66 ダンジョン探索は終わったが・・・
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申し訳ございません。
ハンスはダンジョン探索に集中し遅い時間になっていた事に気付き帰り道はダッシュで帰ってたのは良かったが、曲がり角を曲がった時に足元にいたホーンラビットを、勢い良く蹴飛ばしてしまった。
蹴飛ばされたホーンラビットはダンジョンの壁・・・岩場に勢い良く蹴飛ばされ、頭に生えた角からぶつかる。
それですめば良かったのだが、そのホーンラビットと戦闘中であった者達と勢い良く交差をし、そこでやっとハンスは走るのが止まったのだった。
「すみませんでした!急いでたもので・・・怪我はありませんでしたか?」
「ちょっと!どういうつもりよ!危ないじゃないの!」
魔物との戦闘を邪魔した俺は、ただ謝るしかできない。
「本当にごめんなさい!」
「急いでたにしても、曲がり角をあんなスピードで曲がるなんてどうかしてるわよ!」
弱体化しているとはいえ、孟スピードで曲がってしまったからな・・・。
「アネモラ・・・謝ってるんだし良いいんじゃないかな?」
「サラは黙ってて!せっかくホーンラビットを見つけて、戦闘に入ったばっかりだったのに!ほら、あそこで気絶しちゃってるじゃないのよ!」
「アネモラ、アネモラ。でも、おかげで楽に倒せそうだよ?ホーンラビット・・・」
あー・・・うん。ホーンラビットは気絶してるな・・・。
打撃系のダメージに弱いのかもしれないな・・・。
「・・・・・・本当だわ。この場合は良かったのかしら?」
「た、多分・・・」
「だ、だからってあんな曲がり片したら危ないじゃないの!」
「その、本当にごめんなさい」
「次は気を付けてよね」
「はい・・・分かりました・・・」
「あ・・・」
「どうしたのサラ?」
「あなたは・・・ハンスさん?」
あっ、確かこの子は・・・
「えっ?えっと・・・フルファート・カダリ・サラさん?」
「えっ?えっ?知り合い?」
※※※
「えーっと、つまりなんだ・・・入学試験中に変な貴族に絡まれて、受験の順番を強制的に変わられたときに話しかけてきたのが、この男ハンス君って訳ね」
「う、うん・・・」
「で、その時にお互いに名乗り合ってそれっきり会うこともなかった二人がダンジョンでまさかの再開・・・ね・・・」
「う、うん・・・」
「そか、そか」
そんな話をしながらアネモラはホーンラビットに止めを刺し、ドロップアイテムを回収する。
「ドロップはしっぽと毛皮か・・・で、そのハンス君はなんだって一人でダンジョンに居るのよ?パーティーとはぐれて急いで帰っていたのかしら?」
「えっ?いや、一人でダンジョン探索してたんだが、あまりにも時間をかけすぎて夜遅くなったから急いで帰ってたんだ・・・」
「ふぁ・・・」
「はぁ?一人でダンジョンに?ち、因みに探索許可ランクは何ランクなのよ?」
「えっと・・・6・・・」
「ふぁぁ・・・」
「ラ、ランク6ですって!それってパーティーで取得したのよね?」
「いや、一人で・・・」
「ふぁぁぁ・・・」
「一人でって・・・あなた・・・もしかして上位ランクのクラスだったりしないわよね?」
「えっと、Fー2クラスだよ」
「ふぇぇぇぇぇえっ!」
「ちょっと!サラ!ふぁぁとか、ふぇぇとかうるさいわよ!」
「だ、だって・・・」
「き、気持ちは分かるわよ・・・ハンス君!」
「は、はい!?」
「本当にFー2で、ランク6なの?」
「あっ、これを・・・」
ハンスは生徒証明書と探索許可書を取り出しアネモラに見せる。
「・・・・・・ほ、本当だったわ・・・」
「ハ、ハンスさん、どうしてその能力でFクラスなの・・・?」
「さぁ?それは学校に聞かないと分からないよ」
「ちょっと待って!取り敢えずダンジョンを抜けない?ハンス君?」
「は、はい!・・・な、何か?」
「この後、夜も遅いし寮の学食も終わってるし、何か奢って貰えるわよね?」
「ち、ちょっとアネモラ!それは何でも!」
「あー、確かに迷惑をかけたから、任せてくれ」
「ハ、ハンスさんまで!」
「おっし!じゃぁさっさとダンジョンから出るわよ!」
そうして3人はジャイアントバットを何体か狩りダンジョンを抜けるのだった。
「お疲れ様です。遅くまで入ってらっしゃったんですね」
そう、ダンジョンの入場管理をしている人物から声をかけられた。
「はい、思いの外時間経っていたのに気付きませんでした」
「初めは誰でもそうですよ。次はもっと早めに出てきてくださいね?」
「「「分かりました」」」
※※※
剣魔学校のダンジョンを出て、剣魔学校の近くにある定食屋に着いた3人は、店員に案内された席につきダンジョンでおきた出来事について話していた。
「でっ、あれはなんなのよ!」
・・・いや、話していたのではなくアネモラから一方的に攻められていた。
「あれ?あれって言っても」
「ジャイアントバットの事よ!」
「あー、あれは、ただの大きな岩だよ」
「それは見て分かるわよ!」
「ええええっ・・・」
何で攻められているんだ俺・・・。
「私が言っているのは!何処から現れたのよって事よ!あの岩普通に渡しと同じくらい大きかったし・・・」
岩?余り小さいと意味がないんだけどな・・・。
「それの事、あれは空間収納の魔法だよ」
「はぁ!ハンス君、あなた空間魔法を使えるわけ?」
「まぁ」
空間魔法は理事長達にも話してるし話しても別に問題はないよな?
「ち、ちょっとアネモラ・・・余り個人のスキルの詮索は駄目だよ・・・」
「わ、分かってるわよ・・・ただ気になるじゃない」
「それはそうだけど・・・」
「本当にあんたって何者よ・・・」
普通、そう俺は普通にダンジョンを抜けただけなのに・・・何者って。
「ただの学生だけど?」
「ただの学生は空間魔法なんて使えないわよ!もし使える人がいても、あんなばかでかい容量はないわよ!」
うん、意味がわからん。
そもそも空間魔法容量ってあるのか?いやあるか、確かにゴータのアイテムボックスは余り容量が無いもんな・・・。
さて、どうするか・・・。
そもそも空間魔法って容量はどうやって増やすんだ?
※※※空間魔法は一定以上の固定魔力を消費致します。つまり個人が持つ魔力増量が増えれば次第に大きくなります。若しくは、空間魔法の消費する固定魔力を意図的に増やせば、個人の魔力総量に限らず増えますが、常に空間魔法に対しての魔力消費を意識しないといけなくなります※※※
なるほどな・・・意識続けるのも大変なんだな・・・もし、意識を途中で切らしてしまったらどうなるんだ?
※※※アイテムボックス無いの余剰分が回りに飛散します※※※
まじか・・・なら。
「あー、俺は魔力の総量が普通の人より大きいんだよ」
「魔力総量ね・・・ハンス君のアイテムボックスは他の物は余り入らないのよね?」
「ま、まぁ、そうなるかな?」
「あたしに聞かれても知らないわよ!」
「はい、おまちどおさま」
タイミング良く料理がそれぞれに届く。
「ま、まぁ、料理も来たし先に食べましょ?」
「そうね・・・冷めても美味しくないしね」
「ははははっ」
そうして注文した料理を食べながら雑談へとうつる3人。
聞いた話、アネモラとサラはダンジョン探索試験は二人で受け、ランク2の許可書を取得しているみたいだ。
剣魔学校のクラスはDー3と俺よりも上位のクラスだった。
同じDー3には後2パーティー程ダンジョン探索に合格したものが居るが、ランク3とランク2の探索許可までで終わったらしい。
他のパーティーは4人から5人のパーティーで受けたらしいのだが、アネモラとサラは2人でという事は実力は高いのかもしれない。
「そう言えば、アネモラさんやサラさんは今度ある試験は大丈夫なの?」
Fクラスの皆は試験に向けての勉強でいっぱいいっぱいになり、ダンジョンには来る暇が無いみたいなんだけど・・・。
「うっ、ギリギリ・・・そう、ギリギリなのよ・・・」
「私もそんな感じかな」
「それって大丈夫なの?」
ギリギリって・・・ダメならクラスのランク下がるんじゃないか?
「留年しなきゃ良いのよ私達は」
「そうなんだ、点数に応じてクラスランク変わるんだよね?」
「あーそっちね、私達は貴族のみんなと違って、最低剣魔学校に入学出来たからいいの、退学にならなければね。そんなハンス君はどうなのよ?」
なるほど・・・俺も上位クラスには余り興味が無いのと同じなのか。
「俺も一緒かな~」
「まっ、そうじゃないと今の時期にダンジョンになんて探索しないわよね・・・」
「だな」
「あの・・・ハンスさんは明日はもダンジョンを探索するんですか?」
「そのつもりだよ」
能力が低下したままだから、早く素の能力を上げる訓練しないとな・・・
「あら、それなら一緒に探索しない?」
「ちょ、アネモラそれは悪いって!」
パーティーを組むってことか・・・いい経験になりそうだから、ありかもな。
「んーっ、いや、俺はアネモラさんとサラさんが良いなら大丈夫だよ」
「えっ?良いんですか!」
「もちろんだよ」
「でも、ハンスさんはランク6で私達はランク2だよ?」
「そうだったわ・・・。探索出来る階層が違うんだった・・・」
「あー、それなら、俺達3人でダンジョン探索試験を受けたら良いんじゃない?いきなり連携不足を指摘されないように、ダンジョンで連携の経験をするのはどうかな?」
「その手があった!良いわね!そうしましょ!なら、明日の放課後はダンジョン前に集合ってことでどう?」
「わかった、問題ないよ」
そうして話もキリが良いところで終わり、定食屋を出る3人。
その後アネモラとサラは剣魔学校の寮へ、ハンスは拠点へ帰宅したのだった。




