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冒険者クエスト  作者: チョコミルク
剣魔学校入学試験
34/87

29 決行!

 

 此所は俺が今住んでいる拠点だ。

 しかもカラガラムが拠点へ来れないようにラザトから入ってきた俺は直ぐに空間を閉じた。

 ラザトへの道なら大丈夫。

 いつでも行けれるようにマーキングは済ませてある。


 それよりもレインが先決だ。


「ゴータ・コルト・ココロ皆を緊急召集してくれ」


 一番の古株でゴブリンのゴータ、コボルトリーダーのコルトにココロは会議室に待機させていた。

 いつ何があっても良いようにと、それが今だ。

 他の皆も直ぐに召集出来るように近場で自分達の仕事をさせていた。

 皆が来る前には分身達も呼び出しておく。


 直ぐに皆が集まり今いる仲間達が全員揃った。

 チームは以前決めた内容を少し変更させるだけでいい。


 2号チーム

 2号・ソウシュ・セキメ


 ソウシュ部隊

 コルト・コロマジ・コルジー・コチャ・コボルタ・コハナ


 セキメ部隊

 ココロ・コボマル・コジカル・コアスラ・ココリ・コトル


 3号チーム

 3号・ゴルダ・トウカ


 4号チーム

 4号・ハク・コクセキ・ゴータ・ゴブト・ゴゴ


 だったんだが、今は聖魔人達はいないので分身達をリーダにその下にゴブリンやコボルト達をつける。


 2号チーム

 2号・コルト・コロマジ・コルジー・コチャ・コボルタ・コハナ


 3号チーム

 3号・ココロ・コボマル・コジカル・コアスラ・ココリ・コトル


 4号チーム

 4号・ゴータ・ゴブト・ゴゴ


 で行く。

 4号チームが人が少なく心配だ。

 特にコボルト達は仲間に従えて始めての戦闘になる。

 その為か皆何処か緊張した面持ちだ、ここはアイツを早速従えるしかないかもしれない。

 俺が戦った中で最も厄介で強かったアイツだ。



 名前 ーーー 種族 キラーエイプ:亜種 年齢 0 主人:ハンス

 職業:無し 装備 無し

 固有スキル【統率Ⅱ】

 常時スキル【体力Ⅰ】【鈍足Ⅱ】

 スキル【毒爪Ⅱ】【咆哮Ⅱ】【身体強化Ⅰ】

 加護【ハンス】

 称号【復活者】


 俺のスキル【従える者】で新たに従えた魔物はキラーエイプ亜種だ。

 はっきり言って俺も苦戦したほどだ。

 コイツのお陰で俺の足りない所が分かった。

 正直、あの戦いには感謝している、まだまだ俺は成長出来るから。

 今はコイツの活躍に期待しよう。


「キラーエイプ、お前にはすまないがまだ名前は与えない。今は時間がないからな詳しくは話しながら行くぞ」


 キラーエイプには4号チームに入ってもらいチームの強化にあたらせる。


 現時点で最強のチームは4号になる。

 コボルト達も従えられる前よりは強くなっているがゴータには敵わない。

 バルベリアさんが鍛えたほどだ、それにキラーエイプが入るわけだからそうなるのだ。

 だから今回少し危険な所でも大丈夫だろう。


 そして今居る皆には武器だけだが行き渡らせることが出来た。

 以前盗賊のアジトで見付けた武器だけでは足りなかったんだが、今回の街道でゴブリンやコボルト達が持っていた武器を渡している。

 ぼろぼろの武器だが無いよりはましだろう。

 コボルトのコボルタやコハナに至ってはは農作業で使ってた鎌やツルハシを装備しているが・・・気にしないでおこう。


 そして俺はどのチームにも入らず一人で行動する。

 いざとなったら分身5号がまだ残っているから大丈夫だ。


 準備は整った。

「皆、今回の目標はレイン・その他の救出だ。出発するぞ!」


 そうして分身も入れた20名はラザトへと移った。



 ラザトへと戻ってきたハンス達はカラガラムと再度出合う。

 っていうか、拠点へと入ったラザトの場所にマーキングしていたし、カラガラムがボーと立ち尽くし動いてなかった結果なのだが。


「ひっ!ま、ま、魔物が・・・」


 目の前に出来た空間からハンスを始めゴブリン・キラーエイプ・コボルトがぞろぞろ出てきて驚き、恐怖しカラガラムは腰が抜ける。


「カラガラムさん、最低の10名は超した。俺は行く」


「ハ、ハ、ハンス君・・・こ、これは一体・・・?」


「俺の仲間達だ」


「2号・3号・4号皆を率いて村を捜索!レインを見つけるぞ!」


「「「おぅ!」」」


「ま、待て、ハンス君」


「もう待てない。よし、行動を開始する」


 カラガラムを一人残し村中に散らばる俺達、流石になにも知らない村人を巻き込んだり、俺達の姿を見られる訳には行かない。

 そこで約たつのが魔法魔石だ、全員に数個ずつ渡してある。

 中にはスリープの魔法が入っていて村人の家に投げ込むようにしている。

 これで村人が寝ている間に終わらせることが出来る。

 もし、村の中で村人のに遭遇した場合も考えて分身達が前を走りその後に隠れながら仲間が着いていく。


 今回もレインが持っている簡易結界のネックレスの魔力を頼りに捜索する。

 目指すはラザト村の二軒しかない宿で、宿に着いても相手に気付かれないようにしないといけない。

 平屋なら良いが部屋がなん部屋もあるところではスリープも効きが悪くなる。


 捜索と言ってもコープルの町とは違いここは村だ人が住んでいる建物や住人の数だってかなり少ない。

 住人の人数はせいぜい500人居たら良い方だろう。


 目的は宿屋、宿と言ったら村の入口近くに建っている所が多い、コープルやメルガイみたいな場所では至るとこにあるのだがこういった村は大体が入口近くにある。

 宿事態が無いところもあるって聞いたがそういった場合はどうしているんだろうか?


 でっ、お目当ての宿屋に着いたがレインのネックレスの反応がない・・・レインを乗せたであろう馬車は何処に行ったのか分からなくなってしまった。


 もしかして、カラガラムはそいつらの仲間で俺達を足止めにするための嘘だったんじゃないのか?

 足止めに選ばれたのなら優秀だろう。

 なんたってラザトに入るまでかなりの時間が掛かったからな。

 そう卑屈に疑ってしまったが少し考えてみよう。

 もし、犯罪を犯した奴等が御丁寧に宿に泊まるのか?ましてはレイン達を連れてと考えると、バカじゃない限り止まらないだろう。

 じゃぁ何処に隠れ泊まっているか問題になってくる。

 こうなったらしらみ潰しに村の全部を探すしかない。


 ・・・目の前の宿屋には犯人の馬車もレインも居なかったのだから。



 この村は簡易ではあるが村が柵に囲まれ住居地区が真ん中に集まり回りは畑が広がっている。

 町の奥は大きな岩があり後ろからの村への侵入は出来にくくなっていてその岩の前には村の貯蔵庫や村長宅がある。

 どうやらここラザトは農業を中心とした村なのが分かった。

 どうやって分かったのかは、そう村中を捜索した結果だ。


 あの後も住居地区も探したが結局目的には辿り着けなかった。

 俺は領主宅の前に居るのだが、立ち止まり集中している。

 集中しているのはネックレスの魔力を感知しやすいように、小さな魔力でも逃がさないようにと・・・。


 あれから他のチームもレインを見付けれていないのか連絡はまだ来ない。

 焦りと不安だけが心を占め集中を掻き乱す。


 他に見落としは?何処か捜索していないとこは?

 本当にレインを見付けれるのか?くそっ!結局俺は何の為に!


 そうしていると遥か上空に白い光を放つ物体が上がる。

 それを見た俺は「来た!」その方向へと全速で走っていた。


 その場所に着いた時には4号チームが居た、物陰に隠れて俺を待っていた。

 次第に他のチームも再度集まる。


「4号見つかったのか?」


「ああ、間違いない、あの中だ!」


 4号が指した先には例の馬車、後ろには見張りが二人ほど建っている。

 その場所は大きな岩の前にあるボロい建物だった。

 見てくれは住居出はなく創庫と言った方が良いくらいの建物だ。


 ・・・確かに微かだが魔力の反応がする・・・あの建物の中だったらこんなに微の反応の訳がない。

 どう言ったことだ?理由は分からないがあそこにレインは居るようだった。


 長かった、やっと見付けた。

 心の何処でもし父さんやソウシュ達の方に居るかもと思った・・・。


 ※※※ハンス様※※※


 ああ、分かっている。


 そんなやり取りを神格とする。

 何があったのかは分かる。

 俺の知っている気配が村の入口から来ているのだ。


「ハンス様お待たせいたしました」


 ハクだ、コープルから指示通りに追って来てくれたみたいだ。

 ハクにはコクセキと来るように言っていたがコクセキは居ない。

 明け方にトデイン様が用意してくれた部隊に参加し明け方着くみたいだ。


 トデイン様からコクセキは俺と繋りがあるからその方が引継ぎがスムーズに出来るとのことだった。


「ハンス様、レイン様を見つけたのですね。これからどうしますか?」


 助けるに決まっている。

 だが、どうやって?と聞かれたらハクが来る前だったらスリープの魔法魔石を見張りに使い雪崩れ込むしか考えてなかった。

 これはある意味賭けだ。

 もし、レイン達を人質に取られたらどうしようもなくなってしまうから。


 でもハクが来てくれたお掛けである作戦を実行できる。

 中の気配は五人で更に奥からか細い気配は六人感知出来た。

 中の五人は犯人のものだろう。

 奥のか細い気配はレイン達と思う。

 表に二人見張りが居るから敵は七人、それに対して俺達はハクが加わり21人だ。

 はっきりと言って過剰な戦力だと思うが油断はできない。


 今ならカラガラムが言っていたのが分かる。

 あの時の二人で行動していたら最悪レイン達を守れなかったかもしれないから。


 後でカラガラムには謝ろう。

 そう心で誓い作戦を開始する。


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