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冒険者クエスト  作者: チョコミルク
剣魔学校入学~
76/87

67 ダンジョンで初パーティー

新元号何になるのか・・・気になります(><)

また、評価の方をしていただけると嬉しいです。


「あっ、こっちこっち!」

「すみません、遅くなって」

「大丈夫、こっちも来た所だから」

「ハンスさん、今日はよろしくお願いいたします」

「こちらこそ、よろしくお願いいたします」


 昨日の夜決まった、3人でダンジョンを探索する約束通り、ハンス・アネモラ・サラの3人は剣魔学校のダンジョン前に姿があった。


「よろしく、ハンス君。よし、揃ったところで3人の戦闘スタイルの確認と、隊列を決めようか!」


 戦闘スタイルか、それならこの前魔術学科で偽装した内容じゃないと知り合いに会った時に怪しまれるかな?なら・・・


「うん、そうだね。じゃぁ、俺からいくね、武器は主にショートソードを2本使って近距離も、投げナイフなどの中距離、遠距離も大丈夫で、魔法も得意だよ。魔法属性は水・火・風・土・闇魔・光・空間・召喚が使えるよ」


 二人が息をのみ少し沈黙をする。


「そ、そっか。ハンス君はランク6まで探索出来るだけの実力があったんだったね。なら、そこまで万能な訳だよね」

「そ、そうねアネモラ・・・」

「そう言うほど万能じゃないよ・・・今も出来ない事だらけで、いろいろ特訓中だし 」

「そ、そうなの?もしかして、ハンス君は器用貧乏なのかな?」

「器用貧乏・・・そうかもしれないな・・・本当・・・」

「ハンスさん!落ち込まないで!」

「えっと、次は私ね。私は戦闘スタイルは魔法で、属性は水だよ。今は弓の練習中で、アネモラとのパーティーの時は一様パーティーリーダーをしてたの」

「てっきりアネモラがパーティーリーダーかと思ったよ・・・」

「何よ!どういう意味よ?でも、サラは大人しそうに見えて凄いのよ?サラの指示通りに動くと戦闘が楽に終わるのよ・・・私が初めパーティーリーダーしてたんだけど、細々したのが苦手なのよ・・・」

「サラさんが・・・ね・・・。よし!じやぁパーティーのリーダーはサラさんで決まりだね。隊列はどうする?アネモラさんと俺が二人で前衛で、サラさんが後衛で良いのかな?」

「えええっ。私がリーダーですか?無理ですよ!」

「大丈夫よ。今までそうしてたじゃない。サラ任した」

「ええええっ・・・」

「で、サラ隊列はどうする?」

「リーダー・・・そ、そうですね・・・ハンスさんの戦闘スタイルが多すぎるから・・・取り敢えず、ハンスさんの言ってた内容で行きます。その後は臨機応変に変更ってことで」

「決まったわね」

「だな」

「リーダー・・・」

「ぐちぐち言わないの、決まった事だから。さっ、行くわよ」


 そうしてハンス・アネモラ・サラの3人はダンジョンへと入っていった。


「そ、それじゃハンスさんにマッピングお願いして良いの?」

「うん、大丈夫。昨日もやってたから。何か足りないとかあったら教えてね」

「う、うん・・・アネモラは前方の警戒で、私は後方の警戒担当で」

「分かったわ」



 そうして、3人はダンジョン探索を開始し昨日と同じ分岐点まで来たが、俺がマッピングを担当した理由は、昨日の探索した時点で彼女等よりも深く探索して居たのが理由と、マッピング作業の作業を経験したかったからだ。

 彼女等から聞いた話によると、ダンジョン探索は許可書をもらってほぼ毎日潜っているが、深くまでは来ていなかった事がわかった。その時点で、マッピングは俺の方が進んでいたのも、もう1つの理由だったりもする。


 だが、回りの警戒をしていないわけではない。

 弱体化しているとはいえ、魔物の察知能力は彼女等よりも高かったのだ。

 弱体化し、彼女等とパーティーを組んでダンジョンを探索して分かったことがある。

 弱体化しても、彼女等よりも能力は総合的に勝っている・・・。

 改めて思うことがあるんだが、俺の能力って普通の人から見れば最早ズルのレベルじゃないのかと思ってしまう。まぁ、どんな経緯で手に入った能力にしても、全てのスキルや能力は俺の力の一部には変わりないのでズルと言われても仕方がないのだが・・・。


 で、話を戻すが三人は昨日ハンスが探索した初めの分岐点まで来ていた。


「昨日はハンス君はここで右の通路を選んだんだよね?」

「ああ、右にしばらく行くと小部屋があって、その時にジャイアントバットと戦って、小部屋の先にホーンラビットが居てそこで引き返したから、その先は何があるのか分からないんだよな・・・」

「そうなんだ、サラどうする?どの道に行こうか?」

「ハンスさんが昨日探索したほうでいいと思う。この先に何があるのかまだ分からないんだよね?それなら確実に1つずつ探索したほうがいいんじゃないかな?」

「決まったわね、それじゃ右に行くわよ」


 右に行く三人はハンスが昨日探索した小部屋までたどり着き、やはりジャイアントバットとの戦闘・・・。

 違う作業で倒し、草が生えている通路ではホーンラビットが居た。


「ん?昨日はここに居たホーンラビットは寝ていたんだけど、今日は起きているみたいだな?」

「昨日もここにホーンラビットは居たの?」

「ああ、居たな。だがここで出会ったホーンラビットは熟睡してて倒すのは楽だったけどな」

「何それ、羨ましいわね。ホーンラビットはすばしっこいから、攻撃が当てにくいのよね・・・小さいし」

「そうか?簡単に倒す方法もあるんだが?」

「簡単にって、どうせまた大岩を出すみたいな変なやり方じゃないでしょうね?」

「・・・確かにジャイアントバットの時はそれが一番楽なやり方だったから仕方がないんだよ。今度は真面目だって・・・って、それだと前のがおかしいってならないか?」

「もういいわよ!大岩は一旦忘れましょ。ホーンラビットの簡単な倒し方ってなによ?」


 ええっ、アネモラが言ってきたのに・・・ま、まぁいいか・・・


「ホーンラビットの行動パターンはある程度決まっているんだよ。自慢の角で攻撃するのが彼らの最大の攻撃だから、常に角を突き付けながら攻撃してくるんだよ」

「何よ、結構危ない魔物なんじゃないの、ホーンラビットって」

「攻撃力は高いが、当たらなければ意味がないんだよ。集団で出てきて初めて脅威になるレベルの魔物だしな」

「集団で出てきたら恐ろしいわね・・・見た目は可愛いのに・・・」

「確かに可愛い・・・」

「ちょっと、サラにアネモラ?今から倒す魔物なんだけど?」

「そ、そうね」

「う、うん・・・で、倒し方って何です?」

「相手が攻撃してくるのに合わせ横に避け、相手の後頭部に強い打撃が入れば一撃で倒せるし、打撃力が弱くても気絶、もしくは動きが極端に遅くなるんだよ。しかも、攻撃がずれても安心で胴体だったらもれなく動きが鈍くなるんだ」

「へぇ、そうなのね・・・ねぇ?あのホーンラビットはあたしが倒して見てもいい?」

「・・・ハンスさん、それは本当に確実の情報ですか?」

「勿論、任せてよ」

「ん、ならアネモラお願いね。もし危ない時はすぐに後退してね」

「わかったわ」


 前方の草むらにはホーンラビットが一体居る。

 その場所にアネモラは近づいていく。

 アネモラの接近に気付いたホーンラビットは、姿勢を低くして威嚇をする。


「このあとね・・・よし」


 アネモラも拳を握りしめ、いつでも攻撃できるように構え少しづつ近づいていく。

 アネモラの攻撃スタイルは格闘で、武器ともいえるのは己の拳。その拳に手甲をはめ攻撃を行うのは彼女アネモラの攻撃スタイルだ。


 ホーンラビットは十分に近づいたアネモラに対し勢いをつけて飛び掛かってくる。


「このタイミングね」


 少しぎこちなかったが、ホーンラビットの攻撃を避け、相手の後頭部に重たい一撃を与えるのだった。


「んーっ。気絶か・・・これって攻撃力が低かったせいよね?」

「そうだな、だけどそこまで悪かったってな訳じゃないよ。ただ、避ける位置が悪かっただけだよ」

「避ける位置・・・確かにそうだったかも。ちょっと攻撃を無理して出した感じはあったもの」

「相手に近づきすぎだから、あと半歩でも下がるように避けると良いよ」

「そうなのね・・・分かったわ次もホーンラビットが相手なら私に任せてくれない?」

「俺は大丈夫だよリーダーのサラさんはどうかな?」

「うん、賛成だよ」


 そう決まって、気絶しているホーンラビットにとどめを刺し先に進む。

 始めてくる場所なだけあってハンスのマッピングは開始され、進むスピードもほんの僅かだが落ちる。

 だが、次の小部屋が見えてきてハンスが言う。


「良かったなアネモラ。目当てのホーンラビットだな」

「それはそうだけど・・・二羽居るんだけどホーンラビット」

「まぁ、複数の敵との戦闘にも慣れていた方が良いんじゃないかな?」

「そうね・・・でもいきなり私一人ではきついわよ?」

「んーっ・・・そっか・・・それなら手本を見せたらどうかな?」

「手本?誰が?」

「俺だけど?」

「いや、ハンス君はショートソードでしょ?格闘戦できるの?」

「問題無し!ちょっと待ってて行ってくる」

「あっ、ハンスさん流石に危ないですよ?」

「大丈夫だって」


 そう言いハンスはホーンラビットに近づいく。


「ちょっと!ハンス君!」


 そう叫んだのはアネモラだ。

 アネモラの叫んだ理由は、ハンスが使っていたショートソードを直し素手になった状態でホーンラビットに接近したからだ。


 威嚇する二羽のホーンラビットは同時に飛び掛かってくるが、ハンスは一羽目のにはあごの下から拳を入れるように殴りながら横に移動し、二羽目の後頭部めがけてその拳を振り下ろした。

 たったそれだけ、たったそれだけで二羽のホーンラビットはドロップアイテムに変わっていった。


「す、凄い・・・ハンス君って格闘も出来るの?」


 ハンスの戦闘に見とれながらもアネモラはハンスに訊ねる。


「ある程度はどのスタイルの戦闘も出来るようには訓練したんだよ」

「ちょっと待って、10歳でどの戦闘スタイルもって・・・どんだけよ・・・」


 今度はハンスの話に引きながらアネモラはハンスに訊ねる。


「ははは・・・秘密だよ」

「教えれないか・・・仕方はないわね・・・ってあの動きは今のあたしにも出来そうだけど、ぶっつけ本番ってのは無理があるわ。手が空いた時に練習をしてみるわ」


 その会話をしてそれから少し探索をし、時間の兼ね合いでダンジョンの入り口に向け戻る事となった。




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