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道化の僕が勇者の君を救いたい~追放された転生遊び人はゲーム知識で無双する~  作者: 藤七郎(疲労困憊)
第一章 追放サバイバル編

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第41話 さらなる強化と確認

本日2話目


 地下三階のダンジョン。

 僕はドブラットに襲われながら通路を歩いていた。

 MISOではぽつぽつとしか発生しなかった戦闘が、一歩歩くたびに戦闘開始となり、息をつく暇もなかった。


 ただ、何度も戦ううちに、襲われ方がわかってきた。

 水面から飛んでくるタイミングがパターン化しているというか。

 特に正面から見て、斜め後ろから攻撃してくる。

 僕は回転しながら蛇剣を波のようにうねらせて、接触する前にドブラットを切り裂いていった。



 レベルは順調に上がった。

 予定していた30を過ぎて31になった。

 ここからはどんどん貰える経験値が減衰していくので、時間かけて頑張っても35ぐらいが限度かなと思った。

 まあ、しないけど。ここで頑張るぐらいなら別のおいしいダンジョンへ行く。


 宝探しも順調におこなった。

 地下三階には宝箱が四つある。

 二つはすでに開けた。


 入っていたのはノーマルの『革のベルト』と『石化治療薬』。

 革のベルトは拾わずにそのまま蓋を閉めた。何の効果も付いてないのでいらなかった。良い皮を使ってて装飾も良かったから、見栄えは良かったんだけどね。

 石化治療薬は今のところ必要ないけど、手に入れるのは大変なので嬉しかった。



 そして最後の宝箱がある部屋に来た。

 狭い部屋の中へ入ると、速攻で魔法が飛んでくる。

 真っ赤に燃えるファイヤーアローだ。


「あぶねっ!」


 僕は叫びつつ横に飛んで避けた。

 すぐに毒竜の蛇剣を振ってマジックリングラットを倒していく。

 部屋が狭いので一撃で五匹いたネズミを攻撃できた。


 あっという間に倒して、宝箱へ向かう。



 宝箱を開けると、中には薬瓶が入っていた。

 ぜひとも欲しかった薬の一つ。

『レベルアッパー』


 飲むと次のレベルまでの経験値が手に入る。

 でも今は使わない。

 Lv90以降は必要経験値が倍々になっていくので、そこで使う。

 当然9~10本はレベルアッパーを集めるつもりだった。


 なにせ最終的には98から99へ上がるのに、一億以上の経験値が必要になる。

 敵を倒して稼ぐのは不可能に等しい。だからその時まで取っておくつもりだった。



 ついでにアイテムボックスの整理をする。

 ドブラットから出たゴミを部屋の隅に捨て、微妙な効果のアイテムも捨てる。

 確認しているとユニークの首飾りを入手していた。

『まごころチョーカー テイム成功率+50% 使役獣HP増加50% 回復率50% HP増加50%』


 細く黒い紐にハートの模様が入っている。

 ――うん。テイマー用の装備だ。僕には関係ない。


「いや、待てよ?」


 回復率とHP増加は僕でも効果がある。

 今は首の装備をしていないので、付けてもいいかと思った。

 アイテムボックスから出して首に巻く。

 付けてみるとあまり気にならなかった。付け心地はいい。



 他に効果のないネックレスなどを捨てながらアイテム欄を見ていく。

 指輪があった。


「え?」


 ちょっと驚きの声が出た。ユニークじゃなく、ユニークレアだったから。

 いつの間に手に入れていたのか。


『ブラフマリング 創造 敏捷+100 智慧+100 スキルレベル+2』


 ブラフマーはインドの神様だったかな。創世神のはず。

 うーん。

 指輪としてはまあまあかな。スキルレベル+2があるし。

 でも比率上昇の方が結果的には数値が高くなるし。

 何よりMISOでは『創造』というスキルが未実装で、本当の価値がわからなかった。

 

「う~ん。まあ装備しとくかな」



 そうなると何を外すか迷った。

 回避と、運の上がる指輪を二個、そして命の指輪を装備している。


「運+17の指輪かな? ――いや、そうか。敏捷でも回避が上がるから、回避8%の指輪でいいか」


 回避を外してブラフマリングを装備した。

 智慧+100なので無駄にMPが200も増えた。魔法使わないけど。



「しかし、だいぶ強くなったなぁ。まだLv31なのに」


 僕はステータスを確認した。

----------------------------------------

名前:ユート(ユーティウス・プエル・コムス・ド・ラランティウム)

種族:人間 性別:男 年齢:15歳


職業:遊び人 Lv:31

筋力:D 敏捷:C 智慧:D 運:B

HP:936 MP:212

攻撃力:297 防御力:403


スキル+9(SP16)

攻撃スキル:

下級:『突きLv10』『投擲Lv10』

中級:『マジックスライスLv30』『ラッキーショットLv15』


補助スキル:

下級:『みかわしステップLv15』

中級:『ボックスハイドLv30』


その他スキル:

『鑑定』『創造』『気配探知』『状態異常攻撃25%』『毒攻撃:毎秒96ダメージ』『火攻撃+15』

『攻撃25%』『防御50%』『HP増加50%』『魔防25%』

『攻撃速度5%』『回避67%』『移動速度180%』『回復率50%』『魔力回復上昇25%』『毒抵抗10%』『火抵抗5%』

『筋力+25』『敏捷+145』『智慧+100』『運+102』

『筋力比率上昇×2(62)』『敏捷比率上昇×2(62)』『運比率上昇×3(93)』

『即死25%』『2の倍数即死25%』『3の倍数即死25%』『5の倍数即死25%』


装備:

『毒竜の蛇剣』『エルフの礼服』『そよ風のローブ』『鱗ベルト』『イダテンブーツ』

『力の腕輪』『虫の知らせ』『まごころチョーカー』

『ハーデスリング』『フォルトゥナリング』『ブラフマリング』『【鑑定】スピードリング』

『バトルリング』『ファイアリング』『アイアンリング』『命の指輪』


称号:

----------------------------------------

 

 効果の付いた装備が増えて、ステータス欄がごちゃごちゃしてきた。

 でも、もっともっと良い装備が欲しい。


「じゃあ、頑張るか!」


 僕は気合を入れながら、部屋の外に向かった。


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