68 時が経って
投稿が不定期ですみません。
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あれから何日もハンス、サラ、アネモラのダンジョン探索は続いていたんだけど、今はダンジョン探索自体があまり行けていない。
それまでは休みの前の日からダンジョンに潜り、休みの日にもダンジョンで過ごし、次の日には剣魔学校に行っての繰り返す日々だった。
順調に探索距離も稼ぎ、泊まりがけでいった日には2階層まで潜ることは出来たが、連休がないとどうもこれ以上は厳しいようだ。
拠点にあるダンジョンよりも階層自体が広かったせいでもある。
2階層まで来たのはいいが、3階層に行く道が分からないということもあるが。
もし、3階層まで最短距離で行けたら、少しは探索が出来そうなのだが・・・。
と、思っていたら剣魔学校の事務局に行ったら何気にダンジョンの地図が置いてあったのが分かった日には3人とも無言で見つめあってしまった。
ダンジョンの地図は冒険者の人達が剣魔学校依頼のもと作成したもののようで、探索している37階層の途中まで探索されているが、地図が置いてあった階層は13階層までの俺達が探索出来る所までの地図だった。
しかも有料・・・購入の際はダンジョン探索許可書を提出しなきゃいけなく、許可書のランクに応じた地図までが購入可能だった。
で、探索ついでにサラとアネモラを少しずつ鍛えてみたんだが、飲み込みが早く最初に比べ成長した。
どのくらいの強さかはFー2クラスは抜いた位の強さで、初めはFー2にはまだまだ強さは追い付いてない位だったが。
二人だけではなく、俺も弱体化には慣れ順調に素の能力を伸ばし始めていた。
あっ・・・忘れていたが、Fー2がが頑張って居た試験勉強は成果が出ていた。
誰も赤点は居なかったみたいだ。
それと残念な結果だけど、サラとアネモラが試験終わりからまた放課後の鍛練が始まったから、毎日はダンジョンに行けなくなってしまった。
その代わりに鍛練に参加するようになったのだ。
さっそくクラスメイトには馴染んでいる様子を見る。
休みの日にはクラスメイトもダンジョンを探索しているので、ダンジョンの中で会う事も多くなったし、他のクラスの人まで本格的に潜り初め始めているようで、実際に1階層と2階層まで位は人で溢れていて余り旨みがない・・・。
サラやアネモラとダンジョン試験を受けたらランク6はギリギリ合格出来た。
何でギリギリかと言うと、理事長から試験を受ける際に注文が入ったからだ、試験中は俺が魔物に攻撃するのを禁止され、サポートのみと言う条件で受けるはめになったからだ。
何でも、俺一人ならいいが二人でランク6を探索できる能力が必要って言われたからだ。
だから俺は二人に各能力が上昇する今日か魔法を初め、魔物の行動を制限するような魔法を中心にやっていたのだが、最後らへんは理事長も無言で、何かを諦めたような状況だった。
そこで、やはり強化魔法は使えると思い、放課後の鍛練に強化魔法の取得も内容に追加した。
それから弱体化だが、ダンジョンを探索するとき限定に神格が行っているから今は弱体化時のダルさはない。
そして拠点にも朗報があって、農場で初の収穫があった。
何気に農場で育った作物は成長が早いと父さんが来た時に言っていた。
薬や各ポーションの材料になる薬草はも今は成長し、一回目の収穫は終えている。
更に驚いたけど、収穫する頃にはベビーゴブリンが成長して、ゴブリンにではなくクラフトゴブリンなる種族に成長していた・・・。
クラフトゴブリンは手先が器用な種族で、物作りに最適化したゴブリンみたいだ。
ベビーゴブリン時にはソウシュが手を焼いていたが、今は進化持ちのゴブリンリーダーと他のゴブリンリーダーの元それぞれ班編成し作業に当たってくれている。
そうなると、農場の仕事だけでは人員が余りすぎるため、牧場の管理や畑等の拡張に剥ぎ取り作業をしている。
次の収穫は今回の収穫の3倍は見込めるようで、一気に食料事情は解決した。
農場で採取出来る野菜や穀物に果実は余れば俺のアイテムボックス行きとなって、食料難の時のために保管することに決まった。
薬草なんかもギルドに依頼として出す分と、メルガイで贔屓にしている商会に売る分に、俺達で使う分をそれぞれ分ける事も出来た。
食料はいくらあっても嬉しいもので、いきなり大量に仲間が増えるかも知れないからな・・・。
そうすると、奴隷達とソウシュが手が空いてきたのでちょくちょく拠点から抜け出し、農場で育てた事が無い新しい苗や種を仕入れに採取に出掛けてもらっている。
探索組は探索場所が変わって正解だったみたいで、今はメルガイから東北に進んだ沿岸地帯を探索している。
手が空いたコボルト達はここで活躍を開始しているおかげで、そこでいろいろな素材等を集めまくっていた。
実はここで手に入る様々な功績のおかげで仲間達の装備品も揃い始めている。
ま、まぁ、分身が夜な夜な作成しているので本当に少しずつだが・・・。
クラフトゴブリンに作成を任せていくのも有りなのかと思うときがあって、今は3匹に指導中だ。
装備といったら、聖魔人達と探索チーム分はとうに出来上がり今は奴隷達の装備を作っている。
武器以外にも、魔物の素材から鎧や盾も充実し始めている。
セキメの調理班で今している事といったら、新しい料理にも果敢にもチャレンジしては、ゴータに試食をさせていた。
ゴータ本人は物凄く喜んでいるので、ここはよしとする。
メルガイに大工の勉強に行っているゴルダとトウカの二人は、未だに大工の勉強中で、手伝いに行っている。
この前、休みの時に二人から相談され、牧場等に生えている木を木材として提供し、奴隷達を引き連れ手伝いに行ったら、棟梁が物凄く喜んでくれて、難解だった作業が一つ完了したらしく、今は【酒と仕事】の人達の協力のもと、メルガイにあるこの拠点に通じる土地にこれまた大きな建物が少しずつ建ち始めている。
資材なんかは全部こっちで準備しているの。
ただ、人件費位は少しずつ【酒と仕事】に払っていこうとしたんだが、怪我で抜けていた作業員二人の治療を俺がしたところ代金は不要と言われたが、完成にはまだまだ時間は掛かりそうで現状維持かな。
まぁ、結果として全てが順調にいき始めていている。
ソウシュにしては、ベビーゴブリンがここまで成長するとは驚きで、追加でベビーゴブリンを仲間にと言ってきた程喜んでたなぁ・・・。
まぁ、確かに俺も驚いたけど・・・って、魔物の中でベビーゴブリンが一番に進化って・・・他の皆はまだ誰もしてないのに・・・
あっ、良かったと言えば探索組の、ウッドウルフの夫婦バッカスとモヒート達が妊娠した。
それに、初期のコボルト達も3組妊娠をしていた。
この妊娠組は拠点で療養中なんだが、回りが働いているのに休むことに抵抗があるのか、何かしら手伝おうとしてくるので、ここは厳しく安静にし立派な赤ちゃんを見せるのが仕事だって指示を出している。
ただ、妊婦の体調管理のため毎日の健康チェックを俺が行っている。
知らなかったが、魔物は妊娠すると身体に流れる魔力が狂うらしく、その狂った魔量を母体である魔物が安静にし、常に魔力操作をしなくてはならないらしい。
そこで、魔力操作がしやすいように俺達が住んでいる屋敷の隣に専用の建物を作成した。
この建物の中は自然界にあるような、空気中の魔力が濃い魔力溜まりを再現した建物で、俺の自信作である。
中に入った妊婦魔物はどこか楽な表情になっていたから作って正解だった。
この建物の中に溜まっている魔力は、俺の余剰分の魔力を転移させ常に【神格】の管理を行っている。
剣魔学校では試験も終わり次の試験の発表があった。
次の試験は1か月後の各学科の実技試験だ。
俺としては筆記同様問題はないので、試験日までは今まで通り過ごすことが出来る。
ただ、学科によっては実技試験が無い学科もあるので、生徒によっては俺みたいに余裕そうである。
その為放課後の訓練も実技試験に向け、各学科の訓練もしたいって言うクラスメイトの要望から、分身をフルに使い鍛冶等の専門学科の実技も始めている。
ただ、訓練出来るのは俺が受けている学科のみと言ったら、それでもいいと返答をもらっている。
っていうか、俺が受けている学科はクラスメイトの受けている学科と被っているものしかなく、それで十分とも言われた・・・解せぬ・・・。
まぁ、日数はかなり経ち授業自体も実技授業が増えた事により、1年生の日頃の会話は、実技での情報交換が増え始めていた。
他のクラスは知らないが、Fー2では貴族だから平民だからって、差別する者が一人もいなく誰もが皆助け合っているのは嬉しいことだ。
俺もまたこれまでの学校生活に問題があるようなことはあまり無いので、本当に剣魔学校に来て良かったと思っている。
ここに来れるようにしてくれた、コープル領主のトデイン様には感謝している。
拠点で取れた作物や果実等を今度持っていこうかな?
ただ、問題はあまり無いだけで多少は出始めているのが今の悩みかもしれない・・・・・・
まぁ、ぶっちゃげるとここまでの生活や出来事を回想しながら思いにふけっているのは、今目の前の事をあまり考えたくないからと言えるんだよな・・・・・・。
はぁー、どうしてこうなったんだろうか・・・。
「おい!聞いているのか!人が話している時に!全くふざけた野郎だな!」
「全くでやんす!ボスがお前に話を聞いているのに、何をボーッとしてるんでやんすか!」
今、俺がいる場所はCー1クラスの中で、どうしてここに居るのかなんだが、放課後の訓練も終わり帰ろうとしていたら、変な・・・目の前の奴等なんだが・・・に声を掛けられ着いてきて欲しいって言われ、何があったのか分からなかったので取り敢えず着いてきたら、この現状・・・もう、俺帰っていいかな?




