう頃合いだろう、あとは任せた、2人とも...
「"乱れ雪月花"!!」
なんだって、何やってくれてる!なんのために陽動にレジリアを置いたと思ってる、これじゃあ折角まともなのが俺だけだと思わせていたのに。
「すみません文也様、いくら文也様の考えであっても、私は貴方を犠牲に勝つなんてできません!それならここで私だけが死ぬほうがよっぽどいいです!」
「馬鹿なのかお前!そんなことしてなんになる!」
そうだ、翔也とお前が作ったこの時間で俺は本気を出して目に見える傷すらつけれていない、それなのにお前が来たところで一体何になるってんだ…
「ただの自己満足です!私は貴方を失いたくありません、自分のことをどう思われているか知りませんが私にとっては唯一の人なんです、こんなところで失わせない!」
自己満足で計画全てを破綻させるつもりか...くそ!こいつだけでも逃すためには...!
「そういうわけだ、文也。いやな?よくよく考えたんだわ俺。お前1人じゃなにをやらかすかわからんからな、俺がいたほうがいいだろう?さ、早く立て。お前ならやれるだろ?こんなやつ。」
...お前ら...っ!一体どうしてだ、なぜこうもお前たちは俺に...俺にっ!
「あぁわかった!お前らもここに来たんだ、手伝ってもらうぞ!来い、"ソウルイーターアァァァァ"!!!」
「"魂の一刀"、"鼓動の二刀"!」
「八種の銃、"フルオープン"!!」
「思えば長く短い旅だった、異世界転移だった、さぁお前ら!死力を尽くして戦うぞ、来い、真王!俺たちが、お前を喰らう!」
本当に馬鹿ばかりだどの世界にも...ただお前たちは、愛せる馬鹿だ。クラスに数名は必ずいる猿じゃあない、どの業界にも必ずいるモンスタークレーマーでもない、お前たちは愛せる馬鹿なんだ。ありがとう、俺を助けてくれて。ありがとう、俺に気づかせてくれて。
「いい、いいぞお前たち!それでこそ殺し甲斐がある、俺を失望させてくれるな、久しぶりのフェアな戦いだ!暁を斬れ!エクレソウス!!」
無駄だ、その程度なら俺が喰らえる!
「お前も学習しねぇなぁ王様!さっきからこれで長期戦なんだろうが、遠距離物理も魔法弾も全て喰らうさ!来いよこっちの土俵に、フェアな勝負がしたいんだろ!?」
今の俺は、負ける気がしねぇ!
「そうだな、俺にも守るものがある。お前の仲間であるその2人のように、俺にも守るものがある!"神槍ロンギルス"!"神剣エクレソウス"!数多の神器よ、二つに集え!二つの神器よ、混ざり合え!"全融神器エレゾール"!!この世の全ての概念と理はいまここに集った、最早我に勝てるものはおらぬ!!」
「その程度で俺に...いや俺たちに勝てると思うな!ソウルイーター、全ての力を解き放て!!俺の名は如月文也、世界の救世主としてその力よ顕現せよ!"アポカリプス・ソウル"!!俺はお前を喰らい尽くす!」
アポカリプス、こいつは武器だ、喰えないと思っていたが無機物を喰えるからな、試してみる価値は十二分にある...と思ったが問題ない!こいつは俺の力となる、身体よ、耐えろおおおおぉ!!!
「...ほう、なかなか面白い、エレゾールよ!悪を討ち滅ぼせ!"断罪の神器・聖槍剣"!!」
「"エントロピー"!"トータルイクリプス"!"失われた聖域"!!」
このフィールドにいる間敵は全ステータス超ダウン...これはパンドラの一部だ。
「"花鳥風月"!目にも止まらぬ速度で斬り刻んでみせます!」
「"ミニチュアエクスプロード"!!」
「まだ我を倒す気でいるらしいな、もう諦めろ!所詮貴様らは我の遊び道具に過ぎん!"粛清の神器・聖斧杖"!!」
倒す気じゃない、もう倒した後のことを考えている、お前なんてただの通過点、駅にすぎないんだよ!
「やらせはしない!俺の腕がお前を喰らうその時まで、俺はお前を倒すのを諦めない!!俺はソウルイーターの救世主、世界を救う為に、俺たちは戦う、世界の果てであろうとも!」




