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冒険者クエスト  作者: チョコミルク
剣魔学校入学~
53/87

48 入学式

 あの後、此れからどうしたら良いか悩みに悩んで少しは解決策も考えた。


 その結果は簡単に言うと、俺の分身チームで区切っていたチームの見直しだった。

 ざっと今までは、2号チームはソウシュ・セキメにコボルト多数で料理や農場や剥ぎ取りが主にしていた。

 3号チームはゴルダにトウカで大工の勉強中。

 4号チームはコクセキ・ハクにゴブリントリオ、そしてキラーエイプのジンキラーにウッドウルフのライフ達の3匹でマギシャル第7森林の探索だ。


 そしてこれからは。


 ソウシュ部隊(剥ぎ取り・農業・家畜)

 ココリ・ココロ・コボマル・コジカル・コルジー・コチャ・コボルタ・コハナ・コトル


 その後に奴隷16名と新しく召喚した9匹のコボルトリーダー達にゴブリンソルジャーが2匹、ゴブリンメイジが3匹、ゴブリンベビーが57匹全員で71匹もソウシュ達の手伝いをさせる。

 正直農場の拡大を狙ってもあるが、ここが一番大変かもしれない。何せベビーゴブリンの世話まで・・・改めて大丈夫だろうか・・・


 セキメ部隊(料理・素材売却)

 コロマジ・コアスラ・コルト


 セキメ部隊はコボルトで料理スキルを持っていたコロマジを残し、後のコアスラにコルトは一定の期間でソウシュ部隊のコボルト達でローテーションを組み定期的に交代させるようにした。


 続いては


 ゴルダ・トウカ(大工・鍛治)


 ぶっちゃげここは変わっていない・・・



 最後は探索チーム何だが、こんな感じにしてみた。


 コクセキ部隊(探索)

  コクセキ・ゴブト・バッカス・2号

 ハク部隊(探索)

  ハク・ゴゴ・モヒート・3号

 ゴータ部隊(探索)

  ゴータ・ライフ・ジンキラー・4号


 探索部隊を更に細かく分け、分身達を探索チームに組み込み収納の手間を軽減する。

 分身を後一人5号として増やし更に部隊をもう1つ作って効率アップさせてもいいが、ハンス本人に何かあってはと念のために使っていない。

 部隊を分割して大丈夫か?と思わなくはないが、ぶっちゃげコクセキとハクそれにゴータは1人でも問題なく探索ができる強さだ。


 それにジンキラーも俺と戦った時よりも『身体強化』のお陰で強くなっている。

 ただ、ライフ達3匹は強さは未知指数だったが、ウッドウルフ特有の臭覚を期待して3匹はバラけさせた。


 これからは長期探索の練習も含めてのパーティーにした。

 またマギシャル第7森林の探索はコクセキに任せ、後の二部隊はそれぞれメルガイ周辺の別々な場所を目指してもらう。


 そしてハンスは剣魔学校の入学まで一週間とちょいなので、それまでにダンジョンを踏破したいと考えている。




  ※※※


「・・・皆様よくぞ厳しい受験を超え、剣魔学校に御入学おめでとうございます。我々教師一同は・・・」


 あれから何日も過ぎ、本日は剣魔学校の入学式の日になってしまった。

 編成し直したチームは概ね成功だった。

 1日の討伐・捕獲数が延び、素材や貴重な薬草等今までよりも収穫数が延び、資金は溜まり始めている。

 食糧に至っては、これでギリギリと言った所で足りない分は町や村での購入してる。

 まぁ、仲間が増えすぎてよりも、ゴブリンやベビーゴブリンにキラーエイプの食事量が半端なく多く頭を悩ませる事もあるが、農場の作物収穫が始まればそれも改善されると思う。


 チーム編成後で一番大変な所はソウシュの所で、ベビーゴブリンの躾に手を焼いているが、新しく召喚した組もボチボチ慣れ始めているし、コボルトのココロ達が手伝いをしているので期待はしている。

 奴隷達に至ってはオドオドしながらでもあるが、何かと役に立っている。


 でっ、俺の方は未だに地下4階に苦戦を強いられ挑戦日数に対して踏破距離も伸びていた。


「・・・続きまして、理事長のご挨拶です。理事長よろしくお願い致します」


  進行役の先生から案内され、ライド・ハフ・リマサビ、そう、ここ剣魔学校の理事長である彼に新入生の視線が移る。

 ライド・ハフ・リマサビが壇上で一呼吸を置き、入学生全員を見渡し口を開く。


「紹介の通りワシが剣魔学校の理事を勤める、ライド・ハフ・リマサビじゃ。まず、新入生の諸君入学おめでとう。此所にいるもの達は皆、あの厳しい試験を合格した優秀な生徒であるとワシは思うとる。じゃが、この学校を出るとここメルガイには落ちた者も数多く生活しとる。ここで約束して欲しいんじゃが、その者らを見下したりしないようにお願いする。もしじゃが、そんな者が居るならば即刻、等学校を辞めてもらう」


 ここで、少し会場がざわつく。

 この世界は貴族世界で地位が高ければ、ある程度の無理も押しとおるような世界。

 この剣魔学校は、このイースラ大陸の中でも有名で、歴史がありこの学校を卒業出来れば将来は定職で、人気もある王宮勤めが有利に進められる。

 それも成績に応じて役割や、将来の役職にも関係しているとして、在学生は気合いを入れひね日頃勉学に、訓練にと大忙しの日々を過ごしている。

 で、この学校に入学出来た者はエリートであり、落ちた者は落ちこぼれで、今回の入学生の中にはそう考え、そんな者達を蔑む事をしている者達も居た。


「それは何故か?と思う者も居るようじゃの・・・まぁ、この学校に入学出来なかった者達は、また来年も受験しに来るじゃろう。そして、今ここに要る新入生と同じく来年はここに同じように立っている者も居る。現に今ワシの前の新入生の中には去年も試験に出た者も何人居る。つまりは勉学に鍛練に時間を費やせば誰でもとはいかないが入学出来る。ワシはそんな金の卵は失いとうないからの。また、皆さんは今から卒業まで、様々な知識をここで学び、どの科でもその専門の実務経験も得ることじゃろう。

 そして、その知識と経験は皆さんに対して大きな力となる筈じゃ。決して足を踏み違えないように日々努力をして行って欲しい。さらには・・・なのにじゃ・・・そのようなこともあるじゃろう。また・・・」


 そんな理事長の、それは長い長い挨拶を終え、校長の挨拶や、学園でのルールの話しがあり、等々クラス発表の時間になった。

 と、言っても只者を出る際に、試験の時に使ったプレートを使ってクラスの発表がある。

 発表の後は親族や来客との食事をする時間が設けられ、親族とは解散し新入生はクラス分けで発表されたクラスへの移動。

 そして、簡単な自己紹介を含めた挨拶に明日からの授業の事の連絡事項がありそのまま解散になる。

 改心した後は家に帰るなり部活に入るなりは本人の自由と先ほど校長は言っていた。


 また、剣魔学校はうまく進めば全部で3年間のカリキュラム、やはり実力がないと進級は出来ないみたいで、1学年に対して最高で8年と留年出来るらしい。

 1年生時にその期間を過ぎると自動的に退学になり2年生では、1年生に落ち次の年には退学、3年生は2年生に落ち、次の年には1年生に落ち、次の年には退学となるらしい。


 話し的にはそうなる人は余り居ないらしいが、入学したのだから俺もそう日なりたくはないから頑張らないといけない。


 また、ハンス達が入学式を行っている所は剣魔学校で催事を行うときに使う建物でかなり広い室内に入学式と言う事もあり、至る所を飾りに飾っている。

 中央には新入生が椅子に座り両脇には教師達と先輩達が座る。

 後ろは親族や客席等があるが、新入生よりも親族や客席の方が圧倒的に人数は多く建物に入ってかなり圧倒された。

 全員が平民ならまだしも新入生も親もその連れももれなく貴族で、身分が高ければどうとはないだろうが下に行くにつれ新入生も親族達も緊張で固まっている。

 ・・・まぁ、もれなく例外は要るものの・・・。


「ワープスちゃま!何て素敵なんでしょう!もぉ、ワープスちゃまは私の誇りザマス!今日の晩餐はメイドに言って力を入れるようにしなくちゃ!ほら、あなたもそう思うでしょ?」


 新入生よりも目立っている服装に、声は小声だが式の初めから今まで目立ちまくっている女性が親族席に居る。

 どうみても、回りを気にしていない様子で回りの者からは少しからず白い目でみられている。

 この女性も位が高い貴族なのだろう、だから貴族に対して俺達は余りいいイメージはない。


「う、うむ。で、お前もう少し大人しくするのだ。・・・ほら、回りの皆様の迷惑になるだろ」


 あ、うん。性格の問題だったな。

 それに、ワープスちゃまだっけ?これは相当な拷問だぞ?大丈夫か?


 ※※※ハンス様、ワープスちゃまなるものはハンス様と面識がある人物みたいですよ?※※※


 この声の持ち主は俺のスキルでもある『神格』だ。

『神格』は俺のスキルの補助に、拠点などの空間事態の管理等様々な事を常にしている、物凄く頼りになる存在?スキルだ。


 ん?俺と会ったことがある人物なのか?ワープスちゃま、ワープスちゃま・・・?誰だ?分からないけど?


 ※※※その者の名前はドドリアス・バッカ・ワープスです※※※


 ・・・マジで!うゎー面倒だな、アイツも合格したのか!


 ※※※因みにハンス様の左前を見て、そのずっと先に居ますね※※※


 居た、居たけど、下を向いて顔全体が真っ赤になっているどころか、めっちゃ何て堂々としてるんだ?めっちゃドヤ顔だし、自分の親の声聞こえてないんじゃ無いのか?


 ※※※聞こえては要るみたいですよ?時折親に向かって親指を立てて何かのサインを送ってましたから※※※


 ・・・何?馬鹿なの?アホの子なの?良く見たら回りの新入生も、物凄く睨んでらっしゃる・・・神格、俺決めたよ!俺在学中アイツとは関わらない、近寄らないを徹底するよ!


 そんなこんなでクラスの発表だ、進行役の先生に言われた通りにプレートを出してみると、大きな文字がかかれていた。

 この文字が俺がこれからお世話になるクラスだ。

 そして、大きくかかれていた文字にはこう書かれてあった。



  ※※ F-2 ※※


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