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冒険者クエスト  作者: チョコミルク
剣魔学校入学~
67/87

62 ハンスダンジョン試験を受ける

仕事が忙しくかなり不定期な更新となっており、申し訳ございません。


ブックマーク登録と評価をして頂けると嬉しいです。


誤字脱字や文章が幼い所があります。

Σ(ノд<)・・・。

・・・と、という事で、此れからもよろしくお願いいたします。

「うむ!それまでじゃ」


 理事長の掛け声でキンケイドがチームリーダのチーム『クロス』の試験が終わった。

 これで、キンケイド達のチーム『クロス』は問題なくランク1はクリアーした。

 ランク1はダンジョンの入口とも言える1階層を探索できる許可を貰えることになる。


「ほっほっほ、どうしゃ?このままランク2の試験も受けてみるかの?」


 ランク2になるとダンジョンの3階層までの探索が出来るようになり、その試験も更に難しくなる。


「受けます!」


 チームメンバーを見渡し全員の意見を聞いたキンケイドはランク2の試験を受けるように返事をした。



 ※※※


「そこまでじゃな、残念じゃがランク3の試験は不合格。じゃが、ランク2は合格したので他のチームと同じ3階層までの探索を許可する。この書類と身分プレートを持って事務局まで届けたら、お主達はランク3の資格が貰える。在学中は何度でも試験は受けれるから実力が着いたと思ったらまた来るのじゃ」


 あの後キンケイド達のチーム『クロス』も他のチームもランク2は合格出来てもランク3の試験は合格出来なかった。

 まぁ、付け焼き刃で召喚魔物との戦闘をしたが、現実は皆ランク3の魔物達との戦闘には勝てなかった。

 そして、最後の試験の挑戦者でもあるハンスの番になった。


「最後はハンス君か・・・少しは実力が見れるかの?じゃが、チームを組まずに大丈夫かの?」

「自分の出来るところまでしますよ」

「ふむ・・・なら、早速始めるとするかの」

「お願いいたします」


 そうして始まったランク1の試験。

 ここまではさっきから見ていた魔物で、ホーンラビットにジャイアントバットとキラーセンチピードだ。

 ハンスは両手に愛用のショートソードを持ち魔物を斬り倒していく。


「ふむ、ランク1試験はやはり問題ないの。次はランク2試験じゃ」


 んっ?俺には次の試験受けるかどうかの質問は無いのか?

 ・・・無いみたいだ・・・魔物の召喚も完了したみたいだ・・・。


 ランク2の試験はランク1と違い複数との試験になる。

 初めの魔物はホーンラビット5匹との戦闘だ。


「うむ、試験開始」


 早速行動をするホーンラビット達。

 魔物が故に連携をするでもなく、我が我がと言う風に突進してくる。

 何時もなら得意の魔法である雷魔法で瞬殺は出来るのだが、残念な事に、この前の授業の時に【雷魔法】は魔法スキルに入れてはなかったので、ここで使ってはスキルを隠蔽しているのがバレてしまう。

 仕方ない、出来るとこまで身体強化の魔法と剣のみで頑張っていくか・・・。


 そう考えながらもハンスはホーンラビットに向かい走り出す。

 飛び掛かってくる3匹に対して屈みながら真ん中のホーンラビットを切り裂き、残りの突進してくる2匹にはそのままショートソードを振るい2匹同時に切り払う。

 ハンスは攻撃を受けたホーンラビットはそれだけで倒されたのが感覚で解ると、飛び掛かってきたホーンラビットの残り2匹の方へ振り向き、ホーンラビットが地面に着地すると同時に接近し、2本のショートソードでホーンラビットに突き刺す。

 結局、余り時間がかからずダンジョン試験の一回目が終わった。


「・・・う、うむ、終わったの・・・そこまでじゃ。次の魔物を召喚するぞ?」


 理事長はその一方的に行われた戦闘に何処か言いたい事があのか

 言い淀んでいた。


「はい、よろしくお願いいたします」


 ハンスが返事した少し後に次の試験の魔物が召喚された。

 2回目の試験はキラーセンチピードが1匹にジャイアントバットが4匹だ。


 他のクラスのチームも相手の布陣には苦戦はしていた。

 キラーセンチピードに集中する余り、空からのジャイアントバットの対応が遅れここで失格になるチームが多かった。

 俺達のクラスは各チームに初級の魔法によるが対空や遠距離の攻撃が可能になっている。

 この相手を相手にするのなら、前衛はキラーセンチピードに集中し後衛はジャイアントバットの相手に魔法を放つのみで問題なく倒していた。

 問題は、複数チームメイトが居る時ならそれでいいのだが、能力に制限を課しハンスは一人しか居ないためどうしても攻撃の手数は少なくなってしまう。

 まぁ、それが普通の生徒ならこの試験はかなり難しいのだろうが・・・それがハンスなら・・・


「始めじゃ!」


 キラーセンチピードのスピードも早いが、それよりも早く動いたハンスはキラーセンチピードに向かって真っ直ぐに距離を詰め、ハンスのショートソードの射程圏内に入るや否や、一閃二閃とショートソードを振るいキラーセンチピードを切り裂いていく。

 切り裂かれたキラーセンチピードは直ぐに絶命するどころかその場で暴れだし、仲間であるはずのジャイアントバットの攻撃するタイミングを邪魔してしまう。


 残るはジャイアントバットが3匹なのだが、この相手はキラーセンチピードが居てジャイアントバットが脅威となるのだが、キラーセンチピードが居ないのであればなんの苦労もなく倒せる相手だった。


 流石に屋外で空を飛ぶ相手に対してショートソードでは不利すぎたのだがハンスは敢えてショートソードをアイテムボックスに収納し、【土魔法】で両手に小石を作り出しそのまま投擲し打ち落としていった。

 当たり処が良かったジャイアントバットはそれだけで絶命したが、まだ生きていたがそのままハンスは踏み潰し試験をクリアーした。


「それまでじゃ!・・・やはり、よゆうじゃの・・・次に移るぞ?」

「はい、お願いします」


 ランク試験の最後の相手はウッドゴーレムが1体だ。

 ウッドゴーレムは入学試験だった第一次試験で相手したのだが、あの時は一切攻撃はしてこなかった分厄介な魔物だ。

 木で出来た身体は固く、倒すのに時間が掛かる魔物だった。

 弱点の【火魔法】が使えるなら其ほど苦戦はしないのだが、物理だけで倒すなら・・・まぁ、ハンスは模擬戦用で刃先が潰れている剣でウッドゴーレムを壊しまくっていたので、全く問題もなく合格出来た。


「うむ、それまでじゃ!次じゃ次!ランク3試験じゃ!」


 何処か理事長も投げ遣りな感じも否めないが、ランク3の試験が始まった。

 ランク3の試験でクラスメイトの全チームが不合格となったのだが・・・

 ランク3の一回戦目はウッドゴーレム5体といきなり難易度が上がってきたのが原因で、ランク3をクリアー出来たチームは全学年のいくつかのチームだけだった。

 そのチーム達もランク4の一回戦目で全員落とされていた。


 その後の2回戦目、3回戦目と来てランク4や5に6も試験に合格していった。


「す、すげぇ・・・」

「確かに、同年代とは思えない・・・」


 等の声が途中で聞こえてきたが理事長は既に「むぅ・・・」しか喋らず後は「始めじゃ・・・」「それまでじゃ・・・」しか声を出さなくなっていた。

 他の召喚担当の教師達はランク6になったときに魔力切れを起こして、驚きながらも身体を休めていた。


「ふむ・・・ハンス君、まだまだ余裕が見られるが実際はどいうなんじゃね?」

「確かにまだまだ余裕がありますが・・・ランク6までしかダンジョンの許可書が無いんですよね?」

「うむ、そうじゃな。ランク6で13階までは認めとる・・・それ以降は危険じゃからの。冒険者達の中でもそれ以降を探索するとなれば熟練の者達しか行っとらんの」


 剣魔学校が管理するダンジョンは現段階で37階層の探索が最高となっている。

 そもそもダンジョンは剣魔学校みたいに管理する所がある。

 それは国だったり、その領地主だったりと色々あるが、そなかでも冒険者ギルドが管理しているダンジョンは数多く存在している。

 そして、そういったダンジョンには勝手に探索することが出来ないのだ。

 冒険者ギルドが管理しているダンジョンならギルドに加入し、冒険者になるのが条件だ。

 そして、剣魔学校が管理しているダンジョンを探索するのには冒険者のギルド加入は勿論の事、剣魔学校の依頼を受けた信頼のある冒険者しか探索することが出来ないのだった。

 もし、剣魔学校の依頼を受けた、しかも信頼した冒険者のみではなかったら37階層と言わずまだまだ下の階の階層も探索されていたであろうが、それはそれで問題もあるのだ。

 ダンジョンには必ず核となる魔水晶と言われる物が存在している。

 それを破壊されたり持ち出されると何が起きるか・・・簡単である。

 ダンジョンの活動の停止だ。

 ダンジョンとはそもそも危険な事もあるが、中にある魔物の素材や鉱石だったりその他諸々と資源や富等を与えてくれる。

 それを目的でダンジョンは色んな所で管理されているが、金銭に目が眩んだ者に魔水晶を盗られでもした場合には損失差しかない。

 更にはダンジョン内の魔物が魔水晶を取り返しに地上まで氾濫を起こすとなると許す事が出来ない事態に陥る。

 まっ、それはダンジョンにもよるのだが。

 資源も取れない旨味の無いダンジョンもあるにはあるが、そう言ったダンジョンも管理されている。

 逆に管理されていないダンジョンと言えば生まれたてのダンジョンと実害しかないダンジョンの2つだ。

 実害しかないダンジョンは何もしていないのに魔物が氾濫を繰り返すダンジョンの事だ、確かに資源には後ろ髪を引かれるが魔物が氾濫するその度に対処をしないといけないダンジョンは魔水晶の破壊も盗難も可能な野良ダンジョンとして扱われる。

 野良ダンジョンには管理者がおらず、中でどうなっても全ては自己責任となっている。



 まぁ、興味はある。

 ダンジョンがどうなっているのかは興味がある。


 だが、ランク6で探索出来る階層は13階層までと言われたら剣魔学校の生徒でもあるハンスは従うしかない。

 そもそも今までダンンジョンの探索の許可は生徒に降りた試しがないので13階層まで探索出来るハンスは凄いことなのだ。


 ※※※


 ダンジョンのランク試験の後、ハンスも理事長に許可書類を貰い事務局に提出せればいつでもダンジョンに探索出来る。

 ただ、試験の後に事務局に向かおうと思ったがもう閉まっていることが分かり今日は大人しく皆んなと別れ帰路に着く。



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