55 クラスメイトに・・・
名前 ハンス 種族 人間 年齢 10歳
魔法スキル【ーーーⅢ】【ーーーⅢ】【ーーーⅢ】【ーーーⅢ】【闇魔法Ⅱ】【ーーーⅢ】
【ーーーーⅣ】【召喚Ⅱ】
常時スキル【ーⅣ】【指揮Ⅱ】【----Ⅲ】【農業Ⅱ】【料理Ⅱ】
スキル 【ーーⅣ】【ーーーーⅣ】
・・・神格さん、神格さん。ステータス見れないのあるんですげど。
「えっと・・・あなたは・・・」
フローリン先生は見鏡石に書いてある名前を確認して。
「いや、あなたがハンス君ね・・・なるほど、凄い才能ね!見鏡石のレベルが低くて、表示されないスキルがあるみたいね。詳しく見たい時は教会の神父さんに鑑定してもらうか、よりランクの高い見鏡石じゃないと見れないの。この剣魔学校にある見鏡石は理事長が持つ見鏡石じゃないと、あなたのステータスを見ることが出来ないみたいね」
なるほど、ステータスが表示されなかったのは見鏡石のレベルが低かったからなのか。
一体神格はどんなステータスにしたんだ?
※※※確認しますか?こちらがハンス様の偽装ステータスです※※※
名前 ハンス 種族 人間 年齢 10歳
魔法スキル【水魔法Ⅲ】【火魔法Ⅲ】【風魔法Ⅲ】【土魔法Ⅲ】【闇魔法Ⅱ】【光魔法Ⅲ】【空間魔法Ⅳ】【召喚Ⅱ】
常時スキル【剣Ⅳ】【指揮Ⅱ】【剥ぎ取りⅢ】【農業Ⅱ】【料理Ⅱ】
スキル 【分身Ⅳ】【並列思考Ⅳ】
いや、多くない?偽装だよね?他の生徒よりかなりスキル多いんだけど?
※※※【剣】【光魔法】【空間魔法】【闇魔法】【分身】【並列思考】はハンス様がメルガイで、使ったスキルになるので外せませんでした。後のスキルは今のハンス様に必要なスキルだと思いまして※※※
そうだったんだ、ありがとう神格。
そうして、全員のステータスがチェック終わり。
魔術学科も丁度終了の時間になった。
フローリン先生は見鏡石をアイテムボックスに入れ、教室から出ていく。
「よし、授業終ったな。ハンス君、先程の話なんだけど・・・」
授業が終わり、俺の回りに集まるブイエル君達。
「どうしたの?ブイエル君」
「まず聞きたい事として、武器術学科では君の剣の腕が詳しく分からなかったんで、どのくらい強いのか?と。同じ武器術学科で光魔法を使ったらしいけど、魔法も凄いのか?」
正直、今の自分がどのくらい強いって聞かれても分からない。
だから答えも曖昧になってしまう。
「まあ、そこそこじゃない?」
「う、む・・・」
そこそこと言われて少し悩むブイエル君。
「俺、武器術学科で見てたんだけど、素人の俺からでも剣の型を見る限り、ハンス君は達人って思えるレベルに見えたよ?それは、そこそこじゃないよ・・・」
確かこの生徒はクルス君だったよな・・・。クルス君は武器術学科に居て、俺の近くで見てたけど・・・
「クルス君?そうかな?でも、俺は自分の事をまだまだ修行が足りないって最近何度も思ったよ?」
剣の型が綺麗に出来ても、本当に戦闘で活かせれるのは何割かだった。
自分には経験が全く足りてないんだ。
「ハンス君って、どんだけ上を目指しているのやら・・・」
「それよりお願いって何かな?お昼休み終わっちゃうよ?」
「あ、ああ、お願いとは俺達6名を鍛えて欲しいんだ」
「「ちょっと待って!」」
「あの、私達も・・・」
「「「鍛えてくれ! (ください!)(ほしい!)」」」
全員かよ・・・どうすんだこの状況・・・
「むぅ、流石のハンス君もクラスメイト全員は無理だと思うよ・・・」
全くだ!俺に出来るのか?この人数を?
「あの・・・俺は人に教えるのあまりした事無いんだけど?そもそも、何で皆は俺に教えてほしいんだ?」
「それは、年6回の試験をクリアーは勿論の事、Fクラスから昇格したいんだ!」
ん?クラスはこのままずっと同じだと思っていた・・・
「クラスって昇格出来るの?」
「テストの点か、半年後にある学科試合で、優勝は無理だけど、上位に入ればクラスは上がれるんだ!」
「そういえば、上位のクラスと下位のクラスは何が違うの?勉強の教えられる内容とか?」
「学科でも全クラス合同ってあるだろ・・・教える内容は同じだよ。ただ、卒業して就職で何クラスに居たってのが強みになるんだ」
「なるほど、俺は冒険者になるからあまり関係ないのかな?」
「何を言っているんだい!ここで、上位クラスに入るだけでギルドランクはDランクからスタート出来るぞ?それに、クランからの勧誘もあるって話だよ!」
「あー、ギルドにはもう入っているから・・・Gランクだけど・・・ランクはゆっくり在学中に上げていくさ。それに、俺はクランに入りたいんじゃなく、クランを作りたいんだよ」
「また、無茶な・・・クランは最低Bランク冒険者が2名必要だぞ?それに、クランハウスも必要だからかなりお金もいる。それの維持費もな」
「分かってる。ある程度は起動に乗っているから、後はお金とランク上げだけなんだ。知り合いに6人凄腕の仲間がいるしな。その内2名は冒険者で、ランクは同じくG何だが何故かランク止め中なんだよな・・・上げてくれれば助かるのにな。本当に」
「6人、大丈夫なのか?そいつらは?2名は冒険者として、残りの4人は何をしているんだ?」
「料理人1人?農家1人?大工2人?」
「知らないよ!何で疑問系何だよ!ハンス君・・・本当に大丈夫か?」
「まっ、問題は無いよ。・・・多分」
「・・・・・・変わってるね、君って」
「よく言われるよ・・・でっ、訓練は何をするんだ?」
「勿論、戦い方だよ・・・何か不安になってきた・・・でも、ハンス君は凄いのは確かだから信じるしかないな・・・」
神格受けても問題なさそうか?
※※※ダンジョン攻略に支障が出る以外問題ありません。対人戦に人や魔物に教える訓練が出来るので、受けるべきです※※※
あ、ダンジョン・・・まっ、仕方ないか・・・
「分かった、引き受けるよ・・・今日の放課後からのスタートで良いかな?」
「ありがとう!ハンス君!」
「「「やったー!」」」
そうして昼休みも終わり、ある学科も問題無く終わった。
どの学科も最初は座学で大変だった。
どれも初めて習うものが多く、覚えるのが多すぎたが今のところ問題はない。
問題があるのは今からなのかもしれない。
ハンスは放課後、武器術学科が行われた第5武技館に来ていた。
この施設を勝手に使って良いのかブイエル君に聞いたら、使用申請は昼に出したので問題は無いらしい。
しかも1ヶ月間も長期でFー2で借りたらしいが、一人で使用する際は申請はしなくて良いみたいだ。
第5武技館の入り口にはFー2貸し出し中の文字がデカデカと貼ってあり、承認者はキリシマ先生に何故か理事長の連名だ。
キリシマ先生は分かるとして、ブイエル君・・・理事長の連名って何をしたし。1番学校で偉い人だからね?
だが、借りたものは仕方ない。
「それじゃ、始めるか!自分の武器を選んで!」
学科と同じで練習に使う武器は貸出しできる。
何てありがたい!
気になるのは武器術学科を選んで無い生徒、何で居るの?
そうですか、選択科目の兼ね合いで受けれなかったんだ・・・それは仕方ない。
それじゃ、やるか!
「まずは素振りから、悪い所はその都度言っていくからね!」
そう!基本は素振りから!武器の持ち方は武器術学科で習ったから殆どのクラスメイトには教えないで良かったが、武器術学科に来ていない生徒は持ち方と振り方を教える。
「アデルさん、メイスに振り回され過ぎです。振るときは全身を使ってこんな感じに振ると良いですよ」
振り方がなっていない生徒には、同じ武器を持って直接指導。
「わ、わかった!って、今武器は何処から出したんだ?」
何処って、時空間魔法・・・いや、皆の前では空間魔法のアイテムボックスからだが?
「俺の事は良いから、続けて!」
「オッス!」
※※※ハンス様、右奥のコリャクト君が軸足に重心を置かず腕だけで振ってます※※※
了解!
「コリャクト君、振る時は軸足に重心を置いて、腕だけで振らない!」
1人で全員?無理です。
神格もフル活用し訓練にあたる。
「ここまで見えてるのか!了解!」
「リリーニャは矢を打つ際は、弓の角度を上げないと的に届いてないよ!そして、姿勢に気を付けて!」
「は、はい!」
「レーベン君!君はロングソードよりショートソードと盾を使った方が良いみたいだ。ちょっとこれを装備してみて」
そう言って、ショートソードとスモールシールドを渡す。
「これをかい?分かったよ・・・し、しっくりくる」
【武器使い】のスキルはここでも役にたつみたいだな。
鑑定と合わせれば、相手がどんな武器を使った方が良いか直ぐに分かる。
「ライル君、君は前衛系の武器より投擲武器と短剣それに、魔法での戦いに向いているみたいだよ?どうして杖を?」
「見鏡石でも、そう出たんだけど僕は魔法使うときに、杖みたいな発動体が無いと魔法を使えないみたいなんだよ・・・」
ふむ、それは仕方がない。
「なら、これを使ってみる?」
ライル君に渡したのはハンスお手製のブレスレットだ。
コープルに居たときにレインと別れる時に渡したペンダントだったが、これは何を渡したら良いか悩んで、一通り作ってしまった。ペンダント型は幾つか有り、他はブレスレットにピアスに指輪、髪飾りと他にも多種多様な装飾品が今のアイテムボックスに眠っている。
それにどれも、魔石を嵌め魔法の発動体となっている。
レインに上げた付与魔法は一切してないので、違いはそれだけである。
「これは?」
「魔法発動体のブレスレットだよ。試作品で質は余り良くないけどね」
材質は屑鉄だから質は余りよろしくはない。
「そんな、貰えないよ!こんな高価な物!」
まぁ、材質を知らないならそう思えるだろうな。
「余りに余ってるから、逆に貰ってくれると助かるけど?」
「ほ、本当に良いのかい?ハンス君ありがとう!」
「うん、それじゃ杖無しで魔法が使えるか試してみようか?」
「ここでかい?」
「良いんじゃないかな?攻撃呪文じゃなければ」
「なるほど・・・」
結果、ライル君は魔法を使えることが出来き、装備の変更を行った。
その後も訓練は続きあれから一時間が経過した。
「ハ、ハンス君、まだ、素振りを、続けるの、かい?」
息が切れ切れのブイエル君がそう言ってくる。
回りを見れば皆も疲労が溜まってるようだ。
「そろそろぞれぞれの型をしてみようか」
「なっ、そ、それは、厳しいんじゃないかい?」
「違うよ?疲れきった時に振るう武器は、無駄な力がなくなり結果、基本の型は少し崩れるけど、1番武器を振るう最適な動きが出来る楊になるんだ。だから今から振るう武器の感覚は全員、確実に覚えてね?」
「な、なるほど・・・」
ハンスに説得され、皆が思ったことは。
((((((お、鬼だ!))))))
それからみっちり1時間は型の練習を行い、きちんと駄目なとこは指導していった。
結果、1時間後の休憩では誰も立てるものが居なく、座る者と寝そべる者だけどなった。ハンス以外だが・・・。
「も、もう、駄目だ、一歩も動けん・・・」
「だ、大丈夫、わたしもよ・・・」
「俺もだ・・・」
「休憩はしっかりとってね~、確実ベストな休憩の取り方も身体に覚えさせてね。実戦では体力が無いんで戦えませんは通用しないから」
(((((やっぱり、鬼だ!)))))
そうして休憩も終わり、訓練の締めくくりは模擬戦で終わりだ。
「休憩も終わったから、最後は1日を締めくくる模擬戦を行います」
「休憩は確かに終わった。確かに終わったが、もう模擬戦をする体力何て残ってないぞ?俺達・・・」
「それは大丈夫だよ。ちゃんとケアはするよ?」
そう言ってハンスは魔法を唱える。
「エリアリザレクションヒール!」
クラスメイトの足元に広がは巨大で、白い魔方陣。
そして、その魔方陣から白い光が天に登るようにクラスメイト達を包んでいく。
「わぁ!な、何だ!この魔方陣!」
「・・・この魔方陣から、高い魔力が・・・」
「きゃ!」
「!?」
「みんな!慌てるな!」
「な、何を!」
「あっ!疲れが・・・」
「わたしも・・・疲労が」
「あ、ああ、俺もだ・・・」
そして、光が弱まり次第に魔方陣が拡散していく。
クラスメイト達はと言うと。
「ま、まじか・・・」
「一体今のは・・・」
「こ、こんな事って・・・」
「すげぇ・・・」
「・・・」
今の現象に付いていききらず、動きも固まっていた。
「ちょっと!みんな!休憩は終わってるよ?せっかく体力も回復させたんだから模擬戦始めるよ?」
(((((誰のせいだ!)))))
クラスメイトの中でブイエル君が口を開く。
「って!模擬戦も大事だか、今の魔法は何だよ!あんなに疲れきった体力が元に、いや、それ以上になっているんだけど・・・?」
「今の魔法?エリアリザレクションヒールの事?」
「そ、そう。エリアリザレクションヒール?何だけどそんな魔法は今まで見た事も聞いた事もないんだけど・・・」
「ん?そうだよね、俺も小さいときに訓練で疲れきった体力を回復させるために、開発したんだよ。その時は、対象は俺だけだったからリザレクションって言う魔法だったんだけどね」
戦闘の訓練で魔物と戦い、相手が疲れたらエリアリザレクションヒールを使いまとめて体力を回復させ、何時間も同じ魔物グループと戦ったもんだ・・・
「魔法の開発だって!まさか!そんな!魔法の開発は毎年どこぞの魔術師がしてるのはしてるんだけど。それが出来るのは熟練を通り過ぎた魔術師だけなんだぞ!たまに一端の魔術師が開発してる変な効果の魔法以外だか・・・」
やっちまったか?
「まあ、出来たものは仕方ない。気にしない。自分の成長に必要だったからしたまでだよ」
取り敢えずしらを切ろう。
「ハンス君・・・君は何者なんだい・・・」




