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冒険者クエスト  作者: チョコミルク
剣魔学校入学~
78/87

69 決闘の申し込み・・・

不定期投稿で申し訳ございません。


評価して頂けたら嬉しいですm(__)m

 俺は今Cー1クラスの教室に居る。

 しかもだ、学校はとうに終わり放課後の訓練も終了している時間にだ。

 外を見れば薄暗くなっている時間帯で・・・・・・。

 目の前に居る二人に呼ばれ着いてきたのがそもそもの間違いであった。

 こうなるなら、断って帰るべきだったな。


「で、お前はどんな方法を使ったんだって聞いてるんだよ!」


 目の前に居る生徒からそう言われたが、五月蝿すぎて話を全く聞いてなかったんだよな・・・・・・。


「はっ?何の話しだったっけ?正直聞いていなかったかな」

 

 その返答が悪く、ただ相手をヒートアップさせてしまった。


「くっ!舐めんじゃない!Fクラスの落ちこぼれが!どうやって学年首位になったか聞いているんだよ!大方ズルしないとどう考えても無理だろうがよ!」


 ああ、この前の試験の事を言っているのか・・・・・・。

 それなら簡単だ。


「試験の事なら真面目に授業を受け、しっかり予習に復習をして・・・」


 そう真面目に答えると、被せるように前の生徒が話に割り込む。


「んなことを聞いているんじゃない!」


 はっ?何言っているんだコイツ・・・・・・。

 ああ、そうか。


「ああ、もしかして授業で習ってない範囲が出た内容か、そもそも授業では、業と後1歩足りないように説明している時があったろ?まぁ、試験後の授業ではキチンと教えてくれたが、その後1歩部分を試験前までに自分で調べるようにしてだな・・・」


 そう答えると更に話しを被せてくる。


「だからそれじゃねぇよ!」


 じゃぁ何なんだよ・・・・・・。


「はぁ、さっきから何を喚いているんだ?こう見えてかなり忙しいんだよ、俺って・・・・・・話がまともに出来ないなら帰らせてもらう」


 そう言って、教室から出ていこうとする俺に、後ろから罵声が飛んでくる。


「Fクラスのくそ落ちこぼれの分際で、その態度はなんなんだ!」


 Fクラスが落ちこぼれか知らんが、まぁなんだ、クラスメイトまで、悪く言うやつは流石に許容出来ないな。

 だが、剣魔学校の敷地で、しかも決められた場所以外での魔法や戦闘は認められていない以上、俺は何も出来ないんだがな・・・・・・。


 ・・・・・・いや、魔法や戦闘以外だったら良いのか?


 なら


「落ちこぼれ、落ちこぼれって言うが、試験は全うに受けたし、Fー2は俺が見る限り落ちこぼれ何かじゃないぞ?・・・個人の戦闘スキルや能力だけしか分からんが、全員がお前より遥かに優れているしな」


 そう言いながら、俺は魔力をただ高める。


「グビッ!し、知らねぇよそんな事!そもそも俺はCクラスだぞ!Fクラスの人間が楯突くんじゃねぇよ! 」


 俺の雰囲気が変わったせいか、変な声を出しながら微かに震える状態になっても、まだ喚いてくる。


 なんなんだコイツ・・・・・・CクラスだのFクラスだの・・・試験結果にクラス何て関係ないだろうに・・・・・・試験はただの個人の努力の結果だろ?

 しかもだ、まだ、動かないのか・・・何してるんだよ・・・全く。


 俺はある人物を待っている。

 そう、待っているのだが、その人物はそこから動こうとしない。


 全く、あの人も何してるんだか・・・助けに来ても良いんじゃないか?普通。


 そう思い、チラチラと視線を先程から向けるが出てくる様子は見られない。


「はぁー」


 不意に出た俺のため息。


「く、くそが!とことん舐めやがって!お、おい!あれを出せ!」


 そう横の生徒に何かを出させる。


「は、はいでやんす!」


 横の生徒は懐から何やら封筒を取り出した。


「み、皆の前でお前の醜態を、さらしてやる!」


 そう言いながら封筒を俺に投げつけてくる。


 だが、俺は華麗に避ける。

 まぁ、所詮は封筒だ投げつけては来るが避けるのは簡単だ。


「「・・・・・・」」


 まさか避けるとは思ってなかったんだろう二人は、無言でその場に立ち尽くす。


「あー、何だ?お前に構ってられるほど暇じゃないんで、帰らせてもらう」


「んが!お、お前!け、決闘の封書だぞ!」

「んな、知らん。そんなに戦いたいならダンジョンにでも潜っとけ」

「んがががが!とことん舐めやがって!」


 そう言いながら落ちた封筒を広い、今度は投げるのではなくて殴り渡してこようとしてくる。


 まぁ、さっきとあんまり変わらないので、普通に避け、相手が通りすぎたくらいで、相手の背中を軽く押してやる。


「ぐぇっ!」


 そんな、何かが潰れたような声を出しながら、壁に激突した生徒は目を回しそのまま意識を手放す。


「ア、アニキー!」


 アニキってお前・・・兄弟じゃあるまいし・・・って、兄弟なのか。それにしても似ていない兄弟だな。


 こっそり二人を【鑑定】で確認し、その場を離れるハンスだった。


「ア、アニキー!」



 そんな、叫び声が聞こえたが、普通に帰る俺。

 って、まだ叫んでるのかアイツ・・・。

 はぁ、疲れた。

 それにしても、落ちこぼれのクラスか・・・・・・。

 今までそんな事言われたことなかったんだが?他のクラスメイトは大丈夫だったんだろうか・・・・・・。

 にしてもだ、あの二人は放置でもいいんだが問題は・・・


「助けに来ていただけると、思ってたんですが・・・バルトール先生」


 そう、陰に隠れてこちらの様子を伺ってたのはバルトール先生だった。


「んな!」


 まだ姿が見えないときに声を掛けたんで普通に驚くバルトール。


「ハンス君・・・き、気付いていたのか?」


 驚いた表情でこっちを見てくる。


「気付かないと思ったんですか?」


 そんなバルトール先生に目を細めながら言う。


「そ、そりゃ、気配は消してたし・・・な。どこで気付いたんだ?」


 いくら気配を消したって俺の【万能マッピング感知】からはいかなる存在も逃がさない。

 そもそも【万能マッピング感知】に統合されている【万能感知】によるお陰だなのだけど・・・まぁ、弱体化の状態だったらバルトール先生には気が付かなかったんだよな・・・。


「初め、あの生徒に声を掛けられ俺が着いていくのに気付かれて、こっそり後ろを着いてきた辺り位ですよ」

「それは最初からって言うんだよ・・・そうか・・・最初からか・・・」


 まぁ、気付いていたのどうこうより、なぜ助けに来てくれなかったのか気になるんだよな・・・。


「どうして着いてきたわりには助けに来ていただけなかったんです?」

「そりゃ、あの二人が俺のクラスの生徒だからだ。俺はハンス君を心配して着いてきたんじゃなく、あの二人が何をやらかすのか気になって着いてきたんだが・・・決闘とはな・・・すまん、ハンス君迷惑をかけたようで」


 あっ、お二方の先生であられましたか・・・でも・・・


「なるほど・・・あの生徒の・・・で、結局、決闘を断って問題は無かったんですよね?」

「ん?それは大丈夫だが、あの二人があんなに激情するとは・・・こっちでも気を付けておくから、ハンス君も気を付けていておいてくれないか?」


 やけに何かを心配しているバルトール先生に、何か引っかかる俺。


「それはどういう意味ですか?」

「何をするから分からんからな、あの二人・・・」


 さいですか・・・。



 そんな出来事から次の日、ハンスは普通に学校に登校し、Fー2クラスの扉を開ける。


「おはよー」

「お!ハンスか、おはよ!」

「おはようハンス君」

「ああ、おはよう」


 そんな、クラスメイトとの挨拶を済ませ自分の席に向かう。


「ハンスちょっと聞きたいことがあるんだけど?」


 席に向かう最中にクラスメイトから声を掛けられる。


「どうしたの?」


 俺はそう返事をし内容を聞く。


「昨日のポーション錬成の授業なんだが、何でみんな上手くいかなかったか分からないんだよな・・・そんな時に錬成に成功しているのってハンスだけだったよな?用意されていた薬草が俺達のとは違ったのか?」

「ああ、それ、簡単だょ・・・」


 昨日の錬金術学科では、怪我に使う初級のポーション錬成が教えられ、実際に習った内容を復習するかのように、実際に錬成するといった無いようだった。


 昨日の錬成に使う素材や道具は学校が用意していて、決められた順番に従い錬成をするっていう、簡単な内容な筈で、授業を受けた生徒は俺以外に錬成結果は惨敗。

 ポーションどころか、ただの水・・・いや、緑色のただの苦い水が出来上がっていた。

 何が悪かったのか、それは簡単だった。

 ただの使用した薬草の使用期限っていうか、鮮度の問題だった。

 あの時使われた薬草はいわば腐りかけの状態であったのは間違いないが、だが見た目は問題がなかった。

 よく、ミトばあちゃんが言っていたが腐った薬草は効力が失われると。

 悪質な店では、たまに平気でそれらが売りに出されているとかで、見分け方もしっかり教えてもらっている。

 葉っぱの裏にあるはずのうぶ毛見たいなのがある方が新鮮で無い方は粗悪品だ。

 今回の授業ででた薬草は、うぶ毛が無い粗悪品だった。

 なら、その効力が失われた粗悪品を使いポーションを作ることが出来たかだが、使われる普通の水に魔力を染み渡らせ魔力水を作り、薬草に微量の回復魔法を使用しながらこねるだけ。

 あとは、鍋に魔力水を入れ火にかけ適温になったら、少量づつこねた薬草を入れながら混ぜ、全て入れ終え火を止め余熱を覚まし、布で薬草のかすを取り除いて、規定の瓶に詰めて完成だ。


 俺はその行程を説明しながら席に着くのであった。


「なんだと・・・あの、薬草って粗悪品だったのか・・・それにしても、魔力水は頑張れば作れるが、回復魔法は俺は使えないな・・・結果、俺ではポーションが作れなかったのか・・・」

「もともと、薬草の見極めを覚えるための授業だったのかもね、ただ・・・」


 クシャッ・・・・・・


 椅子に座ると同時にそんな音が聞こえてくる。


 気のせいだ、きっと気のせいだ!


「お、おい、ハンス。今なんか踏まなかったか?」


 どうやら、気のせいではなかったらしい。


「そ、それって・・・お、おい!」

「ああ、決闘の申し込みの封筒みたいだな」


 手にとって見てみたが、おもっいっきり見覚えがある封筒だった。


「ん?どうしたの?ハンス君?」

「見てみろよ、誰かハンスに決闘の申し込みだってよ!」

「おおーっ、まじか!」

「終わったわね・・・そいつ」


 封筒を手に持った俺を中心にクラスメイトが騒がしくなる。


「で、誰からなんだ?」


 見ないでも分かるような気がする・・・間違いなく昨日のCクラスのあの兄弟だろう。


 そう思い、封筒を開け差出人を確認する。


 中には『決闘の申し込み』と書いてあり、あとは定例分に日時に場所が書いてあった。


「おっ、決闘は明日の放課後に第2闘技場だってよハンス!」


 中身を横から見たクラスメイトが教えてくれるが、俺も読んでいるので内容は分かる。

 分かるのだが、だが、問題はその後だった。


  Sー1 クシュム・ボルト・サーガ


 だ、だれ?

 

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