2 もう一人の父ともう一人の母?
ハンス・・・怖いもの知らず?
行動力は認めるが、やんちゃだなぁ~
眩しい光が目を刺しゆっくりと目を覚ます。
そこは知らない部屋、綺麗で豪華なふかふかのベッド、その割には部屋にその他の家具や置物も無く、やけにシンプルと言うか殺風景の部屋で目覚めた。
起き上がり身体を動かしてみる。
なぜか異様に身体が軽く気分も良く感じた。
「起きましたね」
「あっ、すみません・・・気を失ってたみたいで」
「気にすることはありませんそうなる事は確実でしたから」
「そうだったんですか?あの、僕の身体はどうなりました?身体がやけに軽く・・・気分が良くて・・・それ以外は変わったようには感じないんですが・・・」
「確かに変わりました。まず、魂と莫大な魔力に見合った身体に再構築され、スキルの受け継ぎと新たに発言したスキルをそのまま保持し・・・何処で手に入れたのか分かりませんが、魔界の神の魂の一部までハンスの魂に統合されました」
「えっ、魔界?」
「安心して下さい、その魂に関しては私達の力を限界まで使い、安全に統合され変換されました。
その結果ですが、初めの予定よりも更に能力の発現と力をハンスは宿しています」
「ハハハ、魔界の神の魂って・・・どんな物だったんですか?」
何だろ、あの時に拾ったアレが・・・まさかそんな物じゃないよね?正直心当たりありまくりなんですが!
「青白く輝いている水晶で、中に炎みたいな魂が封印されたものです」
やっぱり!あの水晶だったか・・・取り敢えず問題無いんだよね?ベルナートさんがそう言ってるし。
その前に自分の能力を聞かなきゃ。
「その・・・僕に備わった物ってどうやって確認するんですか?」
***その事についてはこちらから説明します***
ビクッ!
「うわぁ!」
***驚かせてしまいましたね。私はハンス様のスキルで神格と申します。これからもよろしくお願いします***
「・・・・・・ベルナートさん?」
「どうしました?ハンス?」
「スキルで神格なる者?の声が頭の中でするんですが・・・魂の統合って、幻聴が聞こえるのですかね?」
「神格ですか!?てっきり備わるのは私と同じ智徳だと思ったのですが。大丈夫です、ハンス貴方は正常です」
「神格はとても凄いスキルなので、分からないことは何でも、神格に教えてもらいなさい」
「は、はぁ」
***と言う事です。まず、ハンス様に備わっている能力をステータス化にして表示しますか?***
「そんな事まで出来るのですか?」
***勿論です。***
「それでは、お願いします」
そして、目の前には薄いプレートみたいなものが現れ、ステータス化された内容が表示されていた。
名前 ハンス 種族 人間-神 年齢 6歳
所在地コープル
装備
ナイフ 布の手袋 布の服 革の靴
固有スキル【時空間創造操作Ⅰ】【従える者Ⅰ】【生命の息吹Ⅰ】【能力向上Ⅰ】【聖魔召喚Ⅰ】【武器使いⅠ】
魔法スキル【属性魔法下】【精霊魔法下】【暗黒魔法下】【神魔法下】
常時スキル【疲労軽減Ⅰ】【自己再生Ⅰ】【料理Ⅱ】【農業III】
【剥ぎ取りI】【器用Ⅰ】【知力Ⅰ】【怪力Ⅰ】【速さⅠ】【守Ⅰ】【運Ⅰ】【指揮Ⅰ】
スキル【魔力感知I】【気配察知Ⅰ】【鑑定I】【魔力操作I】【隠蔽Ⅰ】【隠密Ⅰ】【並列思考Ⅰ】【強化Ⅰ】【付与Ⅰ】【調合Ⅰ】【錬金Ⅰ】【武具作成Ⅰ】【防具作成Ⅰ】【アイテム作成Ⅰ】【鷹の目Ⅰ】【分身Ⅰ】【分解Ⅰ】【統合Ⅰ】
耐性スキル【物理攻撃耐性Ⅰ】【属性魔法耐性Ⅰ】【聖魔攻撃耐性Ⅰ】【精神攻撃耐性Ⅰ】【常体異常耐性Ⅰ】【神魔法耐性Ⅰ】
ゴッズスキル【神格】【聖魔覇気】【森羅万象】
加護【バルベリア】【ベルナート】【ハデス】
称号【時空使い】【創造主】【神界の力】【魔界の力】【武器師】【製作者】【万物の王】【魂の器】
アイテムバック
青い小石 31 薬草 7 魔石ゴブリン 3
***以上となります。スキルの統合整理致しますか?***
自分のスキルを見て固まっていて、ハンスは空返事をしていまった。
「う、うん・・・」
***スキル統合・整理を開始します***
(スキル器用・知力・怪力・速さ・守・運・指揮を統合します・・・完了!【身体能力upⅠ】に変化され固有スキルに入ります)
(常時スキル疲労軽減・自己再生を統合します・・・完了!【オートリジェネレーションⅠ】に変化され常時スキルに入ります)
(スキル魔力感知・気配察知を統合します・・・完了!【万能感知】に変化されスキルに入ります)
(スキル万能感知は、神格に統合されました)
(スキル鑑定は、神格に統合されました)
(スキル並列思考は、神格に統合されました)
(スキル剥ぎ取りは、神格に統合されました)
(スキル分身は、神格に統合されました)
(スキル魔力操作は、神格に統合されました)
(スキル農業は、神格に統合されました)
(スキルオートリジェネレーションは、神格に統合されました)
(スキル属性魔法・精霊魔法・暗黒魔法・神魔法を統合します・・・完了!【大魔術】に変換されゴッズスキルに入ります)
(大魔術から称号【大魔術師】を得ました)
(スキル強化・付与・調合・錬金・武具制作・防具作成・アイテム制作・料理・分解・統合を統合します・・・完了!【錬金術】に変化されスキルに入ります)
(スキル錬金術は、神格に統合されました)
(スキル隠蔽・隠密・鷹の目を統合します・・・完了!【忍ぶ者】に変化され固有スキルに入ります)
(スキル物理攻撃耐性・属性魔法耐性・聖魔攻撃耐性・精神攻撃耐性・状態異常耐性・神魔法耐性・属性魔法・精霊魔法・暗黒魔法・神魔法を元に新たなスキルとして発現させます・・・成功しました。スキル【多重結界】が発現され魔法スキルに入ります)
(多重結界から称号【結界師】を得ました)
(スキル多重結界を、ゴッズスキル神格に統合します・・・完了!)
(魔法スキル・常時スキル・スキルを、ゴッズスキル神格と同調致しました)
(神格と大魔術を同調致しました)
(スキル統合・整理が完了しました、ステータスを再表示致します)
名前 ハンス 種族 人間-神 年齢 6歳
所在地コープル
装備
ナイフ 布の手袋 布の服 革の靴
固有スキル【時空間創造操作Ⅰ】【従える者Ⅰ】【生命の息吹Ⅰ】【能力向上Ⅰ】【聖魔召喚Ⅰ】【武器使いⅠ】【身体能力upⅠ】【忍ぶ者Ⅰ】
耐性スキル【物理攻撃耐性Ⅰ】【属性魔法耐性Ⅰ】【聖魔攻撃耐性Ⅰ】【精神攻撃耐性Ⅰ】【状態異常耐性Ⅰ】【神魔法耐性Ⅰ】
ゴッズスキル【神格】【聖魔覇気】【森羅万象】【大魔術Ⅰ】
加護【バルベリア】【ベルナート】【ハデス】
称号【時空使い】【創造主】【神界の力】【魔界の力】【武器師】【製作者】【万物の王】【魂の器】【結界師】【大魔術師】
アイテムバック
青い小石 31 薬草 7 魔石ゴブリン 3
「あ、ああ、うん、かなりスキルがさっぱりした・・・。でっ、このステータスは誰のステータス?」
***神格も含め、ここに表示されているのは主である個体、ハンスのものです***
ああ、何か頭が痛い、2つの魂を統合して貰ったと思ったら・・・とんでもない事になってしまった。
***違います、正確には3つの魂の統合です***
あっ、はい、僕の思考まで読めるんですね。
***勿論です。私はハンスであり貴方のスキルですから***
そうなんですね。あのー、スキルと称号に意味が分からないものが・・・って言うか、殆ど分からないんだけど?
***各スキル・称号の確認完了しました。
それぞれ説明しながら記憶に取り入れます***
神格はそれぞれ説明していった。と、同時に僕の記憶に焼き付いた。
説明が完了した僕が思ったんだけど。
神格の万能説と、僕の化物説。
はぁ・・・これからかなり不安だ。
6歳の僕にいろいろあり過ぎでしょ!
でも、これからいろいろやる事が増えたのは確かだ。
まず、スキルの確認だ。
理解はしたが。実際に使わないと分からない部分もある。
僕が憧れる冒険者になるにしても、スキルだけ有っても経験を積まなければ有効に使えないしだろう。
そうなると経験を積みスキルのレベル上げもしなきゃいけない。
魔法や従える者も興味を惹かれたが、まずは時空間創造操作だ!神格が手伝ってくれるみたいで早速だけど使用してみる。
その前に、時空間創造操作の能力は。
【時空間創造操作】
時空間創造・時空間の時間操作・時空間転移 だ。
これだけだといまいち分からないが、まず目的に応じた時空間を作成する。
その場所の時間まで操れる。
1度行った場所なら瞬間、とはいかないが移動可能らしい。
更に、今居る場所もバルベリアさんが創造した時空間であり、僕の世界も遥か昔に天界の神と、魔界の神によって共同で創造された時空間だった。
このような時空間は今や星の数程あるらしい。
てな事で僕もひとつの世界が創れる様になって今からワクワクが止まらない。
だがその前にだけど、練習として取り敢えず持っているアイテムを時空間に出し入れする作業をしているのだが
うん!問題無いみたいだ。
その時空間はアイテム等専用だから【アイテムボックス】と名付ける。
次に、ひとつの時空間を創造に移る。
まず世界をイメージし、そこに繋がる扉をイメージ。
問題なく創造出来たみたい。
そして中に入るとそこは目の前全て草原だった。
「うわぁ!思った通りになってる・・・生物や植物はどうやったら増えるの?」
「おう!その事は俺が説明してやる」
「まず、生き物や植物の創造だが、スキルレベルに応じて創造出来る物が増えていく。が、初めは期待しない方がいいかもな。次は他の時空間から持って来て繁殖させるのも手だな。ここで良い点だが、他の時空間から連れてきた存在が初めて繁殖に成功せれば、スキルレベルに関係なく創造可能となる。因みにだが、簡単な建物も創造出来るし、草原だけではなく、川や海に山など初期段階で作成出来るぞ。神格があるなら更に楽に管理出来る筈だからやってみるんだ」
「うん、やってみる!神格もよろしくね」
***了解しました***
更にバルベリアさんが言うには、スキルや経験からも創造出来るものが増えるという。
生物もいろいろな種類の創造出来るが・・・これまた微妙な者達しかいなかった。
例えば、魚類なら全身透明のひらひらが付いた何か。
しかも、思考あまりが無くプカプカ浮いている奴だった。
取り敢えず、大陸を幾つか作り、それぞれ違う特色の大地を創造し、その後は適当に生物を創り出し管理は神格に丸投げした。
しばらくこの大陸には足を踏み入れないかもしれない。と、思いながら・・・。
次にもう一度時空間を作成し、そこには立派な石と木で出来た大きな家を作成した。
後の方には広い農耕地を作成し、ここを【拠点】と名付けた。
最初の時空間はテストみたいなもの・・・本題はここからだった。
僕が住んでいた世界から、植物・野菜・果物等をここに植えて栽培する計画を考えた。
もし何かあったらここで暮らせる為に。
まぁ、そうならない事を祈るしかない。
こんな力を手に入れたんだから、もしかしたら元の世界には住み辛くなるかも。と神格からのアドバイスだった。
「無事、時空間も創造出来たみたいだな!次はどのスキルを試していくのだ?」
次に試すものは・・・スキル【従える者】に決めるか。
神格・・・俺もほしいなぁ・・・
3月7日句読点・誤字の修正を致しました。




